はじめに
今やどこの開発現場でも何かしらのフレームワーク・ビルドツールを使うのが主流になっているかと思います。が、javacとかいうコマンドを使ってコンパイルする方法、みなさん覚えていますか?(私は覚えておりませんでした)
先日ふと「研修で習ったjavacコマンドってどうやって使うんだっけ?」と思い復習しましたので記録しておきます。
基本の流れ
- javaファイルを作成
- コンパイル
- 実行
さっそくHello World
javaファイルを作成
Main.javaというファイルを作成しました。
標準出力するだけの簡単な内容です。
コンパイル
先ほど作成したMain.javaをコンパイルします。
コンパイルとは、ソースコードの内容をコンピューターが実行できる形式に変換することです。
Javaにおいてはクラスファイル(バイナリコードのファイル)に変換することを指します。
実行コマンド.
javac ソースファイル名.java
今回はこんな感じ.
javac src/main/Main.java
そうすると、同じディレクトリに.classファイルが作成されます
$ ls src/main/
Main.class Main.java
実行
コンパイルしたプログラムをコンピューターに解釈させ、動作させます。
実行コマンド.
java クラス名
今回はこんな感じ.
java src/main/Main
# 実行結果
Hello World