Step0:準備
プログラミング用フォルダの作成
VSCodeを開き、HP用のこの動画を参考に、pythonというフォルダを作成します。
pythonファイルの作成
この動画を参考に
pythonフォルダの中にためしにmain.pyというpythonファイルを作成してみます。
Step1:変数と画面出力
■Point
- 変数とはコンピュータの中に仮想的に作られる箱のようなもの
- 変数(箱)に値を入れて一時的に記憶しておく
- 変数に値を入れる(代入)は下記のようにする
文法
下記のようにするとageという変数に44という値が代入される(右から左)
age=44
使用例
name="aaa"
waist=84
age=44
print(name, "さんは腹囲", waist, "cmで年齢は",age, "才ですね。")
実行結果
■注意
- 文字列はダブルクォーテーション(")でくくります。そうしないと上記の例だとaaaという変数があるとコンピュータが勘違いするからです
- 変数名の最初の文字は数字を使えません (ダメな例)
name=aaa #ダブルクォーテーションでくくってないので、aaaも文字列ではなく、変数として認識される
1_name="aaa" #変数名の最初が数字だからダメ
Work1
- work1.pyを作成しましょう
- 使用例をコピペしましょう
- この動画を参考にインタープリターに"base"とかかれているものを選択して、実行してみましょう!
- name,waist,ageという変数に代入する値を変えてみて、変数に記憶される値が変わることを確認してみましょう。
- 自分でコメントを入れてみましょう。(#をつけるとその行の#以降はプログラムとして認識されません。)
ーーー>Mac:commandと/(スラッシュ) Win:ctrlと/(スラッシュ)ボタンを同時に押すとコメントになります。
#ageという変数に44を代入している
age=44
Step2:判断:条件分岐
- 条件を指定して判断することを条件分岐という
- 条件分岐にはif文を使う
文法
★コロン(:)が入っていることや、タブでずらしていることに注意
a=1
if a > 10:
print("10より大きい")
else:
print("10より小さい")
使用例
name="aaa"
waist=84
age=44
print(name, "さんは腹囲", waist, "cmで年齢は",age, "才ですね。")
if waist>=85:
print(name,"さん、内臓脂肪蓄積注意です")
else:
print(name,"さん、腹囲は問題ありません")
実行結果
Work2
- work2.pyを作成しましょう
- 使用例をコピペして,waistの値を色々変更して実行してみましょう。
- 条件をageが40歳以上かつwaistが85cm以上という条件に変えてみましょう。
インターネットでpython if文 andなどのキーワードで検索したり, 外部ページでヒントを探してみましょう。 - 注意点などをコメントで付け足しましょう。
Work2解答例
条件分岐の詳細
条件分岐に関して、等しい、等しくないなどの条件や、条件がいくつかある場合など、インターネット上にたくさんの情報が載っています。
例:外部ページ
Step3:キーボード入力
■Point
- 変数に直接書き込むのではなく、キーボードから入力して変数に代入したい場合はinput関数を使う
文法(キーボード入力)
name=input("名前を教えて下さい")
使用例
name=input("名前を教えて下さい")
waist=input("腹囲は?")
age=input("年齢は?")
Work3
- work3.pyを作成しましょう
- Work2をキーボード入力に置き換えてみてみましょう。
ここを参考に、入力後Enterを押すと次の入力ができます。
(全て入力するとエラーがでますが、ここでは無視してください。後で対処します。) - 注意点などをコメントで付け足しましょう。
Work3の解答例
Step4:データ型
- コンピュータで扱う"1"と1は異なります
- "1" or '1' は 文字として扱われます(足し算などの計算はできません)
- 1は数値として扱われます(足し算などの計算ができます)
- 「文字列の数字」を「数値」として扱いたい場合は、数値に変換する必要があります
エラー
Step3の最後でエラーが起きた原因は文字列と数字の違いによるものです。
input関数を使ってキーボード入力すると数字を入力しても、文字列として扱われます。
waist="84"
と同じに扱われるということです。ですので、if文で85以上という条件を判定する際に、コンピュータ様が
「wasitに入っている値が、そもそも数字じゃねーし!」
とお怒りになったのです。 そこで、数字として代入したい場合は、文字列を数字に変換する必要があります。
文法(文字を数値に変換)
整数に変換したい場合-----------> int()
小数点もある数に変換したい場合---> float()
a=int("10")#10という文字列を整数に変換してaに代入
b=float("1.5")#1.5という文字列を数字に変換してbに代入
使用例(数値に変換)
name=input("名前を教えて下さい")
waist=float(input("腹囲は?"))
age=int(input("年齢は?"))
pythonのデータ型の種類google先生に聞けば教えてくれます
Work4
- work4.pyを作成しましょう
- work3の内容をコピペしましょう
- 数値変換を使って、ステップ3のWorkのエラーをとってください。(使用例をコピペするだけです)
- 注意点などをコメントで付け足しましょう。
Work4の解答例
Step5:繰り返し
■Point
- 繰り返しにより、大量の処理ができる
- 繰り返しにはfor文とwhile文がある(今回はfor文だけを使う)
- 長縄跳びをイメージしよう
文法(For文)
★コロン(:)が入っていることや、タブでずらしていることに注意
0から3未満開始の0,1,2,の3回ループする例
for i in range(3): #コロンが入っていることに注意
print(i,"人目") #タブでずらしていることに注意!
# 出力結果
# 0 人目
# 1 人目
# 2 人目
for i in range(3)は
0以上3未満の中にある数字を順番にiに入れていくと考えてください。
使用例-For文(スタートの数字も指定した例)
1から3未満(2回)ループする例
for i in range(1,3):
print(i,"人目")
# 出力結果
# 1 人目
# 2 人目
Work5
- work5.pyを作成しましょう
- 繰り返しを使って、work4で作った内容を3回繰り返すようにしてみましょう。
- 注意点などをコメントで付け足しましょう。