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ArduinoでLチカ

Last updated at Posted at 2021-10-07

Lチカ

まずは、LEDを光らせてみましょう。LEDをチカチカさせることをLチカといいます。

使うLED

LED

LEDのプラス、マイナス

LEDは長い方が+、短い方がーです。
+はアノード
ーはカソード
といいます。
small_IMG_0101.jpg

LEDとArduinoのピンを接続

LEDの
長い方(+)を13番ピン
短い方(ー)をGNDに
につなげます。

↑は5V用に抵抗が入ったものを使っています。そうでないものを使う時は適宜、抵抗を入れてください。

スクリーンショット 2021-10-07 15.13.08.png

PNGイメージ-715F0B70A42C-1.png

Lチカプログラム

下記のプログラムをコピペし、スケッチに貼り付けし、保存後にArduinoに書き込んでみましょう。

void setup() {
  // put your setup code here, to run once:
  pinMode(13,OUTPUT);
}

void loop() {
  // put your main code here, to run repeatedly:
  digitalWrite(13,HIGH);
  delay(500);
  digitalWrite(13,LOW);
  delay(500);

}

Arduinoに書き込み

プログラムの書き込みは下記の赤枠のボタンを押します。
スクリーンショット 2023-03-07 10.14.15.png

Macでエラー

macを使っている人で書き込みができなかった人は、ターミナルから下記のコマンドを実行してRosettaをupdateしてみてください。

softwareupdate --install-rosetta --agree-to-license

プログラムの解説

ポイント1:setupとloop

void setup() {
}
void loop() {
}

Arduinoのスケッチを作成するとという2つのプログラムがもともと書いてあります。

setupは最初に一回だけ実行されるプログラム
loopはずっと繰り返し実行されるプログラム
です。
{ 〜 }の間がそれぞれのプログラムになります。

ポイント2:約束事(文の最後はセミコロン;)

プログラムの中をみると、ところどころに;(セミコロン)があります。
Arduinoでは基本的に命令文の最後には;(セミコロン)をつけます

※ただし、ifやforのように{}でくくるループや条件分岐の場合は除きます。

ポイント3:ピンの設定と出力

デジタルピン(1〜13)の設定
・pinMode:指定したピンを入力用に使うのか、出力用に使うのかを設定する
今回はLEDを点灯させるために13番ピンから電気を流したい(出力したい)ので、
pinMode(13,OUTPUT);

・digitalWrite:デジタルピンの出力をLOWかHIGHで設定します。
LOW→0V
HIGH→5V
が出力されます。
つまり、
digitalWrite(HIGH)でLEDがつく
digitalWrite(LOW)でLEDが消える
事になります。

ポイント4:delayで待つ

delayは指定した時間待つ命令です。
単位はミリ秒(ms)です。
例)
delay(1000)→1秒待つ (1000/1000=1)
delay(100)→0.1秒待つ(100/1000=0.1)
delay(10)→0.01秒待つ(10/1000=0.01)

LEDを高速で点滅させると、点滅しているかわからないので、ある程度の間隔をおいてHIGHとLOWを切り替えます。

練習:For文を使って制御

下記のプログラムは0.3秒ごとの点滅を10回繰り返し、その後2秒ごとの点滅を3回繰り返す、というプログラムです。
最後まで行ったら、また0.3秒の繰り返しに戻ります。

void setup() {
  // put your setup code here, to run once:
  pinMode(13,OUTPUT);
}

void loop() {
  // put your main code here, to run repeatedly:
  for(int i=0; i < 10; i++){
    digitalWrite(13,HIGH);
    delay(300);
    digitalWrite(13,LOW);
    delay(300);
  }
  
  for(int i=0; i < 3; i++){
    digitalWrite(13,HIGH);
    delay(2000);
    digitalWrite(13,LOW);
    delay(2000);
  }

}

プログラムの解説

ポイント For文

for (初期化式; 条件式; 変化式){
  // 繰り返しの中で実行される処理
}

下記の式は

  • iという変数で繰り返しを判断する
  • iは0から始まる
  • iが3未満の間は繰り返す(0から始まるので、3回の繰り返しになることに注意)
  • i++はiが1ずつ足される
  for(int i=0; i < 3; i++){
         //繰り返しの中で実行される処理
  }

長縄跳びを想像しましょう。跳んでる時に「いーち、にー、さーん・・・」と数えていきますよね。その数字がiに入っているということになります。

if文

条件分岐は

void setup() {
  // put your setup code here, to run once:
  pinMode(13,OUTPUT);
}

void loop() {
  // intervalという変数を作って、間隔を制御する
  int interval=0;
  
  for(int i=0; i < 13; i++){
    if(i<10){
      // もしiが10より小さかったら間隔は0.3秒
      interval=300;
    }else{
      // そうじゃなかったら間隔は2秒
      interval=2000;
    }
      digitalWrite(13,HIGH);
      delay(interval);
      digitalWrite(13,LOW);
      delay(interval);
  }

}

プログラムの解説

ポイント

if (条件式){
 処理内容1  //条件式を満たす場合にのみ実行する
}
else{
 処理内容2  //条件式を満たさない場合にのみ実行される
}
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