##string.xmlとは
string.xmlはアプリ内で使用する文字列関連を管理するXMLファイルのことです。
文字列リソースとも呼ばれます。
string.xmlを使用せずに直接記述することもできますが、
ここでテキスト情報を管理しておくと, 多国語の対応, サーバのURLを変更する等が, コードをいじらずに容易に行えます。
また、文字列が長文になった場合でも別の場所に格納すると、構造が分かりづらくなることもないため可読性の向上にもなります。
##文字列を定義する方法
string.xml
<resources>
<string name="app_name">TestApp</string>
<string name="hello_world">Hello world!</string>
<string name="apple">りんご</string>
</resources>
のように記述して使用します。
##レイアウトのxmlで取得するには
activity_main.xml
<TextView
android:layout_width="fill_parent"
android:layout_height="wrap_content"
android:text="@string/apple" />
@string/xxx でstringタグで指定したキーを指定すると紐づいている文字列が取得できます。
そのため、上記のように記述すればstring.xmlのnameで定義したappleから「りんご」という文字列を引っ張ってくることができます。
##Javaのプログラムで取得するには
MainActivity.java
textView = findViewById(R.id.appTitle);
String title = getString(R.string.app_name);
textView.setText(title);
上記のように記述すれば、
idがappTitleであるtextViewのtextにstring.xmlのnameで定義したapp_nameから「TestApp」という文字列をセットすることができます。