自分用の備忘録として残しておきます。
細かい操作は必要に応じて調べてください。
用意するもの
Blender 3.2以上
Buildify
https://paveloliva.gumroad.com/l/buildify
Blender-OSM
https://prochitecture.gumroad.com/l/blender-osm
解説動画
公式ページ内の動画か、下記の日本語動画を参照。
手順
アドオンの追加
Blenderを開いてプリファレンス>インストールを選択。
Blender-OSMからダウンロードした「blosm.zip」を選択。
「Directory to・・・」
の真下の箇所に好きなフォルダを設定する。(ダウンロードしてきた地図データの保存に使用するらしい)
地図データの設定とモデルデータへの変換
画面右側あたりにあるメニューを開いて、Osmを選択すると画像のようなポップアップが出てくる。
selectボタンを押すとサイトがポップアップするので、
画像のようにマウス操作で取り込みたい地域まで移動・拡大させる。
「Show selection rectangle」ボタンを押すと、画像のように暗転するので
取り込みたい範囲を調整して「Copy」ボタンを押す。
Blenderに戻ってPasteを押すとブラウザ上のCoordinatesの値が貼り付けられる。
貼り付けたら、その下の設定を画像のように変更する。
次に[Geometry Nodes]の下のファイルに
Buildifyでダウンロードしてきた「buildify_1.0.blend」を指定する。
その真下の「名前」はbuildingに変更する。
importボタンを押すと地図データから自動的にモデルデータが読み込まれる。
ジオメトリーノードの編集
このままでは建物のデータが上手くFbxに出力されないため、少し手を加える。
Geometry Nodesタブを開き、「(自動生成された名前).osm_buildings」を選択。
ノードの画面を画像の箇所まで移動し、
「追加>インスタンス>インスタンスを実体化」を選択。
出てきたノードを下記のようにつなぎ変える。
繋ぎ変えたら、「(自動生成された名前).osm_buildings」の「ジオメトリノード」のモディファイアを適用する。
出力
後は通常通りにFBXをエクスポート、neos(NeosVR)への読み込みを行えば
画像のようにマップのデータが読み込まれる。
ただし、衝突判定などはないのでそのあたりは自力での設定が必須となる。
以上。