Raspberrry Pi Zero, Raspberrry Pi Zero W で Raspberry Pi OS がクラッシュする.
クラッシュやら Kernel Panic する場所が一定しない。
とにかく動作が不安定である。それも1台だけではない。複数台。
Raspberry Pi Zero W のCPU Broadcom BCM2835 は 1GHz で動作する仕様となっているようですが、実際問題 1GHz で動作させようとすると 動作が不安定で Kernel Panic など "クラッシュ" がたびたび発生して、使い物になりません。
昔の Raspberry Pi OS 10 (buster) の頃は、こんな事なかったような気がしますが、 11 (bullseye) では少なくてもこのような状況です。
このような理由からクロックを落として使用すれば解消されます。
SDメモリカードの /config,txt
を編集して arm_freq=800
みたいに周波数を設定します。
この例では 800MHz で動作します。(とおもいきや 実際には PLLなどの仕様上の理由で 700MHz あたりで動作するっぽいです)
クロックの測定は vcgencmd measure_clock arm
で測定でき、確認できます:
$ vcgencmd measure_clock arm
frequency(45)=700000000
これにより、何台も使っている Raspberrry Pi Zero クラッシュ (Kernel Panic) を起こすことはなくなりました。