Excel の「選択範囲内で中央」を ON／OFF するマクロ

あらゆる業務で活用されているであろう 憎き Excel。
ちょっと込み入った表を作成するときに「セルを結合して中央揃え」をすると
セルのコピー＆貼り付けやソートの際に

「この操作は結合したセルには行えません。」
「この操作には、同じサイズの結合セルが必要です。」
「コピー領域と貼り付け領域のサイズが違うため、貼り付けることができません。」
というエラーが出ることがある。

その場合におすすめな「選択範囲内で中央」という書式設定。
セルの書式設定 ＞ 「配置」タブ ＞ 横位置 から「選択範囲内で中央」を選択すると、
言葉の通り、複数セルの中央に値を配置することができる。

B～F列を選択して「選択範囲内で中央」を設定。

以下のように、まるで結合しているように見えるが、セルは独立したままになる。

残念ながら、この書式設定にはショートカットが無く、
わざわざ「セルの書式設定」を開かないといけない。

というわけでマクロの出番。
以下のマクロを作成し、 Ctrl+Shift+C あたりに割り当てればOK。

Sub CenterAcrossSelection()
'
' CentarAcrossSelection Macro
' 選択範囲内で中央 ON/OFF
'
' Keyboard Shortcut: Ctrl+Shift+C
'
    If Selection.HorizontalAlignment = xlCenterAcrossSelection Then
        Selection.HorizontalAlignment = xlGeneral
    Else
        Selection.HorizontalAlignment = xlCenterAcrossSelection
    End If
    
End Sub

使い方は以下の通り。

1. 「選択範囲内で中央」の設定を（したい／外したい）セルを起点に、複数の範囲を選択
2. マクロを実行