【LTイベント】Qiita Night〜記事投稿イベントお疲れ様会〜 というものが昨晩ありまして、初めてそこでLightning Talk したのでその感想文です。慣れない場所で突然喋ってと言われた!でも興味は当然ある!などという開発者の参考になると嬉しい。
筆者スペック
- 2003年に新卒未経験で「ベンチャー」的企業に入社。顧客は大企業。
- パッケージソフトの開発、保守。途中で海外赴任したり、産休とったり育休とったり、のらりくらり生き延びてる。
- 最近になってようやく、わりとQiitaに雑記を書いている。会社の資産と言うより自分の資産を作りたい気持ちからかもしれない。色々手は動かしていたいし、世の中をみていたい。意欲だけはある。
- で、目に留まったと言ってくださっていた。
感想
なぜ受けようと思ったか
本当は自社でもそういうイベントを外向けにやればいい。Qiita書いているのも半分は自分の資産、半分は本当に自社の知名度に貢献したら良いと思って書いている。しかし実際外向けに喋るという時、恥ずかしいクオリティの発表はできない。ましてや自分が会社内で企画とかそうとう骨折れ(略
いえ、お声掛けいただいて本当に有り難かったです。
もちろん個人として普通に、普段話す社内の開発者とは別のドメイン、ビジネスと関わる参加者にまじり、お話させていただけるなんてまたとないチャレンジの機会。刺激を受けたい。というか楽しそう。
心配だったこと
1.「私で良いんでしょうか?」
...に尽きる。本当に私はどちら様?だと思っている。普段は社内で知れている顔だから偉そうに喋れるけど、私のバックグラウンド、名前すら不一致の状態でいいお土産を渡せるお話ができるだろうか。
2. チビが絶対ウルサイ時間帯
私事ですが4歳娘、2歳息子が家におります。勉強会の類は聴衆として「ながら聴き」は何度かしているものの、この「晩ごはん~お風呂」の時間帯にましてや自分が人様の前で喋るなど成立するのだろうか。
そんなことは杞憂で、結果、良かったこと
初めての世界との遭遇。
自分の場合は誘われてのラッキーなケースだったので、変に責任を進行各位に放り投げた気分で臨めたというか、変な表現だが、チヤホヤしてくださって恐縮した。嬉しかった。私に喋ってくれと言ったのは皆様ですよ~という無責任でいられた。2番目の心配についても最初の段階でお伝え済みだったので、それにも関わらず「ユルい雰囲気でよし」と言っていただけていたので、ヨシ!という気分でした。そういう事務的な懸念は先に取り除いておくのは大事ですよね。
どういう準備をしたか
普段の社内でのプレゼン的な機会同様だが、聴衆に何を持ち帰らせるか。結果なんだか私の提供できるものは知識じゃないのです、経験とか、マインドみたいなものとかです。というかただの経験談です。結局私が書いたものによって声をかけていただけたわけなので、その記事タイトルをともかく紹介するなどにしました。
考えた挙げ句、以下に絞った。
- 自分がどちら様であるかを伝える。
- 会の趣旨に則り、「新人プログラマ応援 - みんなで新人を育てよう! - Qiita」にあやかって、自己紹介がてら、私の新人時代の話を振り返ってみたい、という方向。
リアルな現場ならどういった方々に語りかけることになるのかを想像。で、参加者各位と目線が合ったら良いな、というイメージで望んだ。難しいですがここに尽きますよね、せっかくなので「お土産」を渡したい。しかしどういったところに興味を持っていただいて参加されているのか。
参考にしたスライド等
参考にしていたらもうちょっとマシな見栄えのものができていたはず...なのだが、いえ皆、スライド作るの上手すぎるし、私は下手すぎる。しかし大事なのは見栄えというよりそのテキスト、という意味で、Markdownでテキストに注力。 以下ツールで仕上げた。
内容はこの記事では触れずまた別の場で。ですが、リモートでのプレゼンは反応が見えづらいのがやはり難点、というか自身にとっての不安。進行各位に是非マイクONで反応して欲しい旨最初に伝達。
まとめ
結果時間は簡単に、そして無事に経過。途中はチビを眺めながらイヤホンで聴いていました。緊張していない自己暗示をかけたいと思いながらやはり緊張はしていて、Twitter見たり社内Slack見たりしながらソワソワして各位の発表も聴いていた。最終的に、初めて記事というのは一方通行なのではなく相互作用までだなと実感した。
チャレンジの気持ちと冒険心、体力、自分の私生活、色々ありますが、お誘いくださった各位をリスペクトしつつ一緒に場と、業界を盛り上げることにつながっていたとしたら幸せな時間だったと言えると思います。
目線が偉そうになってしまいましたが、私の運の良さを差し引いても、ぜひ今後とも記事だけでなく人間として関わっていけたらなという経験でした。普通に、同じ業界に知り合いが増えるのは嬉しい。
補足
以上Twitterでお声掛けいただいて、初めて公共の場で「Lightning Talk」をした、という感想文。
タイトルは実は以前Zennの方に書いた上記記事の、姉妹記事的な感覚で書きました。
記事にするまでがLightning Talk。お粗末様でした。改めて大変ありがとうございました