はじめに
こんにちは。こんばんは。おはようございます!
今回は個人開発話でも書いてみようと思います。個人開発で月1万円を稼げるようになるというのは僕にとって1つの目標でした。同じように月1万円稼げるようになりたいぞ〜!という人もいるかもしれません。そういう人にこの記事が少しでも参考になればと思っています。
そして、実際にこの記事を読んで「個人開発をスタートした!」「眠らせてたアプリをバージョンアップした!」などのアクションにつながったとしたら、それが一番嬉しいです。
ちなみに僕はiOSアプリを開発しているので、iOSアプリによった話がメインです。
個人開発で一番大事なこと
大事なのは続けること
ごくごく当たり前のことで何の捻りもありません。でもやっぱりこれが一番大事です。とにかく続けましょう。
まだ月1万円に到達していない人で、アプリを20回以上アップデートしたという人はほぼいないんじゃないかと思います。逆に言えば自分なりに考えながら、20回くらいアプリをアップデートできれば月1万円くらいであればクリアできると思います。
ちょっと根性論的になってしまったので、個人的に続けるためのコツを書いておきます。
続けるために僕が捨てたもの
続けるためのモチベーションになるものは個人によって違うので、これが必ず誰にでも当てはまるとは思いません。でも多くの人には当てはまるように思います。
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設計
- MVCがいいかな?MVPがいいかな?MVVMの方がいいかも?DDDも採用しちゃう?これらのことを考え始めるとほぼ確実に目先の開発スピードは落ちます。スピードが落ちてくると、結局途中で辞めてしまうということも往々にして起こります。ちょっと無理矢理な実装でも全然いいんです。どんどんアプリの「動き」をアップデートしていきましょう。そしてユーザーに届けましょう。
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完璧な機能
- アプリはアップデートができます。一度出したらそれで終わりではありません。とにかく最初は出しましょう。あの機能もほしい!この機能もあったら便利!わかりますが、プラスアルファです。最小限でとりあえず出しましょう。アップデートする時も同じです。小さい機能でいいです。細かく刻んでいいです。「完璧」と思えるものでなくてもいいのでどんどん出しましょう。あなたが完璧だと思えなくても、それを求めてる人は結構います。
マークザッカーバーグも 「Done is better than perfect」 と言っています。完璧求めなくてOK!過剰な設計もいりません。とにかく出しましょう。とにかくアプデしましょう!スピーディにリリースして、継続的にアプデできるなら月1万円は割とすぐそこです!たぶん!
テクニックっぽい話も一応
とにかく続ければいいんだぁ!!と言ってきました。それが一番大事です。でもちょっとだけテクニックっぽ話もしておきます。特にDL数を増やすことは大事なのでそこらへん。プラス収益周りを。
ASOを意識(DL数を増やすため)
特定のキーワードで検索1位がとれると、DL数が結構増えます。
僕のアプリもあるワードで1位になってから結構DL数が増えたと記憶しています。
2位と1位でも割と差がある印象なので、できるだけ検索で上位を取れるように僕がテコ入れしたところを紹介します。
ただ、Appleが公式に「こういうアルゴリズムで検索の表示を決めています」ということは言っていないと思うのでその点ご理解ください。
アプリはちょっとニッチ寄りを攻める
大きい市場を狙っていくのは得策とは言えないと思っています。大きい市場は企業が持っていっていると思うので、個人で開発するならニッチめのところを狙った方がいいように思います。なかなか他が強すぎて検索の上位が取れません。
例えば、「筋トレ」とか「TODO」とかそういうジャンルを攻めるのは難しそうだなと思います。
IT系じゃない職場で働いていた経験があれば、そのときに不便だったことを解決するアプリとかは結構いいんじゃないかと思ったりしてます。
アプリのタイトルにコア機能の名称を入れる
タイトルは検索において割と重要視されてると思います。だから、コアのワードはタイトルに入れた方が無難だと思っています。
例えば「筋トレ」アプリを作っているなら「筋トレ」をタイトルに入れるということです。筋トレアプリを探している人はおそらく「筋トレ」と検索します。
そのユーザーに検索でできるだけ上位に表示されるようにコアのワードはタイトルに入れておくといいと思います。
逆に、造語をタイトルに入れてしまうのは勿体無いと個人的には思っています。全くアプリの認知がない中でそのアプリ名を検索する人はほぼいないはずなので、検索でなかなか上位が取れず、ダウンロードが増えなくなってしまうと思います。
