はじめに
この記事では、生成AIを活用して、特定の記事の内容を効率的に把握することが出来たので、その方法を記載します。
興味のある記事のテキスト全文をコピー&ペーストして、質問を「①~ ②~ …」と番号付きで記載することで、生成AIが一度に全ての質問に対して的確に回答を提供しました。これにより、記事を読む手間を省き、知りたい情報だけを迅速に収集することが出来ました。
以降で、ChatGPTに聞いてみた例と、他の生成AIに聞いてみた例を記載します。
同類の有用な方法
生成AIへの質問形式
ここでは、プログラミング・ソフトウェア等とは全く関係のない、医療系のニュース記事から、知りたい情報だけを収集する場合について考えます。
生成AIを活用して、知りたい記事のテキスト全文をコピー&ペーストして、その下にお好みの質問内容を「①~ ②~ …」と番号付きで書いて、生成AIに渡せば、全質問に一発で的確に回答してくれるので、非常に良好でした。記事全体を読む必要なく、知りたい点の情報だけを収集できます。
生成AIへの質問例:
(記事のテキスト全文をコピー&ペースト)
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下記の質問に回答して下さい:
①上記の記事は、EGFR陽性の2次治療以降の患者を対象に含んだ記事か?
②上記の記事は、何が良くなったか? (なるべく数値で効果を記載)
③上記の記事を、端的に要約して箇条書きでまとめると?
④上記の記事で、EGFR陽性でオシメルチニブ耐性獲得後の次治療法について参考情報を箇条書きでまとめると?(無い場合は無しのみ記載)
⑤上記の記事で、投薬の効果が出たメカニズムや薬剤耐性獲得のメカニズムに関する参考情報を箇条書きでまとめると?(無い場合は無しのみ記載)
⑥上記の記事は、どんな薬についての記載か?それはタグリッソの次治療として有用か?
ChatGPTに聞いてみた例
以下は、ChatGPTを使って実際に質問した例です。
知りたい記事として使用したもの:
生成AIへの質問全容・詳細:
▼質問(人間)
オシメルチニブ後のEGFR変異陽性進行NSCLCにamivantamabと化学療法を含んだ治療法は化学療法のみより有意にPFSを延長【ESMO 2023】 ...
...中略... (記事のテキスト全文をコピー&ペースト)
... 使い勝手とQOLを改善することに役立つとされているamivantamabの、皮下注製剤の試験が進められている。
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下記の質問に回答して下さい:
①上記の記事は、EGFR陽性の2次治療以降の患者を対象に含んだ記事か?
②上記の記事は、何が良くなったか? (なるべく数値で効果を記載)
③上記の記事を、端的に要約して箇条書きでまとめると?
④上記の記事で、EGFR陽性でオシメルチニブ耐性獲得後の次治療法について参考情報を箇条書きでまとめると?(無い場合は無しのみ記載)
⑤上記の記事で、投薬の効果が出たメカニズムや薬剤耐性獲得のメカニズムに関する参考情報を箇条書きでまとめると?(無い場合は無しのみ記載)
⑥上記の記事は、どんな薬についての記載か?それはタグリッソの次治療として有用か?
▼生成AIの回答(ChatGPT-4o)
回答
①上記の記事は、EGFR陽性の2次治療以降の患者を対象に含んだ記事か?
