#SORACOM でWio LTEを買ってみた
Grove IoT スターターキット for SORACOM を SORACOM ユーザーコンソールから購入しました。
2017年に発売されたボードです。
公式チュートリアル「LTE モデム搭載プロトタイプ向けデバイス Wio LTE をセットアップする」
をやってみます。
分り難かった部分を初心者向けに補足していきます。
が、ほぼ問題なく完了できてしまいました。
OS:Windows10 バージョン1809
ボード:Wio LTE Cat.1 v1.3b 03/30/2018
#基礎知識: Wio LTE の準備
SIM登録
SORACOM ユーザーコンソールからSIM登録を行います。
スターターキットに付属するクーポンは右上のアカウントを選択するとメニューに表示される「クーポン登録」から登録します。
アンテナ取付
U.FLコネクタがはまらず苦戦しました。
通常は軽い力でパチンとはまりますが、頻繁に付け外しを行うと緩くなりそうです。
※チュートリアルで一番苦戦したところです...
#基礎知識: Wio LTE の “通常モード” と “DFU モード”
ドライバがインストールされていないので接続しても「STMicroelectronics Virtual COM Port」は表示されません。
焦らずステップ1へ進みましょう。
BOOTボタン+RSTボタンでDFU モードへ移行し、RSTボタンで通常モードへ戻ることだけ覚えておきましょう。
#ステップ 1: Wio LTE の開発環境を準備する
Arduino のインストール
2019/12/31 のArduino IDEは1.8.10でした。
Microsoft Store は1.8.9だったので、本家サイトからInstallerをダウンロードしました。
SeeedJP STM32 Boards のバージョンは1.3.0でした。
インストールには1分程度かかります。
WinUSB ドライバのインストール
Zadig 2.4 でした。
操作感が若干違いましたが「STM32 BOOTLOADER」が表示されました。
TeraTerm のインストール
シリアル通信をモニター出来れば良いので、インストール済みだったPuTTYを使用しました。
ステップ 2: Wio LTE で開発してみる (LED点灯)
スケッチライブラリをインクルードしていないと、スケッチ例が表示されません。
ステップ 3: Wio LTE で開発してみる (デバイス稼働時間を SORACOM Harvest へ送信)
SORACOM Harvest の費用は「書き込みリクエスト: 1日 2000リクエストまで、1SIMあたり 1日5円」です。
スケッチを書き込み後にRST ボタンを押して通常モードにしましたが通信部分でエラーが発生してしまいました。
再度、RSTボタンを押下したところ、正常にデータが送信され始めました。
PuTTYでもSerialのCOM4を指定して出力を確認することができました。
以降のステップ
センサーデータをSORACOM Funnel を使ってAWS IoT Core へ送信したいと思います。