K3Tunnelを使ってプログラミングのいろはを書いています。
今回は"◯◯さん、こんにちは"と、名前の部分を◯◯と空欄にして、いろんな人の名前を当てはめられるようにしてみます。
◯◯は変数
プログラミングでは○○は変数と言います。
まず、名前を入れる○○を作ります。
- K3Tunnelの画面の左に「文字」とかとならんで「変数」とあります。ここをタップすると変数を使うためのブロックが出てきます。
- 最初は「変数を新しく作る」をタップして、「新しい変数の名前」に"名前"と入れてokを押します。

○○を"佐藤"にする
○○に当てはめる人を佐藤さんとしましょう。
- 画面左の変数の中の「名前を~にする」というブロックをつかます。このブロックを置きます。
- "佐藤"という文字を用意します。画面左の文字の中の「"~"」というブロックを置きます。このブロックをタップして"佐藤"と入れます。
- "佐藤"という文字のブロックを、「名前を~にする」ブロックの穴にはめます。
これで、変数"名前"が"佐藤"という文字になります。
プログラミング用語では、変数に何か値(ここでは"佐藤"という文字)を入れることを、「代入する」といいます。ここでやってることは『変数"名前"に、文字列"佐藤"を代入する』といいます。
変数を使う
- 画面左の変数の中の「名前」ブロックを置きます。("佐藤"という文字を当てはめる○○を表す)
- 画面左の文字の中の「"~"」ブロックに"さん、こんにちは"と入れます。
- 画面左の文字の中の「文字列をつなげる」ブロックを置いて、その穴の中に変数の「名前」ブロックと文字の「"さん、こんにちは"」ブロックをはめます。(画像参照)
ブロックを実行する順につなぐ
「○○を"佐藤"にする」で作ったブロックと、「変数を使う」で作ったブロックを順番に並べます。
実行する
実行するとこうなります。
"佐藤"のところを別の名前に変えてみたり、もう一つ変数を増やして複雑な文にしてみたり、文字と変数の並びを入れ替えてみたり、いろいろ試してみると面白いと思います。