はい、上記の記事はオシメルチニブ投与で病勢進行したEGFR変異陽性の進行非小細胞肺癌(NSCLC)の患者を対象としています。これは2次治療以降の患者を含んでいます。
②上記の記事は、何が良くなったか? (なるべく数値で効果を記載)
-
無増悪生存期間(PFS):
- Amivantamab+化学療法群:6.3カ月(ハザード比0.48、95%信頼区間:0.36-0.64)
- Amivantamab+Lazertinib+化学療法群:8.3カ月(ハザード比0.44、95%信頼区間:0.35-0.56)
- 化学療法のみ群:4.2カ月
-
12カ月PFS率:
- Amivantamab+Lazertinib+化学療法群:37%
- Amivantamab+化学療法群:22%
- 化学療法のみ群:13%
-
奏効率:
- Amivantamab+化学療法群:64%(オッズ比3.1、p<0.001)
- Amivantamab+Lazertinib+化学療法群:63%(オッズ比3.0、p<0.01)
- 化学療法のみ群:36%
-
頭蓋内PFS:
- Amivantamab+化学療法群:12.5カ月(ハザード比0.55、p=0.001)
- Amivantamab+Lazertinib+化学療法群:12.8カ月(ハザード比0.58、p<0.001)
- 化学療法のみ群:8.3カ月
③上記の記事を、端的に要約して箇条書きでまとめると?
- MARIPOSA-2試験で、オシメルチニブ耐性EGFR変異陽性NSCLC患者における治療効果を評価。
- Amivantamabと化学療法の併用がPFSを有意に延長。
- 脳転移患者にも有効で、OSも改善傾向。
- 主要評価項目はPFS、副次評価項目は奏効率、DOR、OS、頭蓋内PFS、安全性。
- グレード3以上の副作用発現率は高いが、効果は有意。
④上記の記事で、EGFR陽性でオシメルチニブ耐性獲得後の次治療法について参考情報を箇条書きでまとめると?
- Amivantamabと化学療法の併用(カルボプラチンとペメトレキセド)
- AmivantamabとLazertinibおよび化学療法の併用
- これらの併用療法は、化学療法単独よりもPFSを有意に延長
⑤上記の記事で、投薬の効果が出たメカニズムや薬剤耐性獲得のメカニズムに関する参考情報を箇条書きでまとめると?
- 記事内に投薬の効果が出たメカニズムや薬剤耐性獲得のメカニズムに関する具体的な説明はなし。
⑥上記の記事は、どんな薬についての記載か?それはタグリッソの次治療として有用か?
-
薬剤:
- Amivantamab(EGFRとMETに対する二重特異性抗体)
- Lazertinib(EGFR-TKI)
- 化学療法薬(カルボプラチンとペメトレキセド)
-
タグリッソ(オシメルチニブ)の次治療としての有用性:
- 有用。オシメルチニブ耐性を獲得したEGFR変異陽性のNSCLC患者に対し、Amivantamabを含む併用療法がPFSを有意に延長し、脳転移にも効果があると示されています。
生成AIが回答した上記の内容は、元記事に記載の通りで、全て正しい内容になっていました。回答内容に間違いは1箇所もありません。
他の生成AIに聞いてみた例
他の生成AIでも同様の結果が得られました。下記のリンクから具体例を確認できます。
Perplexity AIの結果:
Phindの結果:
ChatGPTに聞いてみた例 (もっと)
ChatGPTに聞いてみた例を、更にいくつか記載します。
有用情報ありの記事に対して
有用情報あり記事に対して、ChatGPTに聞いてみた例を、更にいくつか記載します。いずれも、一発で全質問への回答OK、良検出、良好でした。
(例1)
前述の「ChatGPTに聞いてみた例」節に記載したものは、有用情報ありの記事に対しての結果になります。(例1とする)
例2
知りたい記事として使用したもの:
生成AIへの質問全容・詳細:
▼質問(人間)
オシメルチニブで病勢進行したEGFR変異陽性進行NSCLCを対象にアミバンタマブと化学療法の併用が申請
横山勇生=編集委員
ヤンセンファーマは5月31日、EGFRとMETを標的とする二重特異性抗体アミバンタマブ(amivantamab)と化学療法(カルボプラチンとペメトレキセド)の併用療法について、...
...中略... (記事のテキスト全文をコピー&ペースト)
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下記の質問に回答して下さい:
①上記の記事は、EGFR陽性の2次治療以降の患者を対象に含んだ記事か?
②上記の記事は、何が良くなったか? (なるべく数値で効果を記載)
③上記の記事を、端的に要約して箇条書きでまとめると?
