#これはなに
AWS認定 ソリューションアーキテクト プロフェッショナル(SAP)に合格したので 自慢します 参考になれば情報を書きます。
↓試験概要
https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-solutions-architect-professional/
#おまえだれ
某APN所属企業でインフラエンジニアをしています。
持っているAWS認定資格は
・クラウドプラクティショナー(2019/06取得)
・ソリューションアーキテクト アソシエイト(2020/01取得)
です。ちょうどエンジニアを初めて1年経ちました。(プラクティショナーは営業職の時に取りました)
#なにしたの
試験対策のために行ったことです。本腰入れてやったのはだいたい3か月間。
・最近出た参考書を一通り読む
・Udemyの模擬試験をひたすらやる
・AWS Well-Architectedフレームワーク ホワイトペーパー を全部読む
・AWS Black Blet Onlice Seminarと公式ドキュメントで苦手サービスの集中学習
・公式の模擬試験を受ける
###最近出た参考書を一通り読む
こちら(Amazon)です。
この本は試験で頻出のサービスをカテゴリごとに解説、試験分野ごとに例題を基に解説をしてくれています。
最初のとっかかりには最適で、今まで知らなかったサービスを体系的に理解できます。巻末に75問の模擬試験も付いてます。
ただ、優しくて正しい日本語で書かれていたり文章が短かったりするので、本番の試験と比べると難易度は易しい部類です。(良いことなんですが)
###Udemyの模擬試験をひたすらやる
こちらです。頻繁にセールをやるので1,500円くらいになったときが買い時です。
計5回分・各回75問の模擬試験が受けられます。途中でやめたりセーブしたりも出来るので、少しずつやって理解を深めるというやり方も出来ます。
このサービスで得られる一番重要なことは問題を解く能力を身に着けられることです。
問題文は上の参考書に比べて実際の試験に近くなっています。ですのでどこを抑えれば回答を導き出せるのか、問題文の読み方が自然と身体に染み付き、実際の試験で大いに助かりました。
注意点としてはどこかの誰かさんが作った模擬問題なので(つまり公式ではない)、たまに不正確な解説があったりします。
いやいやwと思う問題があったらQ&Aから クレーム フィードバックを送ります。
###AWS Well-Architectedフレームワーク ホワイトペーパーを全部読む
こちらです。
AWSアーキテクチャを設計する上での5つの柱を解説しているので、当然試験対策にはもってこいです。
(というかこの内容が全部頭に入ってれば当然試験には受かります)
ご覧になると分かりますが結構なボリューム量なので、重要度が高い順
**(セキュリティ → 信頼性 → 運用上の優秀性 → パフォーマンス効率 → コスト最適化)**の順に読むことをオススメします。
###AWS Black Blet Onlice Seminarと公式ドキュメントで苦手サービスの集中学習
これはやったほうがいいというか絶対にやるべきだと感じました。最悪Well-Architectedホワイトペーパーを読むのが嫌でもこちらは実践した方が良いです。
参考書やUdemyの試験問題で、ある程度自分がどのようなものが苦手かが浮かんできたと思います。
そのサービスの公式ドキュメントとサービスカットシリーズ(Black Blet)での弱点補強をオススメします。
AWSJ公式Youtubeチャンネルでもアップされています。
###公式の模擬試験を受ける
問題は20問90分しかありませんが、本番問題文の雰囲気を実際に体感できる貴重な機会なので、是非受けてみてください。
受験料は4,000円しますが、何かしらのAWS試験に合格していれば1回無料で受けられます。
#本番当日
###テストセンターについて
ピアソンVUEから予約しました。多くの方は自分のAWS認定アカウントからご予約されるかと思います。
私は神奈川県民なので武蔵小杉テストセンターを利用しました。渋谷や横浜でも受験したことがありますが、テストルームには耳栓もイヤーカフもあり、とても集中できる環境です。室内は監視カメラでモニタリングされていますが、途中のトイレ離席もきちんと申告すれば許可されます。(センターによるかも)
###本番試験
テスト開始後「おっ、意外といけるやん」と思ったのも9問目まで、そろそろラストかなと思って問題数を見たら20問しか解き終わってなかった時には早くも絶望を感じ始めました。
途中、もうむりぽと思ったら目を瞑り5分ほど瞑想、という休憩を3回ほど取り、1度のトイレ離席を経てやっと75問解き終わりました。(残り25分)
そこからチェックを付けた問題を見直し(という名の流し読み)をし、終了ボタンを押した時には残り5分でした。
か、確実に時間が足りない・・・!というか日本語が怪しい問題がたくさんあって原文を何度も読み返したりしました。
日本語と原文で内容が全然違う、日本語にない文章が原文にはある、とかざらなので、少しでもおかしいなと思ったら原文を確認した方が良いです。
自信のある回答が出来たのは正直半分くらい、半ば諦めていましたが[合格]の文字が見えたときは思わず会場で泣いてしまいました。
###結果
結果は783点・・・!ギリギリでしたがなんとか合格できました。
#まとめ
ソリューションアーキテクト プロフェッショナル試験は全AWS認定の中で一番範囲の広い試験かと思います。
その分普段触れたことのないサービスばかり出てきて最初は苦しかったですが、慣れてくると本当にAWSで色々なことが出来るなと学ぶのが楽しくなってきました。アソシエイト認定を持っている方には是非、チャレンジしていただきたいと思います。クラウドの活用が大幅に広がります。