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さくらのクラウド検定 学習メモ

Last updated at Posted at 2024-10-17

はじめに

さくらインターネットのさくらのクラウド検定取得で学習した際のメモです。

試験はリモートで、60分100問でした。

さくらインターネットのサービス 概要

  1. クラウドサービス
    • クラウドインフラストラクチャー
      • さくらのクラウド
      • さくらのVPS
    • クラウドアプリケーション
      • さくらのレンタルサーバー
  2. 物理基盤サービス
    • PHY
    • データセンター など
  3. 周辺サービス
    • IoT
    • SSL
    • CDN など

クラウドインフラストラクチャー

さくらのクラウド

  • さくらのクラウド=Iaas
    • 2011年11月リリース
  • データ転送量による従量課金なし
  • サーバ、ストレージの利用料は利用時間に応じて変わる
    • 1日10時間までは従量課金
    • それ以降は日額で定額
    • 20日未満は日額で課金
    • それ以上は月額固定
  • 東京リージョン、石狩リージョンがある
    • それぞれ第一ゾーン、第二ゾーンがある(AZ相当?OCIのFD相当?)
  • さくらのクラウドの操作
    • コントロールパネル
    • usacloud(うさクラウド)
      • CLIツール
    • Terraform for さくらのクラウド

さくらのVPS(Virtual Private Server)

ホスティングサービスから派生したサービス

  • 仮想サーバを利用するサービス
    • OS再インストールができる
    • MW、アプリケーションは自分で用意、管理する
  • 一般的なクラウドのようなスケールアウトはできない
    • HWのスケールアップはできる
  • LAN間の接続ができる
    • さくらのVPSだけでシステムを組める
  • 仮想サーバが動く物理サーバが停止すると、その上の仮想サーバも停止する
    • NISTのクラウドの要件を満たしていない

クラウドアプリケーション

さくらのレンタルサーバー

  • メールサーバ、Webサーバー、DNSサーバなどをサブスクリプションで利用できるサービス
    • コントロールパネルから利用契約できる
    • 月額単位の課金
    • 共用環境
    • 管理者権限不要(ない)
    • セキュリティ、HWトラブルはさくらが対応する
    • Saas的

比較

さくらのクラウド さくらのVPS さくらのレンタルサーバー
管理者権限 ×
コントロールパネル
提供形態 専有 専有 共用
料金体型 時間割、日割り、月額 月額 月額
API × ×

物理基盤サービス

DC内で提供している機器の実行環境

ハウジング

  • ラックを借りれる
    • 機器は持ち込み
  • 利用者がDCに入れる
  • 閉域網を通じて、さくらのクラウドなど他のサービスとつながる
  • 東京、大阪、石狩にDCがある
    • 東京は三ヶ所

さくらの専用サーバPHY

  • 物理サーバーの専用ホスティングサービス
  • コントロールパネルから設定、契約
    • OSインストール
    • RAID設定
    • NICの冗長化 など
  • 16コア/64GBメモリ/480GBストレージ/1Gbpsから
  • LB/FWのアプライアンスもある

高火力PHY

  • H100 x8搭載のベアメタルサーバ
  • 最短10分で利用可能
  • 200Gbps x4のバックボーンがある

周辺サービス

ドメイン、SSL、ImageFlux、IoT、マーケットプレイスなど

さくらのドメイン

- ドメインの取得、更新
- ネームサーバ運用

さくらのSSL

  • SSL証明書の取得
    • 即日発行可能

ImageFlux

  • 画像変換、配信エンジン
  • ImageFluxのコンポーネント
    • イメージサーバ
      • 画像変換、コンテンツキャッシュ
    • コンソールサーバ
  • 外部にオリジンサーバがある

さくらのIoT

  • さくらのセキュアモバイルコネクトとさくらのモノプラットフォームの2つ
  • さくらのセキュアモバイルコネクト
    • モバイルネットワークサービス
    • 閉域網でIoTデバイスからのデータがさくらのクラウドと繋がる
      • 専用SIMを利用
  • さくらのモノプラットフォーム
    • システム開発に必要な機器、開発環境を月額で提供

マーケットプレイス

  • セキュリティサービス
    • レンドマイクロ、SOPHOSなど
  • バックアップ
    • Acronisなど
  • その他
    • SecureCMS、など

