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LinkStation(LS-WVL)にDebian Bullseyeをインストール

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経緯

 以前より、以下URLのサイト様の手順の通りにDebianサーバ化し、nfsやiSCSI、sambaでのSMB3でファイルサーバとして利用していました。
 ただ、某大学のクレカ特典でGoogle Driveが無制限で利用可能だったのがサービス終了になると2ヶ月前に突然通知がありプライベートクラウドを構築してそちらに移行しようと環境を再構築することになりました。。

謝意

 手順については、ほぼこちらのサイトと同じですし、画像つきでとてもわかり易く説明されていらっしゃいますので、そちらも合わせて御覧ください。

変更手順

インストールイメージ取得

上記URLに、機種別でディレクトリが切られてあります。該当のディレクトリにアクセスし、

  • initrd.buffalo
  • uImage.buffalo

をダウンロードします。configについては使用しません。

なお、世代によってCPUが異なるので、kirkwoodorion5xが変わります。
この手順はkirkwoodの手順です。orion5xについてはやり方が違うと思います。

NASに搭載するディスクにイメージを配置

私が所有しているLS-WVLはHDDが2台搭載できるモデルです。ソフトウェアRAIDによってデータの冗長性を向上できます。

HDDのパーティショニングとフォーマット

基本的に手順は自分が参考にしたサイト様と同一です。
ただし、RAIDを構築する場合はRAIDを構成するHDD全てにinitrduImageをコピーしてください。
個人的にはい以下の手順を踏みました。

  • HDDをGPTでラベリング
# parted /dev/sdX
(parted) mklabel gpt↩
  • 1GB分のパーティションを切る
(parted) mkpart
name? []? ↩
File system type?  [ext2]? ext3↩
start? 0%↩
end? 1GB↩
  • 確認してpartedを閉じる
(parted) p↩
・・・
(parted) q↩
  • できたパーティションをext3でフォーマット
# mkfs.ext3 /dev/sdX1

あとは、ダウンロードしたinitrduImageをコピーするだけです。
以上の手順をすべてのHDDに行ってください。

HDDをNASに組み込んでインストール開始

RAID構成するすべてのHDDをセットして、電源をいれます。

電源ランプについて
公式イメージでは、インストールが正常完了するまで「準備中」を表す点滅のままになります。
ほかのインストーラとして有名な1000001101000さんのDebian_on_Buffaloの電源ランプの挙動とは異なりますので、注意してください。

Wiresharkや、tcpdumpでDHCPのリースを監視して、NASのDHCPでのIPアドレッシングを見つけて、SSHでアクセスします。

インストール中のディスクパーティショニング

自分はこのタイミングで、他のパーティションとRAIDボリュームを構成しました。

以上が変更点になります。

今後

NextCloudをインストールする予定になります。実際に使ってみてどうなるのか楽しみです。

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