「ヘルシープログラマ」。オライリーより。
長時間座ったまま仕事を続けるプログラマには、腰痛、手首の痛み、目の痛みや頭痛がつきものです。少しの間イスから立ち上がったり、食生活を意識したり、体重などの数値を計測するなど、生活習慣を変えるだけで健康状態は改善します。 本書は、身体を意識することの重要性やウォーキングが健康に及ぼす好影響、栄養を意識した食事、簡単なエクササイズを解説し、さらに眼精疲労や腰痛など、プログラマが直面する様々な健康問題を回避し克服するアイデアとテクニックを紹介します。日本語版では吉岡弘隆氏による「散歩とイングレス」を付録として収録。プログラミングを快適に続けたいと考える技術者必携の一冊です。
という一冊です。
感想
- 「本書を読むべき最大の理由は、あなたの生活がそこにかかっているからです。ただし、2番目に重要な理由として、あなたのキャリアがそこにかかっているということもあります。プログラマという愛する仕事をこの先何年も続けたいと思っているなら、本書を読んでみてください。」
- 目次が熱い
- 1.1 健康のユニットテスト
- 1.2 精神と身体のつながり
- 1.3 健康へのイテレーティブなアプローチ
- 1.4 習慣の背景にある科学
- 1.5 習慣の再プログラミング
- 新しいことを学ぶ前後にエクササイズをすることで、その内容を記憶しやすくなる
- 今すぐ散歩してみましょう。本書を置いて、歩き回ってみて、血流を活発にしましょう。5分から10分ほどしたら、戻ってきて中断した部分を読み直してみてください。あなたの思考、記憶、集中の能力は、脳に血液が戻ってきたことによって拡張されているでしょう。実際に、いくつもの科学的研究によって、この種のエクササイズが新しいことを学ぶ能力に直接的なインパクトを持つことが示されています
- 運動をしっかり初めて以来、確かにこれを感じていた。単に筋力が増えるとか持久力が増えるとか以前に、運動している間に良く頭がさえたりアイディアが浮かんだりうまく記憶が定着したりして仕事にメリットになると気づいた。
- 今すぐ散歩してみましょう。本書を置いて、歩き回ってみて、血流を活発にしましょう。5分から10分ほどしたら、戻ってきて中断した部分を読み直してみてください。あなたの思考、記憶、集中の能力は、脳に血液が戻ってきたことによって拡張されているでしょう。実際に、いくつもの科学的研究によって、この種のエクササイズが新しいことを学ぶ能力に直接的なインパクトを持つことが示されています
- 歩数計を買う、安静時心拍数を知る
- Fitbit を格好つけに買ったが正しかった
- PC スタンド的なものを買った方がいいのかもしれない
- 「意識的に食べるためのフローチャート」
- 腰痛、頭痛、目の痛み なんだな
- 腰痛対策
- ミーティングや電話中は立つようにする
- 休憩の間は立つようにする
- 昼食時に散歩する
ウォーキングのメリットは否定の余地がないものであり、この議論に最も関係するメリットは、ウォーキングは腰痛を減らすための役に立つということです。
- 「椅子を離れるのに最もいい方法の1つは、コードを書く必要がない時には立ち上がるようにすることです。ミーティングの間は立ち上がる習慣をつけましょう。そうしておけば、目を覚ましておくことだって簡単だと分かるかもしれません!」
まとめ
書いてあることは結局いかに運動するか、良い食事をとるか等々である。が、「そうは言ってもコードを書かないといけない、座らないと作業が進まない」あるいは逆に「立つ必然性がなかなかない」、我々の職業の中における悩みに特化した解決策が書かれている点で有意義な本だと思う。
以上です~
つづく。