dashDBデータロード方法
2016年3月時点でdashDBへのデータロード方法としては、いくつかの種類があります。今回はクラウドストレージであるSoftLayer Object Storageを使用したデータロード方法(Load from Cloud Swift)についてテストした結果を記載したと思います。(Load from Desktopはsaboten10さんの記事が参考になるのでリンク先追加してみました。)
- Load from Desktop
参考:BluemixでAnalytics 〜dashDBにデータをロードしてみる- Standard
- Aspera (Beta版:2016年3月時)
- Load from Cloud
- Amazon S3
- SoftLayer Object Storage ★今回はこちらをご紹介します。★
- Load from Geo Spacial
- Load with Data Works
- Synchronizing data from Cloudant database
各種ロード方法の選択に当たっては下記のような基準があるようですね。
※2016年3月時点で上記以外にAsperaを使用したdashDBへのデータ転送方法ベータ版が使用可能になっています。そちらについては上記に含まれていません。
参考文献: Getting Loaded with IBM dashDB
参考文献: dashDBへのデータロード方法
大容量データ高速転送ソリューション - IBM Aspera
SoftLayer Object Storageを使用したdashDBデータロード方法
SoftLayer Object Storageを使用したデータロードの手順としては下記のような感じです。
①.SoftLayerアカウント作成、Object Storage使用開始
②.SoftLayer オブジェクトストレージ認証情報取得
③.CloudBerryツールを使用したSoftLayerオブジェクトストレージへの転送先設定
④.CloudBerryツールを使用したSoftLayerオブジェクトストレージへのデータ転送
⑤.SoftLayer Object Storage から dashDBへのロード
SoftLayerアカウント作成、使用するDCを選択、転送フォルダを作成する
SoftLayer オブジェクトストレージ認証情報取得
CloudBerryツールを使用したSoftLayerオブジェクトストレージへの転送先設定
CloudBerryツールを使用したSoftLayerオブジェクトストレージへのデータ転送
SoftLayer Object Storage から dashDBへのロード
以上でSoftLayer Object Storageを使用したdashDBへのデータロードの手順は終わりです。AWS S3と同じくクラウドストレージを使用したデータロードは速いので便利ですね。
参考文献
その他、参考文献としてyoutubeにCloud Storageを使用したdashDBへのデータロード方法について記載がありました。参考までリンク先を記載しておきます。
Bluemix 上で dashDB を活用する
デスクトップからdashDBにデータをロードする
クラウドから dashDB にデータをロードする
TwitterからdashDBにデータをロードする
move2cloudスクリプトを使用してデータをロードする