0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

ソースコードを簡易的に把握するための生成AIへの質問方法を試してみた (質問事項の案)

Last updated at Posted at 2025-04-28

GitHubにあるオープンソースコードを把握するために、生成AIへ質問して試行してみました。ソースコードを把握するための生成AIへの質問で、良かったものをまとめます。

まず始めにする質問

いずれの場合も、まず始めに下記の質問をしてから、順次追加の質問をしていくのが無難で良かったので、まず始めに下記の質問をします。(まず始めに何の条件も指定せずにChatGPTに好きなように答えて貰った方が、かえって最も良い回答になることが多いような印象がありました)

生成AIへ質問
  (※始めにコード部分をコピー&貼り付け)

上記のコードの要旨は? + 何をしているか? 説明下さい。

「※始めにコード部分をコピー&貼り付け」部分は、まず始めにソースコード全体のうち開始部分のコード(main関数の内容や、エントリポイントのコード等)を選んで、コピー&貼り付けします。

次によくする質問

上記の質問後、得られた回答内容で、分からない部分・興味ある部分を追加で質問していきます。聞いて良かった質問を下記にまとめると:

生成AIへ質問
 ↓
「●」は何?
  (※上記の質問後、分からないライブラリ名・関数名等は、手始めにこれで質問しておけば良い)
これを利用するためのサンプルコードを下さい。(入出力データ例、型情報を記載)
 ↓
「●」関数を呼び出すために必要な、主要なコード部分を説明下さい。(コードを抜き出して、主要な処理の流れをまとめて)
 ↓
変数「●」を使用している主要なコードを抜き出して説明下さい。
変数「●」には、どんな形式のデータが入るのか? (具体値の例を示して)
プロパティ「●」の情報を取得するまでに必要な、主要なコード部分を説明下さい。(コードを抜き出して、主要な処理の流れをまとめて)
 ↓
コードを理解するには、次に何を見れば良いか?

上記の追加質問等でおおむねこの範囲の内容が把握できたら、終わりに「コードを理解するには、次に何を見れば良いか?」と生成AIに聞くと、次に見るとよい部分(関数名やライブラリ名等)を、最も良い順で教えてくれるので、終わりにこの質問をして次へどんどん読み進めていきます。

main関数の内容・エントリポイントのコードから始めて→主要な呼び出し関数の内容→(更に下階層の内容)...へと繰り返し、コード部分(1関数全体等)を順にコピー&貼り付けして、繰り返し質問していきます。(あまり長いコードを貼り付けて質問するとChatGPTではエラーとなる為)

次の新しいコードに対して、再び、前節の「上記のコードの要旨は? + 何をしているか? 説明下さい」の質問から始めます。

その他の質問: データ構造・処理の流れについて

違う側面からの質問で、聞いて良かった質問を下記にまとめます。

※主に、処理の流れ(要旨)・データの流れ・クラス/関数/変数一覧・データ構造・サンプルコード、に関する質問で把握しようとしています。

生成AIへ質問
主要なデータとその流れを説明下さい。
主要な変数を説明下さい。(位置順で、|変数名|説明|データ参照元|を表にまとめて)

このコードで主要な使用クラス・使用関数を説明下さい。(位置順で、番号付きで表にまとめて)

関数の呼び出し構造をまとめて下さい。
  (※複数のクラス・関数を含むものを渡す 注意:長いコードになるとChatGPTでは受付できなくなる)

「●」のデータ構造を説明下さい。
  (※使用されているデータセット等の保管構造の把握に 例:COCO Dataset)
このコードで取得できるデータ一覧を表にまとめて下さい。
それぞれのデータを利用するためのサンプルコードを下さい。

「●」から「●」情報を取得するまでの関連コードを抜き出して説明下さい。
  (※例:「COCO Dataset」から「bbox」情報を取得するまでの~)

この方法でソースコードを見てみた例

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?