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VSCodeでPythonをvenvで仮想化環境として使えるようにする

Last updated at Posted at 2019-01-24

#別バージョンのPythonをVSCodeで使えるようにする

プロジェクトでPython3.7を使っていましたが、別のプロジェクトでPython3.5を使う必要があるので、仮想化で対応してみました。ついでにVSCodeで連携してみました。

参考

Windows10のVSCodeでvenvを利用するときの注意点
venv: Python 仮想環境管理

条件

対象はPython3.3以降
Windows10
Python3.7が入っている状態(パスも設定されている)

1. Python3.5のインストール

pythonの公式サイトからインストール
 https://www.python.org/downloads/windows/
現状C:\Python\Python37が入ってるので、C:\Python\Python35にインストール

2. PowerShellのポリシーを変更する

参考のWindows10のVSCodeでvenvを利用するときの注意点を参考にPowerShellのポリシーを変更します。
特に不都合もないと思ったので、管理者権限で実行してポリシーを変更しました。

3. Visual Stadio CodeにPowerShellの拡張機能を入れる

VSCodeを起動して以下の拡張機能をインストールして再起動します。
再起動するとVSCodeの左側のメニューアイコンにPowerShellのアイコンが表示されます。

名前: PowerShell
Id: ms-vscode.powershell
説明: Develop PowerShell scripts in Visual Studio Code!
バージョン: 1.11.0
発行者: Microsoft
VS Marketplace のリンク: https://marketplace.visualstudio.com/items?itemName=ms-vscode.powershell

4. Python3.5で仮想環境を作る

VSCodeのPowershellアイコンをクリックしてPowerShellを起動します。
確認のためにインストールしたPython35フォルダへアクセスし、そのフォルダ上で./python --versionを実行する。

PS C:\Python\Python35> .\python --version
Python 3.5.3

venvコマンドで仮想環境を作成します。今回はC:\work\virtualworkにvenvという名前で作成します。
※フルパスでPython3.5のpython.exeを指定して実行します。

PS C:\Python\Python35> cd ..\..\work\virtualwork
PS C:\work\virtualwork> C:\Python\Python35\python.exe -m venv venv

仮想環境を起動してPythonのバージョンを確認します。

PS C:\work\virtualwork> .\venv\Scripts\activate
(venv) PS C:\work\virtualwork>
(venv) PS C:\work\virtualwork> python --version
Python 3.5.3

後は仮想化した状態でpipを初期化して、好きなパッケージをインストールして、
環境を利用してください。
仮想環境を閉じるときはdeactivateで閉じます。

(venv) PS C:\work\virtualwork> deactivate
PS C:\work\virtualwork>

仮想化を閉じると元の3.7に戻ります。

PS C:\work\virtualwork> python --version
Python 3.7.0

まとめ

何とかVSCodeと仮想環境を使えるように奮闘してましたが、PowerShellの拡張機能がVSCodeにあったのでそれを使ったら一気に解決しちゃいました。
PowerShellがVSCode上で利用できるので開発効率もかなり上がると思います。

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