はじめに
Blue Prism (ブループリズム)で右クリックをしたい!と思ったことはありませんか?
リンクを新しいウィンドウで開きたいときなど、右クリックの操作が出来るとより幅広い操作が出来るようになります。
この記事ではグローバルマウスクリックとグローバルキー送信を用いた右クリックメニューの選択方法を解説します。
グローバルマウスクリックを用いた右クリック
フォーカス → グローバルマウスクリック(right)
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まずはアプリケーションモデラーの「UIオートメーションモード」 でボタンを識別します。
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次に操作ステージを作り、プロパティからクリックしたい箇所に対し「フォーカス」「グローバルマウスクリック(中央)」「グローバルキー送信」のアクションを追加します。
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「グローバルマウスクリック(中央)」の「マウスボタン」に"right"、「グローバルキー送信」の「テキスト」に"{DOWN}{DOWN}{ENTER}"を入力します。(2回下矢印キーを押しEnterを押す操作)
これでリンクを新しいウィンドウで開くことが出来ます。
+α「Shift+F10キー」を用いた右クリック
フォーカス → グローバルキー送信(+{F10})
メニュー選択例:フォーカス → グローバルキー送信(+{F10}{DOWN}{DOWN}{ENTER})
右クリックのWindowsのショートカットは「Shift+F10キー」なので、右クリックの操作を行わずに「グローバルキー送信」で"+{F10}{DOWN}{DOWN}{ENTER}"を入力しても同様の操作を行うことが可能です。
グローバルキー送信でのキーの変換は以下の通りになります。
(ページ下部に参考公式リンクあり)
key | SHIFT | CTRL | ALT |
---|---|---|---|
code | + | ^ | % |
+α 右クリックメニュー内のショートカット
しばしば右クリックメニュー内に「Ctrl+R」「Ctrl+S」といったショートカットで選択出来るものがあります。このようなものはショートカットを入力することで実行できます。
右クリックメニュー内のショートカットを利用するには
- 「フォーカス」と「グローバルキー送信」のアクションを追加し、
- テキストにショートカットを入力します。(Ctrl+Sは"^s")
これだけで右クリックメニュー内のショートカットを利用することが出来ます。
メニューを開いてしまうとショートカットに反応しなくなってしまいます。
フォーカス状態でショートカットを入力してください。
まとめ
いかがでしょうか?
右クリックはグローバルマウスクリックとショートカットを利用することで操作できます。
また、右クリック内メニューのショートカットを利用する際はフォーカスとグローバルキー送信を組み合わせることで利用できます。