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ECSでコンテナ実行メモ その3

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概要

前回の記事の段階ではうまくいかなかったのがどうにかECS上でコンテナを動かすことができたのでその流れをまとめます。

Dockerimageの準備

Dockerのイメージを準備します。

  • resize.shを実行します。こちらから取得します。引数でサイズを指定します。今回は20GiBで実施しました。

  • サンプルとするアプリを取得します

git clone https://github.com/docker/getting-started.git
  • Dockerfileを作成します。
pushd getting-started/app
touch Dockerfile
vi Dockerfile
  • Dockerfileの中身は以下のようにします。
# syntax=docker/dockerfile:1
FROM node:12-alpine
RUN apk add --no-cache python2 g++ make
WORKDIR /app
COPY . .
RUN yarn install --production
CMD ["node", "src/index.js"]
  • Docker imageのビルドを行います。またコンテナの動作を確認します。(コンテナの動作確認は実施しなくても構いません)
docker image build -t docker-sample:v1 .
docker run -dp 8080:3000 docker-sample:v1
  • ECRにリポジトリを作成します。手順等は以前の記事を参照してください。ここではdocker-sampleという名前で作成しています。

  • 以下のコマンドでコンテナのイメージをECRにpushします。

AWS_ACCOUNT_ID=$(aws sts get-caller-identity --query 'Account' --output text)

docker image tag docker-sample:v1 ${AWS_ACCOUNT_ID}.dkr.ecr.ap-northeast-1.amazonaws.com/docker-sample:v1

aws ecr --region ap-northeast-1 get-login-password | docker login --username AWS --password-stdin https://${AWS_ACCOUNT_ID}.dkr.ecr.ap-northeast-1.amazonaws.com/docker-sample

docker image push ${AWS_ACCOUNT_ID}.dkr.ecr.ap-northeast-1.amazonaws.com/docker-sample:v1

セキュリティグループの準備

  • 今回のアプリはポート3000でアクセスするためセキュリティグループのインバウンドにアクセスできるように設定を行います。

タスク定義登録

  • まずタスク定義を登録します。FARGATEを指定します。

タスク定義.png

  • コンテナの追加を選択してイメージは前述のECRのイメージのURIを指定します。コンテナポートはここでは 3000 にしていますす。
    コンテナ1.png

  • タスクの定義は 画像のように設定してい行きます。
    タスク定義_1.png
    タスク定義_2.png

クラスターの作成

  • ネットワーキングのみ を選択します。
    クラスター_1.png
    クラスター_2.png

タスクの作成

  • 最後にタスクを実行します。起動タイプは FARGATE を選択します。
    VPCは作成済みのVPCを指定しています。サブネットも同様です。本来ならここでMulti-AZになるように複数サブネットを指定します。セキュリティグループは前述の段階で作成したセキュリティグループを使用します。ここで作成しても問題ありません。
    ロードバランサーは使っていないためパブリックIPの自動割り当てを ENABLED を指定します。
    タスク_1.png
    タスク_2.png

タスク_3.png

  • 実行に成功すると以下のように RUNNING の表示に代わります。
    タスク_4.png

動作確認

  • タスクの詳細画面からパブリックIPを確認します。
    タスク_5.png

  • 確認したIPアドレスに :3000 を追加することで以下のようにアクセスすることができます。
    完成画面.png

最後に

こちらの記事を参考に実施することで無事ECRにpushしたコンテナを動かすことができました。
本来であればロードバランサーなどを使ってのアクセスなどを行うところですがひとまずはECSでコンテナを動かすことに成功しました。

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