高火力DOK

  • コンテナ
  • GPUを使用してDockerイメージを実行

アーキテクチャ設計

システム構成設計

コンピューティング

サーバープラン

  • 提供プラン
    • 仮想コア数 x メモリの組み合わせ
      • 通常プラン
        • 最小:1コア/1GBメモリ
        • 最大:20コア/224GBメモリ
      • コア専有プラン
        • 最小:2コア/4GBメモリ
        • 最大:128コア/480GBメモリ
  • 仮想コア数に応じて、メモリサイズは可変
    • 1コア -> 1-5GBメモリ
    • 20コア -> 16-224GBメモリ
  • 東京リージョン、石狩リージョンで料金が異なる
    • 石狩第一ゾーンが一番安い

作成と削除

  • シンプルモードと通常モード、2つの作成方法がある
    • シンプルモード
      • 少ないメニュー
      • 最低限の設定
    • 通常モード
      • 詳細なメニュー
  • サーバの削除前に停止が必要
    • ディスクを一緒に削除する・しないを選択できる

サーバのステータス

  • ステータス
    • Up
    • Down
    • Cleaning
      • 起動準備、処理中
  • 電源操作
    • 起動
    • cloud-init起動
    • シャットダウン
    • 強制リブート
    • 強制停止
  • シャットダウンして起動、強制リブートだと別の物理サーバでVMが起動する
    • OS上のrebootだと物理サーバーは移動しない

プラン変更

  • 仮想コア数とメモリを変更できる
    • コントロールパネルのプラン変更から操作する
    • サーバの停止が必要
    • リソースIDも変更される
  • プラン変更以外でもサーバ停止が必要になるケース
    • NICドライバを異なるタイプに変更する
    • ディスク、NICを追加する
  • インスタンスのクローン可能
    • 通常モードのみ
    • 追加NICや2つ目以降のディスクはクローンされない

タグ機能

  • タグは複数付与できる
    • サーバー一覧でタグで選択できる
  • 特殊タグ
    • 付与すると特殊な機能が使用できる
      • @keyboard-us
        • キーボードをUS配列にする
      • @cpu-topology
        • CPUソケット数が1ソケットと認識されるようにする
          • ソケットライセンスのMW(SQLサーバーなど)を使用するときに設定する
      • 物理サーバーにメンテナンス予定が発生した場合、「@mainte-YYYYMMDD-*」というタグが自動で付与される
      • @group
        • 仮想マシンが起動する物理サーバーを定義する
          • A-Dの4つのグループ
            • @group=A」みたいに指定する

NIC, SW接続

  • サーバ作成時、NICの接続先を指定する
    • デフォルト(インターネットに接続)
      • 無料の共有セグメントに接続
      • グローバルIPアドレスが割り当てられる
        • 過去に割り当てられたIPアドレスが優先的に割り当てられる(保証はされてない)
  • NICの追加
    • 最大10個まで
    • 追加NICはグローバルNWに接続できない
      • SWに接続しないといけない
        • サーバと同じゾーンに事前にSWを作成する
          • 別ゾーンのSWに接続できない
    • サーバの停止が必要
    • コントロールパネルのNICタブでIPアドレス設定後、OS上でも設定が必要
  • NICドライバ
    • VirtIO(デフォルト)
    • Intel e1000ドライバエミュレーション
  • 逆引きレコード
    • 一つ目のNICでのみ設定可能

ディスク

  • 1つのサーバに最大3つまで
    • 追加・削除する際はサーバの停止が必要
  • ISOイメージを一つ追加できる
  • ディスク暗号化機能
    • オプション
    • 新規作成時に設定。作成済みディスクをあとから有効化できない
    • 暗号化を有効にすると、アーカイブを取れない。
      • アーカイブの暗号化は対応してない
    • 自動バックアップの有効可もできない

シンプル監視

コンソール接続

  • サーバの詳細外面の「コンソール」タブがある
    • 日本語配列キーボード

コア専有プラン

  • コア「だけ」を専有
  • Intel
    • CPU2コア/4GBメモリ - 10コア/96GB
  • AMD
    • 32コア/120GB - 128コア/480GB
      - 石狩第2ゾーンでのみ利用可能
      - シンプルモードでは選択できないので、通常モードで作成する
      - サポートしてるOSにIntelとAMDで違いがある