④上記の記事で、EGFR陽性でオシメルチニブ耐性獲得後の次治療法について参考情報を箇条書きでまとめると?(無い場合は無しのみ記載)
⑤上記の記事で、投薬の効果が出たメカニズムや薬剤耐性獲得のメカニズムに関する参考情報を箇条書きでまとめると?(無い場合は無しのみ記載)
⑥上記の記事は、どんな薬についての記載か?それはタグリッソの次治療として有用か?
▼生成AIの回答(ChatGPT-4o)
① 上記の記事は、EGFR陽性の2次治療以降の患者を対象に含んだ記事か?
- はい。記事は、EGFR遺伝子変異陽性の進行非小細胞肺癌(NSCLC)で、オシメルチニブ治療後に病勢進行した患者を対象にしています。
② 上記の記事は、何が良くなったか? (なるべく数値で効果を記載)
- アミバンタマブと化学療法の併用は、化学療法のみに比べて病勢進行または死亡のリスクを52%減少できることが示されています。
③ 上記の記事を、端的に要約して箇条書きでまとめると?
- ヤンセンファーマはアミバンタマブと化学療法の併用療法について、オシメルチニブ治療後に病勢進行したEGFR遺伝子変異陽性の進行非小細胞肺癌患者を対象に製造販売承認申請を行った。
- 申請はMARIPOSA-2試験の結果に基づき、アミバンタマブと化学療法の併用が病勢進行または死亡リスクを52%減少させることを示唆している。
④ 上記の記事に、EGFR陽性でオシメルチニブ耐性獲得後の次治療法として、参考情報がを箇条書きでまとめると?
- 現時点では特定の次治療法に関する具体的な言及はありません。
⑤ 上記の記事に、EGFR陽性でオシメルチニブ耐性獲得後の次治療法や、耐性獲得のメカニズムに関する参考情報を箇条書きでまとめると?
- 現時点では耐性獲得の具体的なメカニズムや次治療法に関する情報は提供されていません。
⑥ 上記の記事は、どんな薬についての記載か?それはタグリッソの次治療として有用か?
- 記事はアミバンタマブについて述べており、タグリッソ(オシメルチニブ)の次治療としての有用性が検討されています。
有用情報が一部ありの記事に対して
有用情報が一部ありの記事に対して、ChatGPTに聞いてみた例を、更にいくつか記載します。いずれも、一発で全質問への回答OK、良好でした。
例3
知りたい記事として使用したもの:
生成AIへの質問全容・詳細:
▼質問(人間)
進行固形癌にamivantamabの4週毎皮下投与はインフュージョンリアクションの発生率が低く曝露量は静脈内投与と同等【ELCC 2024】
中西 亜美=日経メディカル
進行固形癌に対し、EGFRとMETに対する二重特異性抗体であるamivantamabの4週毎(Q4W)の皮下投与は、...
...中略... (記事のテキスト全文をコピー&ペースト)
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下記の質問に回答して下さい:
①上記の記事は、EGFR陽性の2次治療以降の患者を対象に含んだ記事か?
②上記の記事は、何が良くなったか? (なるべく数値で効果を記載)
③上記の記事を、端的に要約して箇条書きでまとめると?
④上記の記事で、EGFR陽性でオシメルチニブ耐性獲得後の次治療法について参考情報を箇条書きでまとめると?(無い場合は無しのみ記載)
⑤上記の記事で、投薬の効果が出たメカニズムや薬剤耐性獲得のメカニズムに関する参考情報を箇条書きでまとめると?(無い場合は無しのみ記載)
⑥上記の記事は、どんな薬についての記載か?それはタグリッソの次治療として有用か?
▼生成AIの回答(ChatGPT-4o)
① 上記の記事は、EGFR陽性の2次治療以降の患者を対象に含んだ記事か?
