2022 年 10 月に、初めて転職しました。
それから 1 年、「卒業」した会社からお声掛けいただき「君の会社は 5 年後あるか?」というテーマで講演する機会をいただきました。
話した
講演というとこそばゆいですね。なんというか私にとっては小噺の席です。
「君の会社は 5 年後あるか」。酷いタイトルですね。笑
でも率直な問いかけ?です。本のタイトルを借りています。
そして結論です。出オチです。
元ネタは以下です。
会社がなくなることもあるだろうし、会社はあっても自分の椅子がなくなることもあるかもしれません。そんなとき。
その心は?以下アウトラインを紹介してみます。
「発信」で何が得られた?
- 人と繋がれた
- 自分が成長できた
- 自分の考えを伝える力がついた
発信の枷 : 「三大ナイ」を考えてみよう
発信の枷とは
- 時間が無い
- 自信が無い
そして… ?
リフレーミング
ネガティブな考えや、短所・欠点として見えていることも、物事の捉え方を変えて考えることで、長所や利点として捉えられるという思考方法
cf. ポジティブ シンキング
短所を否定したり、ネガティブな気持ちを隠したりすることで、ポジティブな気持ちに切り替えること
悪く言えば上辺をつくろった方法とも捉えられる
リフレーミングで、相互理解をし、共感するアプローチをすることで、見方や考え方自体を変えられる
1) 時間が無い
具体的には
不具合修正 > 記事を書くこと
本当はそれも建前で
(目の前のやって意味があるのかないのかわからないけどとりあえずやらなきゃいけない) 不具合修正 > 自分のやりたいこと > > > > > > > > > > > > > 記事を書くこと
でも、先輩とか会社とかどうでもいいから
自分の内側 に優先順位を持て
これは将来の自分のためになる by 1/n の私
2) 自信が無い
具体的には
自分の知識なんて大したことない
完璧じゃない記事じゃ許せない
むしろ知らないことの方が多い
世の中皆天才ばかり
萎縮しちゃうしかない
つらい
でも、んなこたーないんです。
自分 の体験の第一次情報源は 自分 である。
そして自分が何かを突破した感動とか「できた!」の経験と知恵は誰かの役に立つ。
日々の業務にもう一歩、深掘りする気持ちを持つと書ける by 1/n の私
最大の発信の枷: 褒められない
具体的には
- 無反応 誰も読んでない
ていうか
- 「承認欲求」高いと思われるのはずかしい
でもそれはホント?「承認欲求」高いって恥ずかしいことなんだろうか、褒められたい気持ちは別に誰のせいでもないのでは。
もっと「褒められたい」が動機でテックブログ書いても良いとおもう。
褒めてもらえる職場で働きたいし私は今の職場で褒められてとてもうれしい。
それはマネジメントたち、もっとがんばれよだとも思う。
たとえばリーダーは、チームメンバー全員の誕生日知ってますか。有給消化日数把握してますか。
忙しいとかただの言い訳なんじゃないか!?
部下や後輩からのリアクションは最優先事項として対応できる、そんなマネジャとはたらきたい。
自分は今この 1 年間過ごしてみていま一番しあわせかって言ったら周りの同僚が驚くくらい本当に優しいことでした。
自分が声かけたらぜったい反応してくれる ぜったいって本当に絶対なんです。
アウトプットに限らないですけど、チームメンバーがこういう伸びしろの活動に時間を費やせてないとしたらマネジャのせいなのではとすらおもう。言いすぎだろか?
最近意識している言葉
- フィードバックはギフト
- お天道様は見てる
だからこういううれしいことがある。書いてもらった記事。
続けてみること
食べる量を減らして 運動するだけで体重って減るんですよ。
結果とか、自分の足跡がログにのこるって本当は嬉しいことだし将来ぜったい役に立つよ。
自分のためでいいとおもってます。これは ChatGPT に書かせているわけじゃないガチなんです。
私最近 ほんとうに朝ランしてて 今まで運動するとポジティブになるとかウソだと思ってたけど本当なんですよ。
適度な運動ってほんとうに身体だけじゃなく心に効いてくる。
時間が無い
自信が無い
褒められない
発信は良いぞ ――
私の 2022.10 - 2023.10 この 1 年のふりかえり
- Qiita の Meetup に呼ばれた
- 自己紹介に使えた
- ほかのアルムナイと繋がれた
- スキル向上につながった
自動車用トンネルを抜けた後もヘッドライトを点灯して走行しそのまま駐車しバッテリーを上げてしまうという「苦情」。対する解決策としてトンネルの出口に「ライトを消せ」という標識を出すことが考えられるが、今度は夜中にライトを消す人が出る。あなたがトンネル管理者ならどんな標識を考えるか?
「ライト、ついてますか」の連続
- ユーモアのセンスのない人のために問題を解こうとするな
- 彼らの解決方法を問題の定義と取り違えるな
- 彼らの問題をやすやすと解いてやると、彼らは本当の問題を解いてもらったとは決して信じない
わかったこと
- 知らないこと は恥ずかしいことじゃない
- 変だと思ったら変だと言って良い
- 時間を無駄にしなくて良い
- 助け合って良い
転職して意外と一番心がけてるのが工数入力とか勤怠とか「クッソつまらないルールこそ守ること」だったりする。「ごめんなさい遅刻します」って例えば私のことを全く知らない人が上の言葉を聞いたときに
少しくらいなら良いよと思うか、え、遅刻すんのと思うか、まあ普通は後者なんじゃないのと思う。幸い今の会社は前者で受け止めてくれる人がふつうに結構いる (てかそれもすげえ。感動している) んだがそういう問題じゃなく、これはふつうは信頼貯金というそのコミュニティに属しているだけで溜まっていく貯金のおかげなのである。本当は。言葉に表現されていないコミュニティのルールを覚えなおす。というのが転職してみて良い経験になっているという話。お仕事時間の規約が 9 時-17 時だったとして、ほんとうに皆 9 時から席について仕事するか、8:30 からか、9:30 かはわからない。
私の前職はフルフレックス、12 時からお仕事開始の人も全然いた。それは全部「自己責任」「結果出してりゃOK」だからという理解だけど、それはみんながまだ若かったから功を奏してたルールなんだと思う。フルフレックス的ルール下でも、おっさんが 12 時から出勤してたら陰で窓際って言われるんじゃねえかな。と最近はおもって一層、つまらないことはしないように一番心がけています。
まとめ
まとめ?の代わりに、早速反応してくださった方々の発信。
以上本当におそまつさまでした!感謝感謝です。また呼んでくださいね。