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Arch Linuxインストール時の、Wifi接続に関する備忘録

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この記事は

Arch Linuxをインストールする際にWifi接続を行う手順を、自分用に簡潔に記録しました。

インストールは基本的に、@TsutomuNakamuraさんの「Arch Linux インストール俺々式完全版」に従って行えば問題なく終わります。
このとき、インターネット接続が必須となるのですが、有線接続が使えなかった自分はWifiの設定にやや苦労したので、その際の解決法を記録しておきます。

結論から言うと

WPA/WPA2の場合はwpa_supplicantを使うと良いです。自分はwifi-menuが使えませんでした。

手順

全景

> ip link
> ip link set [interface] up
> iwlist [interface] scanning | grep "ESSID"
> wpa_supplicant -B -i [interface] -c <(wpa_passphrase [ESSID] [password])
> dhcpcd
> ping archlinux.org
  • [interface] : インターフェースの名前
  • [ESSID] : SSID名
  • [password] : パスワード

1. インターフェースの名前を確認

ip link

まずはインターフェースの名前を確認する。
Wifiのインターフェースとして、自分の場合は「wlan0」というような名前が表示された。

2. インターフェースの有効化(不要なことが多い?)

ip link [interface] up

1.で取得したインターフェースが無効になっている場合はこのコマンドで有効化する。インターフェースの有効・無効については、「Arch Linuxインストールメディア環境下でのWi-Fi接続(ワイヤレス設定)について | Unskilled?」の「有効・無効の見分け方」以下を参照。

3. SSIDを検索

iwlist [interface] scanning | grep "ESSID"

1.で取得したインターフェースの中から、接続したいWifiのSSIDを探す。見つからない場合は再度コマンドを叩くと表示されることがある他、インターフェースが間違っている可能性がある。

4. Wifiに接続

wpa_supplicant -B -i [interface] -c <(wpa_passphrase [ESSID] [password])

1.で取得したインターフェース名、3.で取得したSSID、Wifiのパスワードをそれぞれ入力して接続する。このコマンドはWPA/WPA2が対象のものだが、まあ大概の機器はWPA/WPA2だろうくらいのノリでこの備忘録を書いている。

5. ホスト情報の割り当て

dhcpcd

呪文。
IPアドレス等を取得して、各種設定を行う。
詳しくは「dhcpcd - システム管理コマンドの説明 - Linux コマンド集 一覧表」を参照。

6. 接続を確認

ping archlinux.org

適当なアドレスにpingを打って、接続が完了したことを確認する。
pingの先は適当。

まとめ

Arch Linuxって楽しいよね!

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