- はい。記事では、EGFR変異(del19とL858R)陽性の非小細胞肺癌(NSCLC)患者を対象にしています。これらの患者は、プラチナ系抗癌薬ベースの化学療法で進行した後、またはオシメルチニブなどのEGFR阻害薬に耐性を示した後の治療対象とされています。
② 上記の記事は、何が良くなったか? (なるべく数値で効果を記載)
- 皮下投与の場合、インフュージョンリアクション(IRR)の発生率が静脈内投与と比較して低く、16%(グレード1-2のIRRのみ)であった。
- 皮下投与において、薬物曝露量(AUC0-672h)は静脈内投与と同等であり、幾何平均比は1.31(90%信頼区間:1.24-1.39)であった。
③ 上記の記事を、端的に要約して箇条書きでまとめると:
- amivantamabはEGFRとMETに対する二重特異性抗体。
- Q4Wの皮下投与はIRRを低減し、静脈内投与と同等の曝露量を示す。
- PALOMA試験においてEGFR変異陽性の進行NSCLC患者で有効性が示されている。
④ 上記の記事に、EGFR陽性でオシメルチニブ耐性獲得後の場合の次治療法として、参考情報を箇条書きでまとめると?
- 記事には明確な次治療法としての情報は提供されていない。
⑤ 上記の記事に、EGFR陽性でオシメルチニブ耐性獲得後の次治療法や、耐性獲得のメカニズムに関する参考情報を箇条書きでまとめると?
- 記事には耐性獲得に関する具体的な情報は提供されていない。
⑥ 上記の記事は、どんな薬についての記載か?それはタグリッソの次治療として有用か?
- 記事ではamivantamabについての記載があります。これはEGFR変異陽性の進行NSCLC治療のための治療法であり、タグリッソ(オシメルチニブ)に耐性を示した患者に対して次治療として有望な選択肢とされています。
例4
知りたい記事として使用したもの:
生成AIへの質問全容・詳細:
▼質問(人間)
オシメ+化学療法でNSCLCのPFS改善
第Ⅲ相FLAURA2試験...
...中略... (記事のテキスト全文をコピー&ペースト)
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下記の質問に回答して下さい:
①上記の記事は、EGFR陽性の2次治療以降の患者を対象に含んだ記事か?
②上記の記事は、何が良くなったか? (なるべく数値で効果を記載)
③上記の記事を、端的に要約して箇条書きでまとめると?
④上記の記事で、EGFR陽性でオシメルチニブ耐性獲得後の次治療法について参考情報を箇条書きでまとめると?(無い場合は無しのみ記載)
⑤上記の記事で、投薬の効果が出たメカニズムや薬剤耐性獲得のメカニズムに関する参考情報を箇条書きでまとめると?(無い場合は無しのみ記載)
⑥上記の記事は、どんな薬についての記載か?それはタグリッソの次治療として有用か?
▼生成AIの回答(ChatGPT-4o)
① 上記の記事は、EGFR陽性の2次治療以降の患者を対象に含んだ記事か?
- 含まれていない。EGFR変異陽性の進行非小細胞肺がん(NSCLC)に対する一次治療に焦点を当てている。
② 上記の記事は、何が良くなったか? (なるべく数値で効果を記載)
- 無増悪生存期間(PFS)が有意に延長した:オシメルチニブ単剤療法のPFS中央値16.7カ月に対し、化学療法併用群では25.5カ月(ハザード比0.62、95%CI 0.49~0.79、P<0.001)。
- 24カ月時点での病勢進行なし生存率が増加:単剤療法群41%に対し、化学療法併用群57%。
- 客観的奏効率(ORR)が向上:単剤療法群76%に対し、化学療法併用群83%。
- 奏効期間が延長:単剤療法群15.3カ月に対し、化学療法併用群24.0カ月。
③ 上記の記事を、端的に要約して箇条書きでまとめると?
- 第Ⅲ相FLAURA2試験でオシメルチニブ+化学療法がPFSを有意に延長
- 試験はEGFR変異陽性の進行NSCLC患者を対象
- 化学療法併用群のPFS中央値25.5カ月、単剤療法群16.7カ月
- ORRも化学療法併用群が優れ、奏効期間も延長
- グレード3以上の有害事象は化学療法併用群で増加
- 腫瘍内不均一性が克服された可能性あり
④ 上記の記事で、EGFR陽性でオシメルチニブ耐性獲得後の次治療法について参考情報を箇条書きでまとめると?
