Git LFSとは
Git LFSとは、Git Large File Storageの略で、音楽や動画などのファイルが大きいデータをGitで管理する時に使用するストレージのことです。Git Hubでは1ファイル50MBで警告、100MBでエラーとなってしまうのでGit LFSを上手く活用する必要があります。(引用:https://git-lfs.github.com/)
使い方
1.まずは、Git LFSをインストールします。(その前にbrewコマンドを有効化しておく必要がありますが、それに関してはHomebrewのインストールがわかりやすいと思います。)
brew install git-lfs
2.git lfsを初期化するために以下のコマンドを入力します。これは起動するたびに毎回実行する必要があります。
git lfs install
3.Git LFSで管理するファイルをここで指定します。つまりファイルが大きいものをここで指定しておけばいいですね。この例では、拡張子が.psdのファイルすべてをGit LFSで管理するよう指定しています。
git lfs track "*.psd"
4.先ほどのコマンドを実行すると.gitattributesファイルが自動的に生成されます。このファイルにGit LFSで管理するファイルが記述されています。そのまま.gitattributesをgit addしてください。
git add .gitattributes
5.後は普段通り、Gitの操作でファイルをadd→commit→pushすれば大丈夫です。
git add file.psd
git commit -m "Add design file"
git push origin main
まとめ
Git LFSはGit Hubだけでは管理できない大容量のファイルを管理するためのストレージのこと。ただ、無料で使える容量は1GB/月なので注意が必要です。