新しいユーザを作って、環境構築を一から開始しました。Macを使い始めて、はじめから使っていたユーザにすべての環境があったので、一から環境構築をするのが手間すぎることと、何より、時短をしたかったので、必要なものをユーザまたぎで、移動させて環境構築に着手した。
やってみたところ、大きく工数削減をして、完了することができた。
もし、全く新しい環境であっても、rvmの環境構築などは、データを移動すれば、うまく構築が出来る可能性がある。
というのを同じ悩みをもって取り組む人たちに向けて忘却録として記載しておきます。
ユーザに管理者権限を付与
sudoを実行できなければ、さわることのできないファイルがたくさんあるので、まずは、osの設定を変更する。
そのときに再起動が必要になる。
/usr/localの所有権を一括変更
homeblewのインストールされているappが、ユーザ権限の関係で実行出来ないものが多いので、一括で所有権を変更してしまう。
sudo chown -R $(whoami):admin /usr/local
rvm install
rvmはユーザ配下にインストールされるので、下記の通り実行する。
\curl -sSL https://get.rvm.io | bash
その他、ユーザ配下に
brew doctor
rvm doctor
を参考に課題解決して、
ユーザ配下にrubyをインストールすれば、完了。
rvm install 2.3.0
rvm install すら省きたいとき
兎にも角にも、rubyを移動
sudo cp -r /Users/$(whoami_old)/.rvm/rubies/* /Users/$(whoami)/.rvm/rubies/
sudo cp -r /Users/$(whoami_old)/.rvm/gems/* /Users/$(whoami)/.rvm/gems/
そのままでは、権限がrootにあるので
sudo chown -R $(whoami) /Users/$(whoami)/.rvm/rubies/*
sudo chown -R $(whoami) /Users/$(whoami)/.rvm/gems/*
必要なrubyだけ移動して、gemsetとかはきれいに整理をしたかったので、上記の通りの対応で完了としたが、
~/.rvm/wrappers/
~/.rvm/gemsets/
あたりも移動してやれば、慣れた環境を一瞬で構築出来る・・・・・はず!(未検証です)
補足
下記のコマンドでドットファイルを全部移動してあげれば、zsh、vimなどの設定も移動出来る。
が、今となっては、なんの設定かわからないファイルもたくさんあったので、私は、zshとvimだけ移動しました。
sudo cp -r /Users/$(whoami_old)/.* /Users/$(whoami)/
sudo chown -R $(whoami) /Users/$(whoami)/.*
あとがき
appなどは、移動した瞬間から、同じものを利用出来るので、ブックマークなどは、もとのユーザで出力して、コマンドラインで移動して実行することで、すぐに以前の環境を復元することができた。
ガンガン進めながら、手元にコマンドを取っておいたものをあとからまとめたので、足りない部分があれば、コメントをください。