AWSでWordPressを立ち上げる場合、超高速 WordPress AMI 網元を使うのが個人的には手っ取り早いので、最近はもっぱらこちらを利用しています。
網元AMIとは?
一応前提として、網元AMIの説明。
以下サイトより引用
網元AMIはWordPressを動作させるための環境(Linux,Nginx,PHP,MySQL)をワンクリックで構> 築可能です。
これらは全てWordPressに最適化/チューニングされた状態で提供されますので起動後すぐにWordPressを利用することが出来ます。
レンタルサーバ感覚で、WordPressをクラウドで運用したい!そんな、希望を叶えました。
それが、“網元AMI”です。
手順
既にAWSの契約をしており、「Security Group」と「Key Pair」をそれぞれ作成してある前提で話を進めます。
1.超高速 WordPress AMI 網元サイト経由で登録
超高速 WordPress AMI 網元サイトから超高速 AMI 網元を今すぐ試す!
ボタンがあるのでそちらをクリック
2.AMIMOTOのセキュリティグループやKey Pairを選択
いくつか設定を行う必要はあるが、基本的にはデフォルトのままでOK。
Instance Typeは最近microが無くなったのでm3.mediumで。
Security GroupとKey Pairは作成してあるものを選択する。
最後にLaunch with 1-Click
を押下すれば2〜3分でEC2上にInstanceが形成される。
3.AWSのコンソール上にInstanceが出来ている事を確認
左メニューのInstance
から今作ったInstanceが確認出来る。
4.sshで接続
右側のPublic IP
のIPを控えておいて、ターミナルから下記を実行してssh接続
$ sudo ssh -i [Key Pairまでのパス] ec2-user@[控えたIP]
これが出て接続。
___ _ __
/ _ | __ _ (_)_ _ ___ / /____
/ __ |/ ' \/ / ' \/ _ \/ __/ _ \
/_/ |_/_/_/_/_/_/_/_/\___/\__/\___/
Amazon Linux AMI release 2014.03
Nginx 1.4 + PHP 5.4 + Percona 5.5
amimoto http://ja.megumi-cloud.com/
digitalcube http://www.digitalcube.jp/
5.マルチサイトの場合
AMIMOTOではマルチサイト対応が簡単。
先ずdefault.backend.conf
の15行目暗いにあるinclude /etc/nginx/wp-singlesite
をコメントアウトし、include /etc/nginx/wp-multisite-subdir
のコメントアウトを外す。
$ vi /etc/nginx/conf.d/default.backend.conf
~中略~
#include /etc/nginx/wp-singlesite;
include /etc/nginx/wp-multisite-subdir;
続いて、wp-config.php
の途中にあるMultisite Settings
より下記をコメントアウト
www.example.com
の箇所は利用するドメインへ変更
/**
* Multisite Settings
*/
define ('WP_ALLOW_MULTISITE', true);
//
define('MULTISITE', true);
define('SUBDOMAIN_INSTALL', false);
define('DOMAIN_CURRENT_SITE', 'www.example.com');
define('PATH_CURRENT_SITE', '/');
define('SITE_ID_CURRENT_SITE', 1);
define('BLOG_ID_CURRENT_SITE', 1);
最後にNginxを再起動
$ sudo /etc/init.d/nginx restart
これでマルチサイトの利用が出来るようになる。