- なし
⑤ 上記の記事で、投薬の効果が出たメカニズムや薬剤耐性獲得のメカニズムに関する参考情報を箇条書きでまとめると?
- オシメルチニブは選択性の高いEGFR-TKI
- ペメトレキセドとプラチナ製剤は幅広い抗腫瘍効果を有する
- 化学療法併用により腫瘍内不均一性が克服された可能性
- リキッドバイオプシーによるDNA解析が進行中
⑥ 上記の記事は、どんな薬についての記載か?それはタグリッソの次治療として有用か?
- 記事はオシメルチニブ(タグリッソ)と化学療法(ペメトレキセド+プラチナ製剤)の併用についての記載
- オシメルチニブ単剤に比べて一次治療として有用であると示されているが、タグリッソの次治療法についての情報は含まれていない。
有用情報なしの記事に対して
有用情報なしの記事に対して、ChatGPTに聞いてみた例を、更にいくつか記載します。いずれも、一発で全質問への回答OK、良好でした。
例5
知りたい記事として使用したもの:
生成AIへの質問全容・詳細:
▼質問(人間)
進行EGFR変異陽性NSCLCの1次治療でオシメルチニブと化学療法の併用はPFS2などを延長、OSの延長傾向も強まる【ELCC 2024】
横山勇生=編集委員
局所進行または転移を有するEGFR変異陽性非小細胞肺癌(NSCLC)に対する1次治療として、...
...中略... (記事のテキスト全文をコピー&ペースト)
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下記の質問に回答して下さい:
①上記の記事は、EGFR陽性の2次治療以降の患者を対象に含んだ記事か?
②上記の記事は、何が良くなったか? (なるべく数値で効果を記載)
③上記の記事を、端的に要約して箇条書きでまとめると?
④上記の記事で、EGFR陽性でオシメルチニブ耐性獲得後の次治療法について参考情報を箇条書きでまとめると?(無い場合は無しのみ記載)
⑤上記の記事で、投薬の効果が出たメカニズムや薬剤耐性獲得のメカニズムに関する参考情報を箇条書きでまとめると?(無い場合は無しのみ記載)
⑥上記の記事は、どんな薬についての記載か?それはタグリッソの次治療として有用か?
▼生成AIの回答(ChatGPT-4o)
① 上記の記事は、EGFR陽性の1次治療に関するものであり、2次治療以降の患者を対象としたものではありません。
② 上記の記事で示された改善点:
- TFST(最初の次治療までの期間):化学療法併用群は30.7カ月、オシメルチニブのみ群は25.4カ月(ハザード比0.73)。
- TSST(2つ目の次治療までの期間):化学療法併用群は非公表(NR)、オシメルチニブのみ群は33.2カ月(ハザード比0.69)。
- PFS2(無作為化から2度目の増悪または死亡までの期間):化学療法併用群は30.6カ月、オシメルチニブのみ群は27.8カ月(ハザード比0.70)。
- 2度目のOS(全生存期間):化学療法併用群は中央値NR、オシメルチニブのみ群は36.7カ月(ハザード比0.75、p=0.0280)。
③ 記事の要約:
- オシメルチニブと化学療法の併用が、EGFR変異陽性非小細胞肺癌の1次治療においてTFST、TSST、PFS2を延長し、OSにも改善傾向が見られることがFLAURA2試験で示された。
④ 次治療法としての参考情報は特に提供されていない。
⑤ EGFR陽性でオシメルチニブ耐性獲得後の次治療法やメカニズムに関する情報は提供されていない。
⑥ 記事はオシメルチニブ(タグリッソ)に関するものであり、1次治療としての有用性について述べています。耐性獲得後の次治療に関する情報は含まれていませんが、1次治療としてのタグリッソの有用性が示されています。
例6
知りたい記事として使用したもの:
生成AIへの質問全容・詳細:
▼質問(人間)
EGFR変異陽性切除不能III期のNSCLCの標準治療は根治的化学放射線療法とその後のオシメルチニブ地固め療法に【ASCO 2024】
横山勇生=編集委員
EGFR変異陽性の切除不能でIII期の非小細胞肺癌(NSCLC)に対して...
