採用人事がエンジニア目指すってよ
こんにちは。こんばんは。
IT業界にいれば1度は聞いたことがあるであろう企業のエンジニア採用人事をしている"どこかの人事ちゃん"です。人事ちゃんと呼んでください。
ところで、エンジニア経験が全くと言ってない文系人材がエンジニア採用を担当するって結構無理ゲーだと感じていて。(不可能ではないと思う。世の中の大半がそうだと思うし。)
私は今新卒3年目でエンジニア採用担当になって10カ月だけど、既にどことなく感じている気持ち悪さ。何もエンジニアのこと知らないのに、自分が学生に何をしてあげられるっていうんだという文系人事の限界を感じている真っ最中です。
例えば、GoとかRubyはバックエンドで使用する言語だよとか開発手法にアジャイルとウォーターフォールがあるよとかITパスポートレベルの話は知っている。大学3年の秋に就活の足しになればと思い1か月勉強したり前職もエンジニア専門のエージェントで働いていたので基本的な知識は持っているつもり。
それで?
それが何の役に立つんだ?
私この場にいる意味ある?
ただ採用オペレーション回すだけだったら誰でもできるでしょ。自分がリクルーターとして介入価値のある人間になるにはどうしたらいいんだ?
結論:エンジニアになる(暴論)
結構本気
冗談抜きでこれが一番いいと思っている。いくら時間がかかっても。
だって、自分より仕事できない人に何言われても響かないじゃん?
現場で働いている人間が営業経験ない本社の人にあーだこーだ言われても
「( ゚Д゚)ナニカ?」って感じだよね?
少しでも経験してる人に言われるのと全く経験していない人に言われるのでは雲泥の差があると勝手に思っている。少なくとも私はそう。
なので自分が身をもって学んで経験することで、学生が自分のより良いキャリアを選択できる何かを提供してちゃんと介在価値があるリクルーターになりたいと思っている。
ごめん。ちょっときれいごと言ってる自覚はある。
とはいったけど、理由はそれだけじゃなくて。
ビジネス職は大半そうかもしれないけど、自分のスキルを言語化/定量化するのって結構難しいと思っていて。「これを経験したことある」とか「これができる」とかを客観的に把握することが難しい。今私は正にこれに悩んでいて、自分って実は何もできないんじゃないかと疑心暗鬼に陥る要因の一つになっている。
今こそ、ある程度名の通っている企業にいるからそこそこ上手くいっている部分も多くあって、じゃあまったく状況の違う企業に行ったらどうなるかって言われたらもう、本当に、
恐ろしくて涙が出るよね^^
だから、自分はこれができるよ!っていう何か安心できるスキルが欲しいのもあるんだと思う。
シンプルにエンジニアの文化が好き。
勿論企業によってエンジニア組織の文化とか雰囲気と勝手違うと思うけど、少なくとも私は弊社のエンジニア組織のカルチャーが大好きで。
あえて言語化してみると、
- ユーザーにとっての本当の価値を追求することに夢中になっている
- 勉強会や技術発信会のような技術研鑽系のイベントを自発的に開催して技術を高め合うような関係性・環境がある
- 開発合宿とか楽しそう(非常に安易)
普段社内のエンジニアが集まるミニ総会(こんな機能をリリースしたよ~とか)に参加してるけど、シンプルにエンジニアってすごいな、かっこいいなと思えることが多くて、自分の性格上かっこいいと思ったことは見てるだけでは収まらない性格でやってみたいという感情が湧いてくるので挑戦してみたいというのもある。
甘くないよね。
といってもまあ甘くないよねというお話。(当たり前)
よく巷で「ITエンジニアになろう!」「Webエンジニアになろう!」みたいな広告を垂れ流しているプログラミング教室があるが、非常にナメていることだけはわかる。
普段すごいエンジニアを目の当たりにしているから今自分がそう感じるんだろうけど、かなり小手先というか、なんというか、情報弱者に向けてあまり役に立たない教材を売っていることだけはわかる。(一概にそうだとは言えないが。)
だからそれなりの覚悟感を持って、本当に長期的にしっかり取り組んでいきたいと思っているというのが今のお気持ち。
まずCSから学んでみる。
昨日夜中3時にRecursionに登録して無料コンテンツをさらっと読んでみた。
ただただため息が出た。今まで使ってた言葉の定義全然違うじゃん、とか。色々。
でもやっぱり自分が何も知らないことを学んでいることにドキドキ感ワクワク感を感じている自分がいる。あくまで本業は採用人事だから、めちゃくちゃ時間を割いてコミットする!とかはできないけどとにかくできることはやってみようと思う。ありがたいことに弊社には心優しいエンジニアがたくさんいるので分からないことがあったら教えてくれそうだし。(他力本願)なんとか頑張りたい。
どうぞ、いつまでこのブログが続くのかは見てのお楽しみ^^
1週間に1回更新出来たら良い方かな~