GPUプラン

  • プランは一つ
    • NVIDIA V100
    • CPU4コア/1GPU/56GBメモリ
    • 石狩第一ゾーンでのみ利用可能
  • 料金
    • 時間額は24時間まで適用される
      • (通常プランは10時間まで)
      • それ以外は通常プランと同じ
  • 1つのGPUを専有
  • シンプルモード不可、通常モードで作成する
  • Windows Server使えない
  • サーバー作成後にGPUドライバのインストールが必要

専有ホストプラン

  • 標準専有ホスト
    • Windows以外の仮想サーバを起動
  • Windows専有ホスト
    • Widowsのみ
  • サーバスペックは共通
    • 20物理コア
    • 最大200仮想コア
      • オーバーコミット率はユーザーが変えられる
    • 224GBメモリ
  • 同じゾーンで「停止」しているサーバの中から専有ホスト上で起動するサーバを割り当てる
    • (新規作成はできないのかな?)
  • ベアメタルではない。物理サーバをそのまま使えない
    • あくまで仮想化基盤基盤として使う
  • NW、ストレージなどは別リソース
  • VMをネストできる
  • 専有ホストを解約するには、すべてのサーバの割り当てを解除するか、すべてのサーバが停止している必要がある
  • @groupタグは専有ホストで起動するサーバには効かない
    • @groupタグを外す必要あり

パブリックアーカイブ

  • 各OSが初期インストールされた状態のアーカイブ
    • SQL Serverがインストールされてるものもある
    • WindowsはDatacenter Edition
      • 最小100GB、最大2TB
      • SPLA
        • 使用権のみ
        • テクニカルサポートは別途MSと結ぶ
          • さくら経由でも結べるけど、あまりおすすめしてない感じ
  • アーカイブそのものは無料だけど、ライセンスは別途必要
  • さくらがサポートしてるが、範囲はOSによって異なる
    • 提供終了したアーカイブはアーカイブ共有機能で使えるがサポート対象外
    • さくらのサポートはOSが起動するまで
  • 識別のためのタグがついてる
  • RHEL
    • 東京第2ゾーンでCloud-init対応アーカイブが提供されている
    • Intelのコア専有プラン(2-8コア)に対応してる
  • Cloud-init対応アーカイブ
    • アーカイブ名の最後に「cloudimg」がついてる
  • パブリックアーカイブで提供されていないOSはISOイメージから自分でインストールできる
  • Oracle DB利用不可
    • BYOLもできない
    • 専用サーバPHY、ハウジングに設置した物理サーバを使う必要がある

スタートアップスクリプト

  • ディスクに設定したスクリプトが起動時に自動的に実行される
    • SHELL
      • 起動時に毎回実行される
        • スクリプト内に@sacloud-onceタグをつけると初回起動時のみになる
    • YAML_CLOUD_CONFIG
      • 初回起動時のみ実行される
  • パブリックスクリプト
    • さくらが作成、提供
  • プライベートスクリプト
    • 利用者が作成

ストレージ

ディスクプラン

  • 標準プラン
    • HDD
    • 40GB - 12TB
      • 東京第2ゾーンのみ最小が2TB
  • SSDプラン
    • 20GB - 12TB
  • 時間額、日額、月額が設定されている
    • SSDの方が効果
    • SSD 20GBは東京と石狩リージョンで料金が異なる

作成、削除

  • ディスクソース
    • ブランク
    • ディスク
      • 同一ゾーン内の既存ディスクから作成
    • アーカイブ
      • パブリックアーカイブから作成
    • マイアーカイブ
      • 利用者が作成したアーカイブから作成
  • ディスクインターフェイス
    • IDE
      • 互換性が高い(古いOSでも対応)
    • VirtIO
      • 高性能
    • 混在している場合、IDEのディスクが先に認識される
  • ディスクの削除
    • サーバに未接続のディスクを削除できる
    • サーバーと同時に削除できるが、ディスクを個別に削除する場合は事前にサーバーから外す
  • ディスクの修正
    • パブリックアーカイブからディスクを作成する際に、OSの設定を変更する
    • サーバ作成時、ディスク作成後に修正できる
      • IPアドレス、ネットマスク
      • ホスト名
      • パスワードなど
        OSによってできる項目は異なる
    • 未接続のディスクのみ修正できる
      • パブリックアーカイブ以外から作成したディスクは修正機能は対応してない