...中略... (記事のテキスト全文をコピー&ペースト)
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下記の質問に回答して下さい:
①上記の記事は、EGFR陽性の2次治療以降の患者を対象に含んだ記事か?
②上記の記事は、何が良くなったか? (なるべく数値で効果を記載)
③上記の記事を、端的に要約して箇条書きでまとめると?
④上記の記事で、EGFR陽性でオシメルチニブ耐性獲得後の次治療法について参考情報を箇条書きでまとめると?(無い場合は無しのみ記載)
⑤上記の記事で、投薬の効果が出たメカニズムや薬剤耐性獲得のメカニズムに関する参考情報を箇条書きでまとめると?(無い場合は無しのみ記載)
⑥上記の記事は、どんな薬についての記載か?それはタグリッソの次治療として有用か?
▼生成AIの回答(ChatGPT-4o)
① 上記の記事は、EGFR陽性の2次治療以降の患者を対象に含んだ記事か?
- いいえ、この記事はEGFR変異陽性の切除不能III期の非小細胞肺癌(NSCLC)の患者に対する初期治療(根治的化学放射線療法後)の話であり、2次治療以降の患者を対象にはしていません。
② 上記の記事は、何が良くなったか? (なるべく数値で効果を記載)
- 無増悪生存期間(PFS)の延長: オシメルチニブ群のPFS中央値が39.1カ月、プラセボ群が5.6カ月(ハザード比0.16, p<0.001)。
- 12カ月PFS率: オシメルチニブ群74%、プラセボ群22%。
- 24カ月PFS率: オシメルチニブ群65%、プラセボ群13%。
- 奏効率: オシメルチニブ群57%、プラセボ群33%。
- 奏効期間中央値: オシメルチニブ群36.9カ月、プラセボ群6.5カ月。
- 新規病変出現数: オシメルチニブ群22人、プラセボ群68人。
- 脳転移出現数: オシメルチニブ群8人、プラセボ群29人。
③ 上記の記事を、端的に要約して箇条書きでまとめると?
- EGFR変異陽性切除不能III期NSCLCに対する標準治療が根治的化学放射線療法後のオシメルチニブ投与に変更。
- LAURA試験により、オシメルチニブがPFSを有意に延長。
- オシメルチニブ群のPFS中央値は39.1カ月、プラセボ群は5.6カ月。
- 奏効率と奏効期間もオシメルチニブ群が優位。
- OSは中間解析でオシメルチニブ群が良好な傾向。
- 副作用は管理可能。
④ 上記の記事に、EGFR陽性でオシメルチニブ耐性獲得後の場合の次治療法として、参考情報がを箇条書きでまとめると?
- 無し
⑤ 上記の記事に、EGFR陽性でオシメルチニブ耐性獲得後の次治療法や、耐性獲得のメカニズムに関する参考情報を箇条書きでまとめると?
- 無し
⑥ 上記の記事は、どんな薬についての記載か?それはタグリッソの次治療として有用か?
- 記載されている薬はオシメルチニブ(商品名タグリッソ)。
- 記事の内容はタグリッソの次治療については触れておらず、タグリッソを用いた初期治療の話であるため、タグリッソの次治療としての有用性については記載されていません。
まとめ
生成AIを活用することで、特定の記事から必要な情報を迅速に取得できました。記事のテキスト全文をコピー&ペーストして、その下に質問内容を「①~ ②~ …」と番号付きで書いて、生成AIに質問すれば、全ての質問に一発で的確に回答してくれるので、非常に良好です。