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Raspberrry Pi Zero で OS がクラッシュする CPU動作クロック早すぎ問題

Last updated at Posted at 2023-12-09

Raspberrry Pi Zero, Raspberrry Pi Zero W で Raspberry Pi OS がクラッシュする.

クラッシュやら Kernel Panic する場所が一定しない。

とにかく動作が不安定である。それも1台だけではない。複数台。

Raspberry Pi Zero W のCPU Broadcom BCM2835 は 1GHz で動作する仕様となっているようですが、実際問題 1GHz で動作させようとすると 動作が不安定で Kernel Panic など "クラッシュ" がたびたび発生して、使い物になりません。

昔の Raspberry Pi OS 10 (buster) の頃は、こんな事なかったような気がしますが、 11 (bullseye) では少なくてもこのような状況です。

このような理由からクロックを落として使用すれば解消されます。

SDメモリカードの /config,txt を編集して arm_freq=800 みたいに周波数を設定します。

clock800mhz.png

この例では 800MHz で動作します。(とおもいきや 実際には PLLなどの仕様上の理由で 700MHz あたりで動作するっぽいです)

クロックの測定は vcgencmd measure_clock arm で測定でき、確認できます:

$ vcgencmd measure_clock arm
frequency(45)=700000000

これにより、何台も使っている Raspberrry Pi Zero クラッシュ (Kernel Panic) を起こすことはなくなりました。

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