サブタイトルにも重要なキーワードを入れる
まぁ上のタイトルの話と同じです。サブタイトルも割りと検索において大事だと思います。コアのキーワドの次くらいに重要なワードをサブタイトルにし伸ばしておきましょう。アプリの説明欄にもキーワードを使って説明しておくと良さそうです。
AppStoreConnectでのアプリのキーワード設定
AppStoreConnect上でアプリを審査に出すときにキーワードを入力する欄があると思います。可能な限り関係のありそうなワードを入力しておきましょう。
注意として、キーワードに「筋トレ」「腹筋」を入れたときには「筋トレ 腹筋」のように間にスペースが入った検索にも適応されるみたいです。
つまりAppStoreConnect上で「筋トレ」「腹筋」「筋トレ 腹筋」と別々に含める必要はなく、「筋トレ」と「腹筋」のみが入っていれば良いということです。
レビューの数を増やす
アプリのコア機能を使用し終えて、ユーザーがある程度満足していそうなタイミングでレビュー依頼のアラートを出して、レビュー数を増やしていきましょう。たぶんこのレビュー数も検索で上位をとるのに重要なポイントの一つだと思います。
収益周り
リワード広告の導入
リワード広告はバナー広告より単価が高く、広告収益を伸ばすのに有効でした。
僕もまだ1日100円とかくらいしか稼げていなかったときに、リワード広告を実装して、300円とか多いときには500円とか収益が発生するようになりました。
アプリの中の一部の機能は動画広告を見たら使えるみたいな実装をしてみるといいと思います。
買切りの値段はちょっと高めに設定
まず大前提、課金機能は作ったほうがいいと思います。そして、「こんな機能が課金機能でいいのだろうか?」みたいな心配はいりません。とりあえず出してみましょう。
売れなければ何か機能を追加してきましょう。そして、サブスクと買切りを同時に採用している場合、買切りの値段は思っているよりちょっと強気の価格設定でも売れます。やはり、「毎月払う」という部分に抵抗があるユーザーは一定いるんだろうなと思います。
Apple Small Business Programに加入しよう
これは知っている人も多そうですが一応。手数料が30%から15%になるので加入しておきましょう。100万ドルの収益を超えたら30%に戻ってしまうので注意が必要です。
おまけ
月1万円のアプリは240万円の価値がある?
僕は株式投資もしているので、配当金に置き換えて考えてみます。
配当が5%出る株で月1万円の配当を貰おうとすると、240万円の投資が必要になります。結構な投資額ですよね?
月1万円を稼ぐアプリというと、「まぁ、生活が劇的に変わるわけでもないし」って思うかもしれませんが、配当に置き換えて考えてみればまぁまぁすごいことです。月4万稼げればほぼ1,000万!
明確にモチベが上がった金額
月1万円を超えた時は嬉しかったなと思います。ただ、明確にモチベが爆上がったのは個人的には月2万円を超えたあたりでした。なんかこの辺で「あれ?もしかしたらもっと行けるんじゃね?」って思い始めました。月1万円を達成したら、0から1万よりはるかに簡単に2万円は達成できると思います!
僕が個人開発を通して得られたものと感じたこと
コツコツ続けてきて、アプリから毎月収益が発生するようになりました。自分が考えたものを形にして、世の中にだして、そのアプリに興味を持ってくれる人がいて、インストールしてくれて、「もっとこういう機能があったら便利」という声をもらって、とても嬉しいことです。ちょっとだけ自信がつきました。
また、自分が提供しているものに対して「お金」を払ってもいいと思ってくれている人が月に何十人もいるというのはかなり嬉しいです。
何かが生み出されたときに「それすごいね!」っていう人はたくさんいます。ただ実際にすごいと言っていても「お金」を払うというところにはまた別の大きな壁があると思います。
その「お金」を払うという行動の対象が僕のアプリに向いているというのがすごく嬉しいです。このアプリを作ってよかったと思うとともに、期待に応えてもっといいものにしたいと思っています。
終わりに
いかがだったでしょうか?
意外にそんなもんかと思うような内容だったんじゃないでしょうか?ただ、月1万円を個人開発で稼ぐために必要なものは、案外「そんなもんか」ということがちゃんとできるかということだったりするんだと思います。
僕はこれからもコツコツ開発を続けていこうと思います!
この記事読んでちょっとやる気出たぞ!って人はぜひこの後すぐアクションを!
そして、ちょっとでもよかったぞ!と思ってくれた人は「いいね」もお願いします!
TwitterではDL数の話だったりDAUの話だったりもちょくちょくしてるので、のぞいてみてください!
ではまた!!