ディスクの拡張

  • ディスクサイズの変更はできない
    • 拡張したい場合は、既存のディスクをソースとして大きなディスクを新規作成し、ディスクを付け替える
    • さくらにパーティションの拡張機能がある
      • 未接続のディスクまたはサーバ停止時にできる
      • ファイルシステムの制約は受ける

ISOイメージ

  • パブリック
    • ベンダーが配布するインストールイメージ
      • パブリックアーカイブとして提供されていないOSも利用できる
        • Fedora, FreeBSDなど
    • 無料
  • プライベート
    • 利用者が作成したもの。同一ゾーンで利用可能
    • イメージを保存するディスク領域に課金
      • 5,10,20GB
      • 一つの領域に1つのイメージ
        • 同じ領域に別のISOイメージをアップロードすると、上書きされる
        • サイズ変更不可
    • FTPSでアップロード、ダウンロードする

NFSアプライアンス

  • 標準プラン
    • 100GB - 12TB
      • 東京第2ゾーンのみ最小2TB
  • SSDプラン
    • 20GB - 4TB
  • SSDプランの方が高価
  • 仕様
    • NFS v3/v4
    • マウントポイント /export
    • グローバルIPへは接続できない
    • ユーザー認証機構なし
    • クローン可能
    • IPv6非対応
  • SWへの接続が必要
    • NICは一つのみ
    • IPv4アドレスを付与
    • 事前にSWを作成しておく
    • デフォルトGWの設定可能
    • SWの変更、切断、IPアドレス変更不可

オブジェクトストレージ

  • S3互換APIあり
    • 作成済みバケットとオブジェクトの操作
  • 定額従量制
  • 石狩第1サイトのみ選択可能
    • フォルダーがある
      • フォルダーをネストできる
  • オブジェクトはバケット直下、またはフォルダー配下に置く
  • 月額固定料金+超過分は従量課金
    • さくら外部への通信は課金対象
    • さくら内の通信は課金対象外
  • サイトを利用開始するとアクセスキーが表示される
    • 一度だけ表示される
      • 新規のキーの再発行は可能
  • バケット名は他の利用者含めて一意
    • 変更不可
  • 管理画面(コンソール?)からできることは限られている
    • バージョニングなどすべての操作をする場合はAPIで操作する
  • バケット単位にパーミッションを設定できる
    • バケットのみに設定
  • ACL
    • private
    • public-read
    • バケット単位またはオブジェクト単位で設定
  • ローカルネットワークへの接続不可。グローバルNWを経由する
    • さくらのバックボーン内での通信のため、インターネットは経由しない
  • 上限
    • 10TiB/バケット
    • 20バケット/アカウント

NW

リージョン、ゾーン

  • リージョンには直接リソースを配置できない
    • リージョン -> ゾーン -> リソース
  • 異なるゾーンは必ずDCが別というわけではない
  • 石狩リージョン
    • 第1ゾーン
    • 第2ゾーン
  • 東京リージョン
    • 第1ゾーン
    • 第2ゾーン
  • SW-Server-Storageはすべて同一ゾーンである必要がある
  • グローバルリソース
    • リージョン、ゾーンに依存しないリソース

バックボーン

  • 各DC間は10G - 100Gbpsで接続
    • 対外接続の総計は1.8Tbps
  • IXやISPと東京、大阪で接続されている

スイッチ、ルーター

  • スイッチ

    • 仮想ネットワークスイッチ
    • L2接続、ローカル通信
    • プランは一つだけ
    • 時間額、日額、月額
  • ルーター+スイッチ

    • インターネット(グローバルネットワーク)接続用
    • グローバルIPアドレス(追加IPアドレス)を持つ
    • 課金
      • ルーター
        • 帯域幅に応じたプラン
          • 100M - 10Gbps
            • 10Gbpsは東京第2ゾーンのみ
        • 時間額、月額(日額なし)
      • スイッチ
        • 上のスイッチと同じ
      • 追加IPアドレス
        • グローバルIPアドレスの個数を選択
          • 16(/28) - 256(/24)
            • ユーザーが使えるのは上記から-5個
          • 月額のみ
          • /25, /24の場合は、さくらへの申し込みが必要
            • 法人契約のみ可
        • 一度削除したIPアドレスブロックを再度割り当てできない
    • 帯域はベストエフォート
    • 帯域幅は無停止で変更可能
      • 追加IPが/25, /24の場合は、さくらに問い合わせて変更する
    • 作成するときは同じ画面
      • ルーターを「はい」にするとルーター+スイッチになる
        • 「いいえ」にするとスイッチだけ作成される
  • パケットフィルター機能

