はじめに
2020年10月にmasterが差別用語にあたる可能性があるためGitHubのデフォルトブランチがmasterからmainに変更されました。その経緯についての深堀りはここではしません。知りたい方はこちらのURLがわかりやすかったです。
問題点
リモートブランチとしてGitHubを用いる場合デフォルトはmainですが、Git(ローカルブランチ)のデフォルトはmasterのままです。このままでは祖先のブランチ名が異なるためGitHubにpushできません。
一度だけならブランチ名を変更して対応してもいいですが、毎回ブランチ名を変更するのは面倒ですよね、そこで、デフォルトブランチ名を変更して自動で生成されるブランチ名を変更しましょう。
対応としては、Gitのデフォルトブランチを変更するかGitHubのデフォルトブランチを変更するか2種類ですね。その両方の方法について記述してみました!
変更方法
1. Gitのデフォルトブランチをmaster→mainに変更する
git config --global init.defaultBranch main
以後、git init
した時にmainブランチが生成されます
設定が反映されたか確認する方法(知りたい人だけ見てください)
方法は色々あると思いますがここでは2つ紹介します 1つ目 `$ git config --list` を実行して init.defaultbranch=main になっていればOK 2つ目 /home/.gitconfig ファイルを開く(homeはホームディレクトリ、.gitconfigファイルは隠しファイルです) `[init] defaultBranch = main` になってればOK2. GitHubのデフォルトブランチをmain→masterに変更する
下記のリンクをクリックした後、mainからmasterに変更してUpdateしてください
https://github.com/settings/repositories
さいごに
mainを使うのかmasterを使うのか、developなどのそれ以外の名前を使うのかは会社やチーム事に違うと思いますが、上記の方法で変更できますね。以上です!