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チョーお手軽になったGAEでPHPを使ってみた話

Last updated at Posted at 2017-12-09

チョーお手軽になったGAEでPHPを使ってみた話

GAEって?

コレ(´v`)

https://console.cloud.google.com/?hl=ja&_ga=2.164364735.-1445835340.1509336477

ss0001.png

「Google App Engine」 略してGAE

Googleが提供している、サーバレスな素敵サービスなのです!

GAEの何がスゴイのか?

サーバレスでしかもちょーお手軽!なホスティングサービス

実はGAEは歴史も長いし、何よりGoogleのサービスので、安心感もある!

AWSが登場するまでは、Cloud PaaSのパイオニア的な存在だった!

そして最近リニューアルが急激にすすみ、かなり使いやすくなりつつ

僕の会社で馴染みの言語のPHPが使えるようになったので、会社で注目度が一気にアップ!!

けど・・・お高いんでしょ?

いいえ、イキナリ365日有効な$300分(約¥34,000円分)のクーポンがついてきて

ss0003.png

その後も無料枠がちょー充実していてメチャ安い

詳しくはコチラ ⇒ https://cloud.google.com/free/?hl=ja

と、言うことで使って見ることにしました!

登録はとても簡単!

GAEは「Google Cloud Platform」のサービスの一つ

なので「Google Cloud Platform」に先ず登録をする

https://cloud.google.com

ss0002.png

GAEでPHPを使えるようにするのも簡単!

「Google Cloud Platform」に登録したら、GAE用のプロジェクトを作る

ss0011.png

暫くまってるとプロジェクトが作成されるので、プロジェクトの「App Engine」メニューいき
プロジェクト内に「App Engine」を作成

ss0013.png

今回はPHPなので、言語はPHPを選択する

ss0014.png

なんと日本のリージョンも使えるようになっている!?

ss0015.png

音速で日本を選択して、「Google App Engine」の設定は完了!

早速使うぜGAE!

設定した「Google App Engine」にファイルを上げて、実際にURL経由で実行する手順もとても簡単!

https://cloud.google.com/sdk/docs/からSDKをダウンロードして適当な場所に解凍

ss0021.png

僕は「ユーザー」ディレクトリの下に置きました(´v`)

で、インストールコマンドを実行

./google-cloud-sdk/install.sh
source ~/.bash_profile

色々聞かれるので答えて行くとSDKのインストールは完了!

後はアプリケーションを作ってゆくだけ!

先ず好きなところにフォルダ作ってサーバーの設定を書く

~/workspace/phptest/app.yaml

runtime: php55
api_version: 1

handlers:
- url: /
  script: index.php 
- url: /(.*).php
  script: \1.php 

automatic_scaling:
  min_idle_instances: 1
  max_idle_instances: 1
  max_pending_latency: 2000ms

設定ファイルの書き方は https://cloud.google.com/appengine/docs/standard/php/config/appref この当たりを参考に(´v`)

同じディレクトリにGAE用のphp.iniも置いちゃいます

~/workspace/phptest/php.ini

google_app_engine.enable_functions = "phpversion, phpinfo"

PHPInfoを実行出来るようにする為だけの設定なので、別になくても良いです(´v`)

で、PHPファイルを置く

~/workspace/phptest/info.php

<?php

phpinfo();

?>

そして最後にGAEへファイルを上げて準備完了!

cd ~/workspace/phptest/

移動しておいて、デプロイ(ファイルを上げる)コマンド実行!

gcloud app deploy
╔════════════════════════════════════════════════════════════╗
╠═ Uploading 0 files to Google Cloud Storage                ═╣
╚════════════════════════════════════════════════════════════╝
File upload done.
Updating service [default]...done.                                                                                                                                               
Waiting for operation [apps/xxxx/operations/xxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxx] to complete...done.                                                               
Updating service [default]...done.                                                                                                                                               
Deployed service [default] to [https://xxxxx.appspot.com]

こんなんになっていればデプロイ成功!

コマンド実行結果にデプロイしたPHPをブラウザから実行出来るURLが記載されているので

後は、なんとそこにアクセスして実行するだけ!

で、https://xxxxx.appspot.com/info.php にアクセスしてみると・・・

ss0022.png

PHPInfoが見れたああああ!!

なんか"Google AppEngine PGP Runtime SAPI"とかそれっぽいの書いてあるーーー!!

スゲェ!! めっさ簡単!!? しかもHTTPSやん!!!

マーベラスですね!

因みにローカル環境での実行・確認もメチャ簡単

cd ~/workspace/phptest/

して

dev_appserver.py .

ってすると・・・

ss0024.png

ってなって http://localhost:8080 でローカルサーバが起動する

なので、http://localhost:8080/info.php にアクセスしてみると・・・

ss0025.png

スッゲェ!! めちゃめちゃ簡単!!

これならガンガンローカル開発して、ガンガンサーバにデプロイ出来るしイイね!(゚∀゚)d

GAEで夢と希望が広がるね!

今回は説明しきれませんでしたが、PHP7を使ったりMySQLライクならDBが使えたり、Dockerコンテナを使えるようになっていたり
色々進化しまくりつつ、どんどん簡単お手軽になっていくGAEは今後も要注目です!

是非触ってみて下さい(´v`)

参考になれば幸いです。

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