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【Rails初心者向け】form_for メソッドを5分で理解しよう!

Last updated at Posted at 2018-09-06

Rails チュートリアルを勉強していくと、
様々なわからないことに遭遇します。
特にこの form for メソッド は、かなり難しかったので、まとめてみました。

まず、なぜ難しいか?? なんですが

#1. Progate で習ってない!

Progate では、form_tag メソッドでしたね。これは、全く素直なメソッドで、簡単に理解できましたが、このform-for は・・・ 
難しい!!  

form_tag じゃダメなの??
なんで??

#2. form for ()

 ()の中に何書けばいいの??? 
 f. の後もよくわからない! 

#3. params[:~][:~] がわからない
送信して得られるパラメータが、よくわからない! 
何で2つシンボルがあるの?

と、このように、わからないことだらけだったので
疑問を潰していこうと思います。 

##❶ なんでわざわざ、form_for 使うか? 

2つの違いは、これです! 

・特定のモデルに特化したフォームを作りたい → form_for
・別になんでも良い → form_tag

rails チュートリアルだと、micropost モデルとか、userモデルなどありますね。 
このモデルに特化したかったから、form_for だったんですね。 
 
では、特化すると、どんないいことが待っているでしょうか?

(Ⅰ) モデルのインスタンスを渡すだけで、自動的にRailsが処理してくれる. (RESTfulなリソースを使っている場合)

実際のコードを見てみましょう。 

app/controllers/microposts_controller.rb
def new 
   @micropost = Micropost.new
end

app/views/microposts/new.html.erb
<%= form_for(@micropost) do |f| %>
  <%= f.label :名前 %>
  <%= f.text_field :name %>
<% end %>

もし、この@micropost がすでに保存されていた場合は、update アクション、未保存の時は、create アクションを、Rails は自動的に選んでくれるんです。

#新規作成の時、これらは同じ内容
form_for(@micropost) 
form_for(@micropost,  url: microposts_path) 
 
#上書きする時、これらは同じ内容
form_for(@micropost) 
form_for(@micropost, url: micropost_path(@micropost), html: {method: "patch"}) 

新規作成の時も、上書きする時も、どちらも同じ form_for(@micropost) であれば、コードを書く量は減りますね。尚、基本動作の create, update以外を指定したい時は、url:, method: の両方を書かなければいけません。

 

(Ⅱ) ネスト化してくれる

ネスト化とは、「入れこ」のことです。コードを見てみましょう。
rails チュートリアル5章、SCSSのとこです。

.center {
  text-align: center;
}

.center h1 {
  margin-bottom: 10px;
}

これは、以下のように、ネスト化できます。

.center {
  text-align: center;
  h1 {
    margin-bottom: 10px;
  }
}

ネスト化のイメージは掴んだでしょうか?
ここでいきなりですが、rails チュートリアルで出てきた、ストロングパラメーターを覚えているでしょうか? 
  

app/controllers/microposts_controller.rb

 private
    def micropost_params
      params.require(:micropost).permit(:content, :picture)
    end
 end

これは、Strong Parameter という、安全な書き方です。(詳細は、Rails チュートリアル第7章 Strong Parameter 参照ください。)
 

こう書いてあることで
params[:micropost][:content]、params[:micropost][:picture]
 

このように、ネスト化された、パラメータを受け取ることができます。
一方、ネスト化されていない受け取り方は、下のようなコードになります。

def micropost_params
  params.permit(:content, :picture)
end

require (:micropost) がないですね。

これではネスト化されず、strong なparameter ではなくなってしまいます。
そして、このパラメーターの受け取り方は、progate でよく出てきた

params[:content], params[:picture]

になります。

form_tag ヘルパーをProgate のように使用すると、ネスト化されていないパラメータを受け取る
ことになり、webアプリの安全性に問題が出てくることになります。 

form_for メソッドは、params[:micropost][:content] のように、ネストしたパラメーターを送ってくれるので、安全性が担保されるというわけですね。

 

##❷ form for () の()の中に何書けばいいの??? 

構文を書きます。

form_for (var [,opts]) do |f|
  ...body...
end 

# var: モデルオブジェクト opts: 動作オプション
  • モデルオブジェクト
    User モデルでこのform_for を使うなら、@user
    Micropost モデルなら、@micropost になりますね。

  • 動作オプション(url, html)
    create, update の機能だけであれば、不要ですね。 
    それ以外の機能の時には、記載が必要になります。

url: フォームの送信先 (名前付きルート) ex: user_path(user)
html: class, methodなどを明記します。 ex: html: {class:"~"}

##❸ f. の後に何書けばいいの??? 

f とは、form の略です。
Rails チュートリアル第7章を参照しましょう。

このf オブジェクトは、HTMLフォーム要素(テキストフィールド、パスワードフィールドなど)に対応するメソッドが呼ばれると、@micropostの属性を設定するために、特別に設計されたHTMLを返します

コードをご覧ください。

<%= form_for(@micropost) do |f| %>
  <%= f.text_area :content %>
  <%= f.submit "送信" %>
<% end %>

:content のcontent とは、micropost の属性ですね。

rails g model Micropost content:text

micropost モデルを作る時に設定しました

では、f.の直後の記述は何でしょうか?一部を紹介します。

<input> <textarea> 要素を生成するメソッド

--- XXXX_field / text_area メソッド --- 

xxxx_field(obj, prop [,opts])
text_area(obj, prop [,opts])
obj: オブジェクト名(省略可) prop: プロパティ名  
opts: 要素の属性

この他にも、check_box, radio_button, select などたくさんあります。
気になる方は調べてくみてください。 

これで、form_for メソッドは完成しました。
最終的になコードは次のようになります。

<%= form_for(@micropost) do |f| %>
  <%= f.file_field :picture %>
  <%= f.text_area :content %>
  <%= f.submit "送信" %>
<% end %>

以上で、終了となります。
間違ってる所など、お気付きのことがありましたら、コメントを頂けますと幸いです。
 

 

参考文献: 
Ruby on Rails 5 アプリケーションプログラミング  
Rails ガイド
Rails チュートリアル
https://qiita.com/shunsuke227ono/items/7accec12eef6d89b0aa9

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