    • 仮想NICへの着信、発信するパケットをフィルタリングする
    • 無料
    • プロトコルによって指定できる項目は異なる
      • TCP/UDPの場合
        • 送信元ネットワーク
        • 送信元ポート
        • 宛先ポート
    • フィルターを作成し、ルールを設定する
      • その後NICに割り当てる
        • 複数のルールを設定できる
          • 上から評価される
    • ステートレス
    • 既存フィルターからコピーできる
      • さくらが用意しているプリセットからもコピーできる
  • ローカルルーター

    • 複数のローカルNWを閉域網で接続する
      • ピアリング
      • L3で接続
    • 時間額、日額、月額
    • ハイブリッド接続
      • 別の会員と接続
    • グローバルリソース
    • 1Gpbsベストエフォート
    • さくらのVPSと専用サーバーPHYを接続することができる
      • クラウドを使わない場合でも、ピアリング設定はクラウドのコントロールパネルでやる
  • LB

    • L4
    • 標準プラン、ハイスペックプラン
      • シングル、冗長を選択
        • 時間額、日額、月額
    • スクリーンショット 2024-08-17 13.37.23.png
    • TCPのみ対応
    • リクエストの振り先がなくなった場合、ソーリーサーバーに振り分けできる
    • 冗長の場合、IPv4アドレスが2つ必要
    • ヘルスチェック方法
      • http
      • https
      • tcp
      • ping
    • 停止、再起動ができる
      • 削除するときは、停止してから
  • GSLB(Global Server Load Balancing)

    • DNSベースの耐障害性向上
      • 時間額、日額、月額
      • 標準で冗長
    • 利用者で別途用意するもの
      • バランシング対象のFQDN
      • そのFQDNを名前解決する権威DNS
        • さくらのDNSアプライアンスを利用できる
    • 利用者の権威DNSにGSLBが生成するFQDNをCNAMEレコードとして設定する
    • 実サーバーごとに重みを設定できる
      • デフォルト有効
    • 起動操作はない
    • セッションは維持されない
  • エンハンスドLB

    • L7
    • グローバルリソース
      • 固定(石狩、東京リージョン)
      • 自動(エニーキャスト)
        • 石狩、東京両方にプロビジョニングされる
        • 接続元から近いリージョンで処理される
      • 作成後に変更できない
    • 処理性能で課金
      • CPS(Connection per second)
      • 100CPS - 400,000CPU
      • HTTPSの場合、CPS性能がプラン名の1/10になる
      • 時間額、日額、月額
    • http, https, WebSocket, tcp
    • 標準で冗長
    • IPv6非対応
    • 電源操作はない
    • ソーリーサーバ設定可能
    • Syslog転送可能
      • Syslogサーバは利用者が用意する
    • SSLオフロード可能
      • Lets Encryptの証明書をインストールできる。更新の自動化可能
    • セッション維持機能
      • デフォルト無効
      • クライアントにCookieを設定して、接続するバックエンドを固定化する
    • クライアントからのIPアドレスでの接続制限可能
  • 待ち受けプロトコル、ポート

    • エンハンスドLBで設定する
    • http/https/tcp
      • httpsの場合、SSL証明書が必要
      • httpsの場合でもバックエンドのサーバとLBの間はhttpになる
    • 待ち受けポート
      • 最大2つまで
        • 22と179は設定できない
    • バックエンドは単体サーバ、サーバグループどちらかを設定できる
      • さくらが提供するサービス(クラウド、VPS、専用サーバPHYなど)のグローバルIPアドレスを設定できる
      • さくらのレンタルサーバなどの共用サービスのアドレスは設定できない
      • 他社サービスのアドレスも設定できない
    • サーバグループ
      • 所属できるグループは1つ
      • 異なるゾーンのサーバも同じグループにできる
  • VPCルータ

