「書く」。テキストコミュニケーション、難しいですね。
以下、かんたんにちょっとだけテキストコミュニケーションがうまくなるというTips中のTipsです。
Tips
- 文章の温度感を相手に合わせる
- 丁寧度を相手に合わせる
- 目上の人、目下の人、気にせず、相手に合わせる
- 絵文字と!、~、を駆使する
- 伝える順番を意識する
シチュエーション別
Case1. 先輩に、今すぐにMerge Requestを見て承認してほしい
できれば今すぐ、30分以内。
Bad practice
「すみません、お時間よろしいですか」
で、返信を待つ。
ではなく用件は、端的に、何をしてほしいのか書いてしまいましょう。
Good 例1
「すみません、今 Merge Request を見てもらえますか、問題なければMergeまでお願いします 」
(理由)を2文目でかんたんに説明するとより素敵。
Good 例2
「Mergeしてもらえますか」
「Mergeお願いしたいです🥺」「Mergeをお願いしたいです!」 etc.
?を疑問文で使わない (疑問文はそもそも強い表現に見えがちですね)
疑問文をそもそも使わない
Good 例3
「Mergeしてもらえますか~」
「Mergeお願いしたいですー🥺」etc.
「~」あるいは「ー」、をつかう、絵文字を使う
**つまり一言で相手に行動が促せ、忙しいであろう人の行動に合わせられるコミュニケーションが結局は良いのです。
Case2. トラブルの調査状況を聞かれている
これもできれば今すぐ、30分以内に返したい。
Bad practice
「すみません、まだ手を付けられていません」
事実なのだが、相手はどうしたらよいかわからないので進捗ナシになってしまいますね。
Good 例1
「おまたせしています!」
「いま手を付けるところです」
進捗は変わらないのですがせめて気持ちは前向きになります。
Good 例2
気持ちだけ前向きになっても仕方ないでしょうか?
「いま手を付けるところです」
「まず *** していただければ、状況は回避できると考えています 」
もちろん、頭の中で思いついているアイディアだけでもあれば共有してしまいます。
Case3. 選択を問われている
はたまたこんなケース。
せっかく問われている状況なのですから選択したいですよね。
Bad practice
「どちらがよいでしょう...」
どっちでも良いのなら、かえって決めて答えてみたほうが早いことがある。
Good 例1
「自分としては~~がよいかなと思ったりします」
決めてしまったほうが相手が楽だったりするのです。仮決定案らしく言ってしまうと議論が早々に進みます。
Good 例2
「~~をたたき台としておくのでもし何かあればアドバイスください」
自分の作業も滞らず素敵です。
Case4. 禁止のお願いをする時
ただでさえいいづらい内容。
Bad practice
「~~するのはやめましょう」
「遅刻するのは、やめましょう」
Good 例1
「~~するようにしましょう」
「早く来るようにしましょう」
わかりやすいアクションのお願いになりました。
Case5. 休む、早退するなど
これも、いいづらい内容。
Bad practice
申し訳ありません、のみ
Good 例1
用件のみ書いておけば良し。
「ありがとう」の気持ちを忘れずに!
参考
-
愚痴: 非生物に対するボヤキ
- 愚痴は書いたらいい
-
悪口: 生物、とくに生身の人間にたいするもの
- 悪口は書いてはいけない
- テキストで噛み合わなければ腹をくくり、Web会議で1度すり合わせます。
以上です~