私は、研究でServer computerとLocal computer間、ソースの同期をとるのに、scp commandではなく、
unisonというソフトを良く使っている。Unisonを使うことで、同期必要な複数のファイルをいちいちscpで
送らなくても、command一行で同期できる。
- 例: unison projectname
ただ、Unisonには、妙な規則がある。
1.同じバージョンのunison同士でないと、同期できない
2.インストール時、同じバージョンのocamlでコンパイルしないと、同期できない
なので、macのpackage manager - homebrewで簡単にインストールできるが、serverに対応unisonが
インストールされていない時、手動でインストールする必要がある。
今回は、unison 2.40.128(旧version)が必要なので、やってみた内容をポスティングする。
Ocamlのインストールと設定
Serverの方に、最新バージョンのOcaml(4.02.3)が入っていたので、
上のページからダウンロードしようとしたら、binaryの提供はしていなく、OPAMという
新たなpackage managerが必要らしい。
そこで、以下のような文章を見つけので、Ocamlbrewを通して、opamとocamlを簡単にインストールすることにした。
CentOS 6.4 に OCaml と OPAM をインストールするなら ocamlbrew を使おう
ただ、上のブログでは、設定方法が書いていないが、.bashrcファイルに以下の内容を入れる必要がある。
'source $HOME/ocamlbrew/ocaml-4.02.3/etc/ocamlbrew.bashrc'
Unisonのインストールと設定
Ocamlのインストール後、unisonの方は簡単で、
make UISTYLE=text
でコンパイルし、
ln unison /usr/local/bin
でリンクさせるだけで、使える。
追記 2017/07/06
僕が間違っていました。unison各バージョンをコンパイルできるOCamlバージョンが決められていることを言おうとしていました。
このようにunison 2.48.4は OCaml 4.03.0以下でないとコンパイルできないとか。