1. はじめに
■最終目標
ビデオキャプチャでディスプレイの映像をカメラ情報として入力
画面に変化がない時にアクション(ビープ音やLINE通知等)
先人の知恵とChatGPTを使用してまずは動くようにする。その後PythonやらOS上のモジュール等で学習が必要になった部分について記事にし、シリーズとして投稿していく(予定)。
2. ハード選定
記事題名になっている「Raspberry Pi Zero 2」を選定している。理由は以下3つ。
選定理由①:価格
選定理由②:性能
選定理由③:たまたま
選定理由①:価格
以下表の価格情報は記事投稿時のDigiKey若しくはMOUSERより。
実使用上でスペック差がどの程度影響するか分かっていないものの、Raspberry Pi Zeroシリーズの約2500円は他ボードに比べ安いと感じる。
名称 | 価格(モデル内最安) |
---|---|
Raspberry Pi 5 | 8,196円 |
Raspberry Pi 4 Model B | 7,376円 |
Raspberry Pi 3 Model A+ | 4,125円 |
Raspberry Pi 3 Model B+ | 5,737円 |
Raspberry Pi 3 Model B | 5,737円 |
Raspberry Pi 1 Model A+ | 3,300円 |
Raspberry Pi 1 Model B+ | 4,098円 |
Raspberry Pi Zero 2 W | 2,459円 |
Raspberry Pi Zero W | 2,459円 |
Raspberry Pi Pico 2 W | 820円 |
Raspberry Pi Pico | 656円 |
選定理由②:性能
まず参考サイトに似たことをやりたい。
OSを扱える事が前提となるのでRaspberry Pi Picoシリーズは除外する。
参考サイトではRaspberry Pi 3 Model B+を使用している。
どの程度スペック必要か感覚的に分からないので、あえて最低スペックで挑む事とする。
処理能力が足りない場合はボード変更をする予定。
価格でほぼ差がないRaspberry Pi Zeroシリーズの差は以下の通り。
Zero | Zero 2 W | |
---|---|---|
SoC | Broadcom製 BCM2835 | Broadcom製 BCM2710A1 |
CPUアーキテクチャ | ARM11 | Arm Cortex-A53 |
CPUコア数 | シングルコア | クアッドコア |
CPUビット数 | 32-bit | 64-bit |
選定理由③:たまたま
2025正月前に秋葉原の千石電商に立ち寄った。
その時にふとRaspberry Piを買おうと思い立ち購入に至った。
単純にお店に頑張ってほしいというのもある。
3. OSインストール
以下の公式サイトに書かれている通り。
公式:Raspberry Pi OS
Raspberry Pi OSを使う場合は、全てお膳立てされているのでOSメディアを作ること自体は特に難しいことはない。
今回OSを選ぶ基準は以下で「Raspberry Pi OS (64-bit)」を使用している。
・GUIのRaspberry Pi OS
・できれば低容量
・動作が高速
Raspberry Pi ImagerでRaspberry Pi Zero 2 Wを選択すると
このようなOSの候補が出てくる
上から
Raspberry Pi OS (64-bit)
Raspberry Pi OS (32-bit)
Raspberry Pi OS (Legacy,32-bit)
Raspberry Pi OS (other)
とある。other内にも色々OSがあり、各名称内の単語には
「Lite」... CUI(必要最小限にしたのでデスクトップ環境もなし)
「Legacy」... 安定版OS(サーバに使うのかも?Raspberry Pi OSじゃなくていい気が)
「Full」... 推奨されるソフト全部のせ
「xx-bit」... OSのbit
の意味があり、今回の基準からすると
「Lite」と「Full」が無く、「64-bit」が付くOSなら何でも良いということになるので「Raspberry Pi OS (64-bit)」を使用することにした。
4. おわりに
初Qiita記事でした。
次回は参考サイトの動作をお試しでやってみます。