    • VPN接続とFW、GWセキュリティの強化
    • 4つのプランあり
      • プランに応じて時間額、日額、月額
      • スタンダード
      • プレミアム
      • ハイスペック(1,600Mbps)
      • ハイスペック(4,000Mpbs)
    • 停止、起動する
      • cloud-initなし
      • 最初は停止してる
    • IPv6非対応
    • NAT機能
      • IPマスカレード(Forward NAT)
        • 全プラン共通
        • デフォルトで動作する
        • 停止もできない
      • ポートフォワーディング(Reverse NAT)
        • 標準で利用できる
        • 全プラン共通
      • スタティックNAT(1対1NAT)
        • プレミアム、ハイスペックプランで利用可能
    • VPN機能
      • リモートアクセスVPN
        • 端末がインターネット経由でVPCルータと直接VPN接続する
        • プロトコル
          • PPTP
          • L2TP/IPSec
            • L2TPv2のみ利用できる
        • 認証方式
          • PPP認証
            • ユーザー名/パスワード
          • IPSec認証
            • 事前共有鍵
              • 鍵交換モード:アグレッシブ
      • サイト間VPN
        • 拠点のルータがインターネット経由でVPCルータとVPN接続する
        • IPSec
          • 認証方法は事前共有鍵
            • 鍵交換モード:メインモード
        • 閉域接続機能
          • インターネット接続はVPN接続先の拠点からだけになる
      • VPCルータのWireGuarサーバ機能を使ってもVPN接続できる
    • FW機能
      • 条件とアクション(Allow/Deny)、ログの有効/無効を設定
      • ルールは複数設定可能、上から順に評価される
      • いずれのルールにもマッチしないと、許可になる
      • ステートフル
  • ブリッジ接続

    • 異なるゾーンのスイッチ間をL2接続
      • さくらの他のサービスとの接続も可能
      • スイッチに接続するのが必須
        • 1ブリッジ1ゾーン1スイッチ接続
        • 同一クラウドアカウント内のスイッチのみ
      • ルータ+スイッチには接続できない
    • 時間額、日額、月額
  • ハイブリッド接続

    • ゾーン間接続サービス
      • ハウジングとも接続可能
      • SINETとも接続可能
    • リソースを作成するのではなく、コントロールパネルのフォームから申し込む
      • スイッチとの接続はさくらがやる
      • 会員IDでログイン(クラウドアカウントではない)
    • 初期費用+月額料金
      • 月額は固定
      • ハウジングに接続するときのみ、物理回線接続費用がかかる
    • 1ハイブリッド接続1ゾーン1スイッチ接続
    • 解約は書面の提出が必要
    • ブリッジ接続をハイブリッド接続に変更可能
      • 切り替えのダウンタイムなし
    • ハウジングとの接続はハウジング内でルーティングが必要
      • さくらにNW構成図やトラフィック量などを提示する
      • 帯域はベストエフォート
  • 接続マップ表示

    • 他ゾーンのリソースやグローバルリソースは表示されない
    • 画像として保存可能
  • サービス間接続

    • さくらとさくら以外と閉域網で接続する
      • 他社クラウド
      • SINET
      • LGWAN
      • オンプレ環境
        • それぞれ別サービス
    • AWS接続オプション
      • DirectConnectと閉域接続
        • Equinix TY2内で接続
        • 月額費用+転送料課金
    • SINET接続サービス
    • LGWANコネクト
      • 石狩リージョンのみ
    • プライベートリンク(オンプレとの接続)
      • Equinix TY4, KDDI大手町DC内に利用者の機器があることが前提
        • 別途ハイブリッド接続の契約が必要
    • プライベートリンク for アルテリア
      • 利用者がアルテリアと契約が必要
        • 別途ハイブリッド接続の契約が必要
    • プライベートリンク for BBIX
    • ダイレクトアクセス
      • 利用者の閉域網に接続するONUをさくらのラックに設置代行する
    • 外部回線接続サービス
      • さくらの環境とインターネットVPNで接続するサービス
        • 石狩リージョンのみ
  • DNSアプライアンス

    • 権威DNSサーバ
      • プライマリDNS、セカンダリーはNG
      • ゾーン転送は非対応
    • DNSのゾーンあたり日額、月額で課金
      • クエリやトラフィックは課金対象外
    • 基本で冗長化されてる
    • ドメイン取得代行サービスあり
    • ドメインの権限委譲が必要
  • シンプル監視

