はじめに
こちらの記事を参考にさせていただきました。
Helloした理由
- 入社先でNew Relicを利用していたので、この機会で使えるようになりたかった
アドベントカレンダーの景品が豪華だった🎁
Hello New Relic前の知識
- システムの監視・パフォーマンスの分析ができる
- わかりやすそうなGUI
- 緑色🟢
これまで利用していた監視・パフォーマンス分析サービス
- AWS CloudWatch
システムをリリースしたばかりの頃は、勘でエラー発生箇所にあたりをつけ、CloudWatchのロググループから具体的なエラー箇所を特定していました。
小規模システムだったのでなんとかなっていましたが、これが大規模システムだと恐ろしいなと思います...
New Relicは、アプリケーションパフォーマンス管理(APM)に特化したサービスで、
アプリケーションコード内でのトレースやエラーハンドリング、リクエストのパフォーマンスを可視化してくれます。
エラー箇所の特定にかかる時間を極力減らしてくれるようになっており、エンジニアがやらなくていいことをNew Relicがやってくれます。
私の場合、AWS CloudWatchしか使ったことがないのでNew Relicの理解を深めるためにも両者を比較してみました。
AWS CloudWatchとNew Relicの比較
項目 | AWS CloudWatch | New Relic |
---|---|---|
用途と対象 | 主に AWSインフラストラクチャ向け。AWSリソースの監視に特化。 | クラウド環境全般(AWS, Azure, GCP, オンプレミス)に対応。アプリケーションパフォーマンス管理(APM)に特化。 |
監視対象 | AWSリソース | フルスタック監視(インフラ、アプリケーション、ブラウザ、モバイル) |
インフラ監視 | AWS環境に特化したメトリクス収集、オートスケーリング、ログ収集。 | インフラ全般を監視、サーバー、クラウドリソースも対応。 |
モニタリングの種類 | メトリクス収集、ログ収集、アラート通知、ダッシュボード | アプリケーション、インフラ、ブラウザ、モバイル、リアルユーザーモニタリング |
料金体系 | AWSリソースの使用量に基づく。規模が大きいとコストが高くなる。 | 使用量に応じた課金。無料プランあり、プロフェッショナル機能は有料プランが必要。 |
Hello New Relicした所感
アプリケーション特化型の監視ということで、エラー特定がしやすいダッシュボードになっていて使いやすかったです👇
ページ読み込みが遅い画面などもわかりやすく把握できました👇
Hello New Relic
ここからは実際にやったことをまとめています。
まずはこちらを参考にNew Relicをインストールしてみました。
次にNew Relic入門の視聴。
-
New Relicとはどんなサービス?
オブザーバビリティプラットフォーム -
利用するメリットは?
クレーム前にエラー検知しやすい、エラー箇所の特定が容易など
複雑化するシステムに対して、エラーの原因箇所を把握する難易度は高く、これまではベテランエンジニアが経験と勘で対応していた状況をNew Relicならまるっと解決!
という内容でした。
エラー箇所を特定できたり、通常とは異なる振る舞いをしていないかをGUIでわかりやすく把握できるのは有難いなと感じると同時に、実際の状況に近い形で使い勝手を体験したい!
ということで、
やったこと
- progate(無料プラン)
Progateで学んだNew Relic導入のざっくり手順
- APIとNewRelicを接続
- フロントにブラウザ導入
- アクセス負荷をかけたデータを蓄積
- New Relicで監視・検知を行い、原因箇所を特定
- 原因箇所を修正し、監視内容が変わっていることを確認
負荷をかけるスクリプトは何度実行してもタイムアウトしてしまうので断念…
負荷をかけた際の監視状況やエラー箇所の特定などをどうしても試したかったので、
公式ハンズオンを行いました。
- 公式ハンズオン
おわりに
実際に手を動かしてNew Relicを体験できたので取っ付きやすかったです。
エラー検知から監視結果の確認までを触れるようになっているのがありがたいですね。
実務ではよりリアルタイムに検知できるよう、社内SNSに通知を送っています。(つい先週お世話になりました)
この機会の大枠を学ぶことができたので実務に活かしていき、次の機会も記事投稿したいと思います💪