3
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

仕事でValueを発揮するために意識的にやっている事を振り返ってみた

Last updated at Posted at 2023-12-21

ジョブカンのアドカレ16記事目を担当します。ジョブカンの3つのプロダクトの事業責任者を務めています。(PdM_BizDev)

アドカレ参加者の中で唯一のビジネスサイドの人間ですので、ちと毛色の違った記事なりますが、トンマナとか全く気にせず書いていきます。

様々な業界で新規事業とか、チームの立ち上げとかをやってきました。そんな自分が大事にしている価値観とか、働き方についてお話できればと思います。偉そうに言い切っている部分がありますが、基本的に主観で書いています。

ビジネス的な側面から見た株式会社DONUTS

自分はSaaS業界の方と仕事をしていた期間が長く、DONUTS=ジョブカンの会社という認識だったのですが、HPを初めて見て「このポートフォリオ…何の会社だよ?」という感想を持ちました。

入社してみても更にその謎は深まるばかりでして、はたから見ると完全に意味不明な事業展開をしている会社です。新規事業をずっとやってきた自分のような人間には、めちゃくちゃ魅力的に映っていたし、実際に入ってみて裁量の大きさを超絶楽しんでいます。

〇〇で情報量が9倍に? 情報が集まる人を目指せ

あなたは今、業務上の問題を抱えているとします。その問題はまだ表面化していませんが、放置するとビジネス全体に悪影響を及ぼし、深刻な状況に繋がるものです。一刻も早く上司に判断を仰がなければなりません。

あなたなら以下の画像のどちらの上司に相談しますか?

▼上司A

▼上司B

恐らく9割の方が笑顔の上司Aを選択したのではないでしょうか?見るからに何でも相談しやすい雰囲気ですよね。逆に上司Bはいつもは温厚で、たまたま今日だけ虫の居所が悪かっただけかもしれません。それでも、上司Bには相談しにくいですよね。。。

「そんな事は関係ない。どちらの人が上司だろうと報告すべきことは報告するんだ!」
と考えたあなた。あなたは管理職の立場か、よほど「仕上がった」メンバーのどちらかでしょう。

仮に9割の方が笑顔を選択するのであれば、笑顔でいるだけで常に怒っている人の9倍の情報が入ってくるようになります。後述しますが、「良くない報告」が入ってくることに特に価値があります。

経験的に、うまくいっている状態を維持するよりも、悪い状態を改善できる事の方が希少価値が高いです。そして改善を行うには一秒でも速く悪い状態を把握する事が大事です。

常に笑顔で、いつでも話しかけられる事の価値は計り知れないです。
(『幽☆遊☆白書』の蔵馬しかり、こういう人が怒ったときが一番怖いです)

1円にもならないプライドなんて捨てちまえ

自分も今年37歳になりました。一生懸命ビジネスに取り組んでいる方であれば、なんとなく共感いただけるのではないかと思うのですが、脂の乗り切った「今やらねばいつやる世代」だと思っています。

この歳になると、キャリアの中で築き上げた確固たる成功法則とか、輝かしい成功体験とか、そういった類を誰しも一つや二つ持っていると思います。

ただ、どんな環境でも必ず成功できる絶対法則なんて無いんですよね。同じ業種、同じ職種でも会社が違えば全く違う能力・判断軸が求められたりします。

しかし過去の成功体験が強ければ強いほど、自分のやり方に固執してしまう事があります。そして新しい環境に適応できず結果が出なかったり、判断をミスったとき、人は環境や他人のせいにするなどの他責思考に陥りやすいです。

この他責思考になってしまう大きな原因がプライドだと感じています。素直に周囲の方に相談・意見を求めて取り入れる姿勢があれば、成功の確率は上がるわけなので。それができなかった自分さえも受け入れることができない人、あなたの周囲にもいませんか?

