symbol-bootstrap v1.1.11
今回は 今までの様に
sudo npm install -g symbol-bootstrap
では ｲﾝｽﾄｰﾙは出来ません
以下の手順で symbol-bootstrapを更新して下さい
更新作業を行う前に！
作業ﾃﾞｨﾚｸﾄﾘに入って
symbol-bootstrap decrypt --source addresses.yml --destination d_addresses.yml
target/addresses.ymlと言う fileがありますが
ここに 暗号化された nodeAccount(main/transport/remote/vrf/(votingKey))の情報があります
今回 symbol-bootstrapの更新を行った後で nodeﾊﾟｽﾜｰﾄﾞが通らなくなる恐れがあります
暗号化ﾓｼﾞｭｰﾙの大幅な変更があった為です
addresses.ymlが暗号化されたまま symbol-bootstrapを更新すると
二度と nodeﾊﾟｽﾜｰﾄﾞが通らなくなり
nodeの更新が不可能になる事もあります
これに対処する為に 上記ｺﾏﾝﾄﾞを作業ﾃﾞｨﾚｸﾄﾘから実行して下さい
作業ﾃﾞｨﾚｸﾄﾘに 復号（秘密鍵がそのまま読める）された d_addresses.yml fileが作成されます
symbol-bootstrapの更新後に nodeﾊﾟｽﾜｰﾄﾞが通らなくなった時は
この d_addresses.ymlを使用して nodeﾊﾟｽﾜｰﾄﾞを再設定出来ます
※使用が終わった d_addresses.ymlは 別の安全な場所に保管して serverからは削除して下さい
万が一 serverに侵入された場合 秘密鍵を見られてしまいます
symbol-bootstrapの更新作業
homeﾃﾞｨﾚｸﾄﾘへ移動
cd
symbol-bootstrapｲﾝｽﾄｰﾙ用の ﾃﾞｨﾚｸﾄﾘを作成（ここではsbとします 名前は任意で）
mkdir sb
cd sb
Githubからの ﾀﾞｳﾝﾛｰﾄﾞ
git clone https://github.com/symbol/symbol-bootstrap
ﾀﾞｳﾝﾛｰﾄﾞした symbol-bootstrapﾃﾞｨﾚｸﾄﾘに移動
cd symbol-bootstrap
ｲﾝｽﾄｰﾙ
npm install
npm run build
sudo npm install -g .
もし sudo npm install -g .で ｴﾗｰが出た場合は
sudo npm uninstall -g symbol-bootstrap
を実行後 上記の ｲﾝｽﾄｰﾙの命令を npm installから やり直してみて下さい
ｲﾝｽﾄｰﾙした symbol-bootstrapの ver.を確認する
symbol-bootstrap -v
ver.が 1.1.11になっていたら成功です
後はいつもの symbol-bootstrapと使い方は同じです
symbol nodeの update作業
nodeの作業ﾃﾞｨﾚｸﾄﾘに入って
symbol-bootstrap stop
symbol-bootstrap start --upgrade -d
この時
「ﾊﾟｽﾜｰﾄﾞが違う」ﾒｯｾｰｼﾞが出て ｺﾏﾝﾄﾞが正しく動作しない時は
cp d_addresses.yml target/addresses.yml
symbol-bootstrap start --upgrade -d
これで nodeﾊﾟｽﾜｰﾄﾞを新たに設定し直す事が出来ます
nodeが起動しない！
今回の symbol-bootstrapの updateでは
mongoの ver.が上がった事により
dbが起動しないで nodeが動かない報告が多数挙がっています
その場合に付いての対処方法を記して置きました