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buildifyとBlender-OSMを使って地図データから建物等を自動生成し、出力した物をneos(NeosVR)に読み込む

Last updated at Posted at 2022-09-11

自分用の備忘録として残しておきます。
細かい操作は必要に応じて調べてください。

用意するもの

Blender 3.2以上
Buildify
https://paveloliva.gumroad.com/l/buildify
Blender-OSM
https://prochitecture.gumroad.com/l/blender-osm

解説動画

公式ページ内の動画か、下記の日本語動画を参照。

手順

アドオンの追加

Blenderを開いてプリファレンス>インストールを選択。
Blender-OSMからダウンロードした「blosm.zip」を選択。
「Directory to・・・」
の真下の箇所に好きなフォルダを設定する。(ダウンロードしてきた地図データの保存に使用するらしい)
スクリーンショット 2022-09-11 212119.jpg

地図データの設定とモデルデータへの変換

画面右側あたりにあるメニューを開いて、Osmを選択すると画像のようなポップアップが出てくる。
スクリーンショット 2022-09-11 212446.jpg

selectボタンを押すとサイトがポップアップするので、
画像のようにマウス操作で取り込みたい地域まで移動・拡大させる。
スクリーンショット 2022-09-11 212618.jpg

「Show selection rectangle」ボタンを押すと、画像のように暗転するので
取り込みたい範囲を調整して「Copy」ボタンを押す。
スクリーンショット 2022-09-11 212905.jpg

Blenderに戻ってPasteを押すとブラウザ上のCoordinatesの値が貼り付けられる。
貼り付けたら、その下の設定を画像のように変更する。
スクリーンショット 2022-09-11 213151.jpg

次に[Geometry Nodes]の下のファイルに
Buildifyでダウンロードしてきた「buildify_1.0.blend」を指定する。
その真下の「名前」はbuildingに変更する。
スクリーンショット 2022-09-11 213429.jpg

importボタンを押すと地図データから自動的にモデルデータが読み込まれる。
スクリーンショット 2022-09-11 213607.jpg

ジオメトリーノードの編集

このままでは建物のデータが上手くFbxに出力されないため、少し手を加える。

Geometry Nodesタブを開き、「(自動生成された名前).osm_buildings」を選択。
スクリーンショット 2022-09-11 213816.jpg

ノードの画面を画像の箇所まで移動し、
「追加>インスタンス>インスタンスを実体化」を選択。
スクリーンショット 2022-09-11 214017.jpg

出てきたノードを下記のようにつなぎ変える。
繋ぎ変えたら、「(自動生成された名前).osm_buildings」の「ジオメトリノード」のモディファイアを適用する。
スクリーンショット 2022-09-11 214140.jpg

出力

後は通常通りにFBXをエクスポート、neos(NeosVR)への読み込みを行えば
画像のようにマップのデータが読み込まれる。
ただし、衝突判定などはないのでそのあたりは自力での設定が必須となる。
20220911205946_1.jpg

以上。

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