スカンクワークとは
https://en.wikipedia.org/wiki/Skunkworks_project (翻訳)
スカンクワークスプロジェクト(''skunkworks project'')とは、通常、少人数でゆるやかに構成されたグループによって開発されるもので、主に革新のためにプロジェクトを研究・開発するものである。この言葉は一般的に技術プロジェクトを指し、ロッキード・マーチンの先進開発プログラム(旧ロッキード先進開発プロジェクト)の公式な別名であるスカンクワークスが起源となっている。
スカンクワークスプロジェクトは、高度な自主性を持って官僚主義にとらわれずに運営されていることが多く、高度なプロジェクトや秘密のプロジェクトに取り組むことを使命としている。これらのプロジェクトは、開発が成功した場合には、通常のプロセスに従って後から製品が設計されるという理解のもと、秘密裏に行われることが多い。
日本語解説
・スカンクワークとは、社員が本来やるべき業務以外の自主的活動をいう。
・社員に業務外の自主的活動を自由に行なわせることで、新規事業の芽を見出したり、イノベーションが生まれたりすることを狙いとしている。
例えば15%カルチャー
例えば20%ルール
Google には、20% の時間は自分の好きなことを自由にやっていてもよい、という「20%ルール」があります。 Google News や AdSense などの製品はこの 20%ルールが元となって生まれています。
但し...
The '20% Time' Perk at Google Is No More - The Atlantic
Googleが今も実践する「20%ルール」で、未来の自分に投資するメリット | ライフハッカー[日本版]
エンジニアの中には、これを「120%ルール」と称する人もいました。つまり、執務時間の一部を自由な発想の時間に置き換えるのではなくて、通常業務に加えてさらに20%多く時間を使うという意味です。
まとめ
「スカンクワーク」そのものは業務時間内にやるとか、やらないとか、そういった決まりはない。 = 「スカンクワーク」を業務時間内にやることを認めてくれている、推奨してくれている会社はすばらしい。
ということを理解し、金曜日は「スカンクワーク」ができる日だと良いなあなどと思いながらまとめた。冒頭の通り「これらのプロジェクトは、開発が成功した場合には、通常のプロセスに従って後から製品が設計される」べきらしいので、会社にこの仕事を認めさせるまで頑張るという意思を持てという意味でも、「スカンクワーク」という言葉を大事にしたい。
Google Japan Blog: 20%ルールの話 ではこんな社内ツールの小さな改善もこの「20%」のところからうまれたらしい。
以上参考になればさいわいです。