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Heroku で Rails アプリを使う場合は必ず config.ru が必要らしい

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先日、他の人の Rails アプリケーションがローカルだと動くのになぜか Heroku で動かないってことがありました。
WEB で開いても Application Error ってなるだけ。

とりあえず heroku logs

まあ、こういう場合はとりあえず heroku logs ですね。

ちょっと出力例がないのですが、application crashed 的なことしか書いておらず、詳細がありませんでした。

heroku logs のログレベルを変更する

heroku logs の出力が少ない場合には

heroku config:add LOG_LEVEL=DEBUG

とやるとログの出力レベルを DEBUG まで下げられます。

config.ru がないらしい

すると、heroku logs と叩いたときに

configuration /app/config.ru not found

と出てきました。確かに Rack のアプリケーションだと必要になると公式ドキュメントには書いてありますね…。

このファイル、Rails のアプリケーションだと、テンプレートのものが生成されるようになっており、変更することはあまりないと思うので、とりあえず他の Rails アプリからコピーしてきました。

config.ru
# This file is used by Rack-based servers to start the application.

require ::File.expand_path('../config/environment',  __FILE__)
run Rails.application

いつもの

git add config.ru
git commit -m 'Add config.ru'
git push heroku master

としたところ、直りました!

最後にログレベルも除いて落としておきましょう。

heroku config:remove LOG_LEVEL

config.ru はマスト?

とりあえず上で問題は直ったのですが、Rails アプリケーションの場合は Gemfile.lock の内容を見るとドキュメント に書いてあるので、config.ru がなくても Rails アプリケーションだと認識して、うまいことやってくれる、とも取れるんですがねー。

まあ、ドキュメントの記述が少し足りないだけで、Rack アプリだから、config.ru は当然必要でしょってだけかもしれません。

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