※この方法は 2024/01/06時点でのものです
各ﾀﾞｳﾝﾛｰﾄﾞﾘﾝｸや ver.の変更は今後もありますので都度対応は必要です
symbol-shoestring導入にあたって
symbol-shoestringは
pip install shoestringで ｲﾝｽﾄｰﾙ出来ますが
環境によっては ｲﾝｽﾄｰﾙは出来るけれど wizardで正常に動作しません
例えば wizardを
python3 -m shoestring.wizard
これで setup wizardが起動しますが
wizard終了後に
この様になって作業が完了しません
以上の写真は pythonの ver.が 3.11.5の環境で setup.wizardを実行した時のものです
shoestringは pythonの ver.3.9で正常に動作します
pythonの ver.はpython3 --versionで判ります
ｲﾝｽﾄｰﾙされている OSでそれぞれ pythonの ver.が違います
pythonの ver.を変更するのは中々面倒ですが
簡単な方法の一つとして
anacondaを使用して python 3.9に合わせる方法をやってみます
anaconda ｲﾝｽﾄｰﾗの ﾀﾞｳﾝﾛｰﾄﾞ
上記の ｻｲﾄに行き
下に ｽｸﾛｰﾙして行くと
この様な画面が見えるので
ubuntuの場合は 右上の「64-Bit (x86) Installer (1015.6 MB)」
これを右ｸﾘｯｸして urlを ｺﾋﾟｰします
端末で
wget と打ってから ｺﾋﾟｰした urlを ﾍﾟｰｽﾄします
wget https://repo.anaconda.com/archive/Anaconda3-2023.09-0-Linux-x86_64.sh
Anaconda3-2023.09-0-Linux-x86_64.shと言う fileが ﾀﾞｳﾝﾛｰﾄﾞされます
anacondaの ｲﾝｽﾄｰﾙ
ﾀﾞｳﾝﾛｰﾄﾞした anaconda ｲﾝｽﾄｰﾗを起動します
sh Anaconda3-2023.09-0-Linux-x86_64.sh
anacondaの ｲﾝｽﾄｰﾗが始まります
↑[enter]を打ちます
↑[space]を 7回打ちます
↑[yes]と打って [enter]を打ちます
↑[enter]を打ちます
done
installation finished.
Do you wish the installer to initialize Anaconda3
by running conda init? [yes|no]
[no] >>> yes
yes[enter]
↑[yes]と打って[enter][enter]と打ちます
anacondaの ｲﾝｽﾄｰﾙはこれで終了です
一旦 ﾛｸﾞｱｳﾄした後 再ﾛｸﾞｲﾝすると
頭に(base)と付く様になります
python3.9環境の設定
condaの更新をします
conda update -n base -c defaults conda
python3.9環境を「3.9」の名前で設定します
conda create --name 3.9 python=3.9
作成した python3.9環境に入る
conda activate 3.9
頭に(3.9)と付く様になりました
これで python3.9環境になりました
symbol-shoestringを ｲﾝｽﾄｰﾙする
この時点で symbol-shoestringを ｲﾝｽﾄｰﾙします
pip install symbol-shoestring
ｲﾝｽﾄｰﾙ出来たかの確認
pip list
Listが 出てきますので この中に
symbol-shoestring 0.1.0が入っている事を確認して下さい
これで symbol-shoestringが正常に動作します
python3.9環境から出る時は
conda deactivate
環境が(3.9)から(base)に戻ります
もう一度 conda deactivateを実行すると
頭に何も付かなくなります
その他 anacondaの操作
仮想環境の名前を後から変更
conda create -n 新しい環境名 --clone 古い環境名
conda remove -n 古い環境名 --all
環境を削除
conda remove -n 削除したい環境名 --all
現在ある仮想環境の確認
conda info -e