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4月からCDSにDynamics365のアドオンであるポータルが接続できるようになる(いつかはまだわからない)

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CDS for Appsにポータル機能が使えるようになる

以下に記述がありました。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/business-applications-release-notes/April19/dynamics365-portals/cds-starter-portal

リリース情報は以下です。
CDS starter portalがApril 2019でプレビューになっています。
https://docs.microsoft.com/en-us/business-applications-release-notes/April19/dynamics365-portals/planned-features

CDS for Apps が何者かは以下です。
環境を構築した後にCDSを作れると思いますが、そこにポータルを立てれるようです。
CDSは、Dynamics365やPowerAppsでDBのような役割(データ構造定義を持つような)を果たす機能です。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/powerapps/maker/common-data-service/data-platform-intro

Dynamics365のポータルとは

アドオンを導入するだけでWEB構築・CMSっぽい

image.png
ポータルを構築するだけで、Azure上にCDSのデータからWEBページを構築します。
Dynamics365(図ではCDSと表現)をCMSのように使うイメージです。

ポータルは誰でも利用できる

ポータルは、Azure上にあり、だれでもアクセスできます。
ログインして使えるようにもできますが、ログイン情報はM365のユーザーデータとは独立して、ポータルだけで管理することができます。
そのため、自社のお客様にログインして使ってもらったりとか、匿名の人が資料をダウンロードしたり、といった使い方ができます。

ポータルで入力したデータがCDSに入っていく

Dynamics365のビューやフォームが、WEBページにそのまま出てくるようなイメージです。(いろいろカスタマイズもできます)
お客様とかがWEBページで入力したデータがそのままCDSに入っていくのでDynamics365で入力即参照できますし、
逆にDynamics365で入力したデータを、お客様に即座に見せることができます。

自社の情報共有に使う場合はライセンスが問題

Dynamics365で自社の社員向けのポータルも構築可能ですが、その場合はライセンスが必要です。
TeamMemberという安いライセンスでもいいですが、月額870円なのでそこそこ高いイメージです。
それならばPowerAppsのPlan1で済ましたほうがいいですね。
たぶん上に書いたような外部の人向けに公開するのがいい使い方なんでないかなと思います。

ライセンスが使えるみそ???

Dynamics365ではポータルを使うために、Enterpriseライセンスが最低10個必要でした。
それだけで月額10万円を超えるので、小規模な使い道には展開しづらいのではと思います。
あと、一つのテナントでポータルが一つまでという制約があって、
開発用と本番用の2つを作りたい場合は、追加でもう一つ買う必要がありました。(1ポータル月額5万強ぐらい)

PowerAppsではどうなるんでしょうかね。

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