どんなに入学が難しい学校の出身であろうと、会社を上場させた経験があろうと、ものすごく大きなビジネスを作った経験があろうと、今所属しているチームの中でValueを出せなければあっというまに「過去すごかった人」になってしまいます。

年齢や経験にとらわれず、自分よりも優れた人物がいた際に素直に教えを乞う事ができる人。尊敬の念を持ってその人をサポートすることができる人。 そんな人でいたいと思っています。魔人ブウとの最終決戦時のベジータがまさにこれに当たるでしょう。

「頑張れカカロット・・・お前がナンバーワンだ!!!」
(ベジータも早くにプライドを捨てる事ができていたら、さらに強くなっていたかもしれません)

「良いことだけの報告」を辞める。結果が良かったら、もっと良くなるにはどうするかを相談する

もしもあなたが上司だったら、以下の報告のどちらを好みますか?AとBは全く同じ結果について報告しています。

▼報告A「先日お話した施策を実施して、数字が伸びています!過去最高です!みんな
踏ん張りました!この調子で今月も頑張ります!更にモチベーションを上げて勝ちに行きます!宜しくお願いします!!」

▼報告B「先日お話した施策を実施して、数字が〇〇%伸びました。この施策は2つの狙いがあって実施したのですが、その片方の課題に対して想定通りの結果が出ています。しかしもう片方の狙いについては思ったような結果にはなっていませんでした。分析した結果、要因は〇〇です。今月はこの点を〇〇することで改善し、先月の結果にプラスで〇〇%乗せることを目標にします。ちなみに過去最高の結果が出ておりますので、〇〇さんからチームに一言労いの言葉をかけていただけるとより奮起すると思います。宜しくお願いします!」

っと、ちょっと極端すぎましたが、Aのような報告を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?報告している本人も悪気はないと思いますが、これでは進歩がありません。また、自分たちが正しいと思いこむことは視野を狭め、足元を掬われます。

日本では「勝って兜の緒を締めよ(ことわざ)」、フランスでは「最も大きな危険は勝利の瞬間にある(ナポレオン)」といった似たような言葉がありますが、この認識は世界共通のようです。 常に「よりよくするには?」を考えて実行できるようにしたいものです。

ちなみにAの報告は、期末の残り1カ月!後は全力でやり切るだけ!みたいなタイミングで「部下に行う報告」としては最高の報告になりえます。

油断・慢心しても良いのは英雄王ギルガメッシュ(fate)くらいなものです。
「慢心せずして何が王か!」

凡人の僕たちは、良い時ほど状況を疑いましょう。

失敗を恐れるな!!決断することで抜きんでる!!

こすられ続けて、もはや陳腐になっている可能性すらあるこの言葉。しかし大体この言葉に収斂されるなと感じています。

冒頭にも書きましたが、自分はキャリアを通じて新規事業に携わってきました。新規事業というのは決断の連続です。しかも大体初めての状況ばかりで失敗が続きます。

時には事業の継続を諦めて、撤退の判断を下さなければならない事もあります。自分が携わった事業が終了したこともあります。結構ツライ。

でもそんな経験が今の自分に大きなプラスをもたらしています。 「無理だったかもしれない無茶だったかもしれない、でも無駄じゃなかった」 と、物語シリーズの阿良々木暦も言っていました。

既存事業においても、この決断してきた経験が活きます。

「決断」という言葉は「断って決める」と書き、中庸な選択肢に決定することを決断とは言いません。Aという可能性を捨て去り、Bという道を脇目も振らずに突き進む!のが決断です。

決める事は責任を伴いますし、間違ったら怖いという気持ちが芽生えるのは当然です。しかしそれでもなお、勇気と覚悟をもって何かを決断する。そんな人が、本当の意味でのリーダーになりえると思います。

ジョルノ・ジョバーナは【「覚悟」とは!!暗闇の荒野に!!進むべき道を切り開く事だッ!】と叫びました。

ジョジョは5部、このギアッチョとの闘いが好きです。

最後に

というわけで、「いつも笑顔で仕事をし、自分の間違いを素直に受け止め、現状に満足せず改善意識を持ち、決断することを恐れない人」そんな人になれれば、どんな仕事でもうまくいきます。(ビジネス戦闘力の塊ですね)

我こそは! もしくは 自分もそうなりたい! という方がいらっしゃいましたら、是非一緒に働きましょう!僕もそんな人でありたい!

お知らせ

DONUTSでは新卒中途問わず積極的に採用活動を行っています。
詳細はこちらをご確認ください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

3
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
3
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?