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初心者 flutter_unity_widget 2022.2.0のpub.devを読む 3

Last updated at Posted at 2022-10-22

構造を理解する 

Setup 2

公式ドキュメントのDeepLによる翻訳 続き


必要なもの

既存のFlutterプロジェクト(ない場合は新規に作成します)

既存のUnityプロジェクト(ない場合は新規に作成することができます)。


 もちろん新規に作成してもよいのだけれど、今回は前回の動画に倣って、まるごとダウンロード方式をとる。 

 GitHubの扱いに自信がなく、権限が、とか、トークンが、とか考えたくなければ、あっさりDownloadZipを選ぶのが簡単だ。するとDownloadフォルダ内にflutter-unity-view-widget-masterができる。このままでも使えるし、気になるなら好きな場所に移動させるとよい。 

コードをじっくり観察する 

 学習方法は人それぞれだろうが、私は、わかってもわからなくてもコード全体を読むのが好きだ。とはいえ、闇雲にfileを開いても迷子になるだけなので、的を絞ろう。今回はFlutterのプロジェクトとUnityのプロジェクトをそれぞれ用意しろ、と言われている段階なので、それがflutter-unity-view-widget-masterの中の、どれのことなのかを知らなければならない。 

 公式ドキュメントとは少し前後するが、動画の手順に沿っていこう。

Unityのプロジェクトはどこにあるのか。 

 作業の概略はこうなる 

  • DownloadしたプロジェクトからUnityのプロジェクトを見つける。
  • Unityのプロジェクトを開き、Flutterに向けてExportする。
  • DownloadしたプロジェクトからFlutterのプロジェクトを見つける。
  • UnityからExportされたフォルダがFlutterプロジェクトの中にあることを確認する。
  • Flutterでアプリをビルドする。

 では探してみよう。

  • flutter-unity-view-widget-master
    • example
      • unity
        • DemoApp

 Unityのfileを覗いたことのある人なら、このDemoAppがUnityのプロジェクトらしいと感じるだろう。なので位置を覚えたらUnityHubの「開く」からこのフォルダを探して開く。 
 以下のようなアラートが出るかもしれない。

スクリーンショット 2022-10-22 10.17.55.png

 その場合、Unityのversionを変更する。私は2022.1.20f1があったので、それで開いた。基本、ぴったりか少しだけ上、がリスクが少ないようだ。 

 プロジェクトが立ち上がると、動画ではこんな構成になっている。
スクリーンショット 2022-10-22 10.28.05.png

 2022年10月現在は以下のとおり。 
スクリーンショット 2022-10-22 10.28.36.png

Unityでsettingする

 動画はここでまず、Cubeに赤いマテリアルをつけている。

 次に、file → Build Setting と開いて、PlatformからAndroidを選び、右下のSwitch Platformをクリックしている。

 もしUnityでこれまでAndroidやiOSを使ったことがなければ、PlatformのAndroidやiOSのマークがアクティブになっていないだろう。その場合は、そこをクリックしてインストールする必要がある。

 Androidにswitchできたら左下のPlayer Sttingsをクリック。右下のSettingsからさらにOther Settingsを開いて、

  • Configurationの中のScriptingBackgroundがIL2CPPになっていること
  • Target ArchitecturesのARMv7とARM64にチェックが入っていること

を確認する。今回はDemoAppを使っているので既にできているが、新規で作成する場合は、設定の必要がある。 
 この動画ではAndroidしか扱っていないが、iOSでも同じ手順を踏む必要がある。 

 また、この段階で、appleシリコンのMacユーザーには「サポートしてません」系の警告が出る。この段階では無視しても大丈夫だと思うが、一応、対応策はこちら。 

UnityをExportする 

 画面上部のメニューバーでFlutterを選ぶ。
スクリーンショット 2022-10-22 11.20.43.png

 Flutter連携がはじめてなら、これまでここにFlutterという文字はなかったはずだし、既存のプロジェクトを開いてもやはり、ない。これは最初からDemoAppに連携設定がされているからで、その詳細はまた改めて検証するとして、ドロップダウンからAndroidのデバッグを選ぶ。Successの表示が出たら、iOSも同様にDebugモードでExportする。 

Exportされたものはどこにあるのか

 Finderで確認しよう。今まで作業してきたのは、DemoAppだった。

  • flutter-unity-view-widget-master
    • example
      • unity
        • DemoApp

 そして結論からいってしまうと、今Exportしたものは

  • flutter-unity-view-widget-master
    • example
      • Android
        • unityLibrary
      • iOS
        • unityLibrary
      • unity
        • DemoApp

の、二つのunityLibrary(動画ではUnityExport)に入っている。そして実は、このexampleというフォルダこそが、Flutterプロジェクト、ということになる。
 今回は最初から入れ子構造ができあがったSampleを使っているので、unityでExportしたものも、またunityのプロジェクトそのものも自動的にFlutterプロジェクト内に保存されたわけだが、今後、新規で作業する場合は、unityプロジェクトがflutterプロジェクト内に置いたunity_directoryに保存されるようにしなければならいというわけだ。 

次回はFlutter側で作業 

 

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