この記事について
本記事は、公務員からSES会社へ転職する際に行っていたことに関する記事です。
これから未経験での転職を考えている方の参考となれば幸いです。
経歴
地方国立大学理系学部を卒業し、新卒から5年間公務員として勤務。
2022年6月に転職活動、2023年1月からSES会社に勤務し、現在は研修中。
転職のきっかけ
このまま公務員で働いていることへの不安や自分自身の挑戦のために転職を決意しました。主に以下の不安と思いがありました。
- 挑戦したい
- 他業界の同年代に対する引け目
これまでの人生、自身で思い切った決断をしてこなかったと感じていた私は、自分で決めた道であがいてみたいという思いが強くありました。また、公務員という安定の職について、親族は喜んでくれましたが、給与面の低さや自身のスキル向上を感じられていないことに対する不安、そしてなによりも、定年まで働いたときの自分の人生がリアルに想像でき、このままでは後悔すると感じたことが転職のきっかけです。
転職までにやっていたこと
2022年6月に転職の内定をいただくまでに行っていたことについてまとめます。- 2019年10月 HP制作に興味を持ち、スクールに入校
- 2020年 2月 第1次転職活動、転職断念
- 2020年 3月 java学習開始。挫折...
- 2022年 1月 ITパスポート学習開始
- 2022年 4月 ITパスポート取得
- 2022年 5月 転職活動開始
- 2022年 6月 SES会社内定
はじめにプログラミングに興味を持ったのは、HP制作でした。プログラミングスクールに入校し、2カ月間HTML、CSS、JavaScriptの学習を行いました。プログラミングスクールに関する記事も後日まとめます。
こうしてHP制作に熱中した私は、自作のHP3作品と自身のポートフォリオサイトを作成し、初めての転職活動に挑みました
この時の転職のターゲットは、WEB制作系の会社2社、システム開発(自社)を2社受けました。なんとか面接に進めた会社では、未経験でエンジニアとして採用するよりも営業として採用がしたいとの話になり、自身の思いとマッチしていなかったこともあり、この時は転職を断念しました。
この転職活動で気づいたのですが、私の住むエリア(東海圏)は、WEB制作系の会社の求人は少なく、システム開発系の会社の求人が多いということです。
当時は転職を断念したものの、プログラミング自体は面白いと感じていた私は、システム開発系の言語に学習をシフトしようと考えました。
そこで、書類選考で落ちたシステム会社さんに何からできるようになったらエンジニアになれるか聞いたところ、「未経験ならJavaシルバーをまず取得してみるところから初めてみてください。」とアドバイスをいただき、早速、javaの学習に取り組みました。
しかし、挫折しました。
この後、2年間は、コロナの流行もあり、現職に打ち込みました。
2年ぶりに発起し、ITパスポートを取得、javaの学習も再開。無事にSES会社に就職しました
面接で意識したこと
特に意識したことは、1つだけ、やる気を見せることです。やる気は最低限必要なものでありながらも、業界未経験者にはこれをアピールするしかないと思っています。
私の場合はそのアピール手段が「資格取得」でした。資格取得の目的と取得までの過程、そして今後も取得する資格を面接で話したときには好印象を持っていただけた実感があります。面接の際、私は「基本情報を取得します。」と宣言し、その後、宣言どおり取得いたしました。
私の場合は、資格という形でやる気を見せましたが、手段は人それぞれだと思います。「現職でITを活用した業務改善の実例」や実際に「自身でサービスをリリースする」など、自分が自信を持ってやる気をアピールする手段を選ぶのがいいと思います。
これから転職活動をする人に向けて
私の経験から感じたことです。
- 第一に転職市場を把握する
- 学習したものの、転職を考えていたエリアでは求人がないといった事態になったら泣けます。
- 資格取得をする
- 未経験の人がやる気を見せるには、資格取得か制作物を作成し、熱意を見せるしかないと思います。現場で資格は役に立たないと思いますが、知識は得ることができます。何もしないよりマシです。
- 転職の相談はしても、最後は自分の意志を貫く
- 相談しても止められることの方が多いと思います。しかし、いざ転職が決まれば引き止めてくれた人も応援してくれます。自分のために自分で選びましょう。