調べた内容
- アクセスポートにはタグがつかない
- トランクポートにはタグが付く、ただしnativにはつかない
トランク内でタグ付けなし(いろいろな呼び方) |
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native vlan |
default vlan |
PVID |
対応表
access,trunk | tagged,untagged |
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access vlan 10 | untagged 10 |
trunk vlan 10,20 | tagged 10,20 |
trunk vlan 10-30 native vlan 10 | untagged 10 tagged 20,30 |
各ポートで |
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tagは0個以上 |
untagは0~1個 |
勉強になったこと
- Native VLAN の不一致は、特に PVSTP ではループの検知が出来なくなる可能性があるため、エラーにも出力されます
追記
HybridとMultipleについて
- chatgptさんへ質問してみた
-
Hybrid(ハイブリッド)
「Hybrid」は、TaggedとUntaggedのトラフィックを同時に処理できるポート設定です。
Hybridポートは、指定されたVLANのトラフィックをタグ付きとして処理し、一部のVLANのトラフィックをタグなしとして処理することができます。これにより、トランクポートとアクセスポートの両方の役割を担うことができます。
用途: 同一ポートに対して、複数のVLANのトラフィックを処理しつつ、一部のデバイス(VLANタグを扱えないもの)に対してタグなしのトラフィックを送信する場合。
例: 特定のVLANタグを理解できるサーバやスイッチと、タグなしトラフィックを使用するPCが混在する場合に使われます。 -
Multiple(複数)
「Multiple」は、複数のVLANに対してUntaggdとして接続する設定です。
通常、1つのポートは1つのVLANに対してUntaggedとして扱いますが、Multiple設定では、同じポートで複数のVLANに対してUntaggedとして接続できるようにする設定です。
用途: 例えば、複数の異なるVLANに同時に接続する必要がある場合、特定のポートでそれぞれのVLANのUntaggedトラフィックを処理します。
VLAN設定のイメージ
- Tagged: 複数のVLANのトラフィックがタグ付きで1本のケーブルを通る
- Untagged: 特定のVLANのトラフィックだけがタグなしで通る
- Hybrid: TaggedトラフィックとUntaggedトラフィックが同時に扱われる
- Multiple: 複数のVLANにUntaggedで参加するポート設定
まとめ
- Tagged: 複数のVLANトラフィックをタグ付きで運ぶ(主にトランクポート)
- Untagged: 特定のVLANトラフィックをタグなしで運ぶ(主にアクセスポート)
- Hybrid: TaggedとUntaggedを同時に処理可能
- Multiple: 複数のVLANにUntaggedで参加