前の日の読書メモ (「世界一流エンジニアの思考法」を読んで、そのメモ #読書 - Qiita) に出てきたチームワークという話。特に転職してみて「チームワーク」大事だな、チームワークに助けられているなあと思うことが多い。
先に全く関係ないところから引用するのだが、最近以下記事を読んだ。
上にまとめられているような内容は耳タコで聞いた。先の「思考法」の良いところって意外とそれとも似てるんだよなあと思うことも多々ある。
多々ありつつも、似てないところもある。自分なりに最近アップデートしようとしている部分を書いてみる。
「マサカリ上等」か?、「批判文化は良いことない」か?
会社に限らずそしきは人、「チームワーク」が大事だと思う。そこに存在する伝統、我々の業界の「マサカリ」。
マサカリとは愛である。
私もそう思う。ただそれは単にその時代背景から体験してきた世代であるからだけかもしれないとも思う。私は中学校の部活ではぶっ叩かれたこともあるし就活の時に流行りだした言葉は「勝ち組負け組」だ。2ちゃんねるど真ん中だ。
一方で今年初めて小学校に入ったこどもの運動会を応援した。あのね、全然順位付けが無いの。ただ徒競走して各々記録を取るだけなの。あとはダンス。良かったよ。でもそこはマサカリの無い世界なの。
彼らが社会に出るころに、果たしてマサカリって通用するだろうかと思ったよ。
イチロー談、自分で自分に厳しくなるしかない論
イチローも警鐘を鳴らした…「大人に叱ってもらえない」Z世代が直面する「やさしさという残酷」(御田寺 圭) | 現代ビジネス | 講談社(1/6)
これは一見すればやさしさをまとってはいるが、しかし同時に、若者たちに「剥き出しの自己責任」を課していることと表裏一体だからだ。
イチロー氏が述べるように、ある時代までは、自分で自分を厳しく律することができない人であっても、その人の近くにはきっと「厳しい大人(先輩)」がいて、その人の自堕落さや怠け癖をシバいてくれていた。だからこそ、自分を甘やかして易きに流れるような者でもどうにか脱落することなく、それなりのクオリティに仕上がることができていた。とくに若者は遊びたい盛りなのだから、自分でそうした欲望を厳しく律して生活するのは容易ではない。
本田、メンタル強い論
メンタル強い弱いとは。
これからやれることにフォーカスしている限りはポジティブでいられるとの話をしている。
結局?
冒頭のチームワークにようやく話を戻すが、最近思うこと。チームで働くときにマサカリは、お尻をたたいて動かすこと、ニンジンは、釣って動かすことだと思う。どっちでもいいんだけどひっくるめて「チームワーク」というフレームは同じで、それぞれの納得感がそのチームで形成できてると皆で成長できるんだろうねえ。だから相手がマサカリをどう受け止めているかを見極めて投げないといけないんやねえ。相手がマサカリを受け止めきれるかどうかなんて普通はわからないので、だったらまずはみんなで皆に優しくし合うほうが皆いいし、自分もそれによって受ける恩恵というか、そういう優しいチームで働くことの心地よさにはかなり感動している。
つづく
年取って批判だけしていても偏屈に見えるだけだって話もある。このマサカリ カレンダーは面白いけどな。
ってことでお前らのマサカリは間違っているって話だった。つづく。