    • 監視と通知
      • ネットワーク疎通(ping, tcp)
      • アプリケーション監視(http, smtp)
        • サーバのリソース監視や監視結果を元にしたアクションはできない
    • さくらのグローバルネットワークから監視される
      • 監視対象がローカルネットワークにある場合、VPCネットワークでポートフォワーディングなどする必要がある
    • 監視する対象によって料金は異なる
      • さくらが提供するグローバルIPアドレスの監視は無料、それ以外は有料
      • 監視設定ごとに日額、月額
    • 通知先
      • メール
      • Webhook
        • 片方、または両方設定できる
        • WebHookへの通知が失敗した場合、通知が無効化される
    • 監視設定ごとに有効、無効を設定できる
    • SSL証明書アラートのチェック間隔などは変更できない

DB

DBアプラインス

  • OSまでさくらが管理
  • 冗長オプションあり
    • プランは仮想コア数xメモリサイズの組み合わせ
    • すべてのプランでディスクサイズは共通
    • DBサーバを2台で冗長
      • データを同期してる
      • Master/Slave
      • SlaveがMasterに昇格したあとに復旧するとフェイルバックする
      • どちらも同一ゾーンに配置される
  • 冗長オプションなし
    • プランはディスクサイズ
    • プランごとに仮想コア数とメモリは決まってる
  • 時間額、日額、月額
  • ディスクはすべてSSD
    • ディスクはDBアプラインスに含まれるので、個別管理はない。
      • コントロールパネルのディスクメニューにも表示されない
  • リードレプリカ
    • マスターとレプリカは同一ゾーンに配置
    • レプリカはマスターに昇格できない
    • マスター側のDBアプライアンスでリードレプリカを有効化する
      • レプリカユーザーのパスワードを設定する
      • 有効化するときはアプライアンスを停止する
      • 仮想コア数、メモリサイズは指定できない(マスターと同じリソースになる)
  • 冗長化オプションとリードレプリカは排他。併用不可
  • クローン可能
    • 冗長化なしのみ
  • PostgreSQL, MariaDB
  • SQL Clientからネットワーク経由で接続
  • デフォルトユーザー名と同名のDBが作成される
  • DBの管理者権限は利用者に付与されない
  • スイッチorルータ+スイッチに接続する必要あり
    • 冗長化オプションありの場合は、スイッチにのみ接続可能
  • ゲートウェイIPアドレス必須
    • 作成後の変更不可
  • MariaDBはSyslog転送可能
  • バックアップ
    • 自動or手動
    • 最大8世代
    • 追加料金なし(データ保管も)
      • 冗長化オプションありの場合は、保管場所としてNFS領域を利用者が用意する
  • 自動バックアップ
    • 実行間隔と実行時間を指定
      • 実行間隔
        • 毎日または曜日
      • 実行時間
        • 15分単位で選択
  • DBへのアクセス制御可能
    • IPアドレスで

データ処理

アーカイブ

  • パブリックアーカイブ
    • さくらが提供
    • OSが初期インストールされてる
  • マイアーカイブ
    • 利用者が作成
    • プランはないが20GB-1TBの範囲で作成
      • 時間額、日額、月額
    • ディスク作成時に既存ディスクをソースとして指定
      • ディスク修正機能が対応するOSであれば、NW情報やパスワードを変更できる
        • ただし、さくらは保証してない
      • ソースのディスクプラン(標準、SSD)は関係なくアーカイブを作成できる
    • アーカイブは直接サーバに接続しない
    • アーカイブソースをブランクにすると、アーカイブサイズを指定し、端末にあるイメージをFTPを使ってアップロードする
    • アーカイブソースでディスクを選択すると、そのディスクと同じサイズのアーカイブが作成される
    • アーカイブを共有すると、共有キーが発行されてそれを指定して、別利用者のアーカイブをコピーできる

自動バックアップ

  • 定期的にアーカイブを作成する機能
    • 実行間隔は週単位、曜日を指定
      • 日付や時間は指定できない
        • 指定した曜日の24時間中にランダムに実行される
    • 最大10世代
    • ソースディスクの最大サイズは1TB
  • 自動バックアップ1回ごとに利用料金が必要
    • +アーカイブ利用料が必要
  • 作成されるアーカイブにはautobackup-{リソースID}のタグがつく
    • このタグを削除すると世代管理の対象から除外され、自動削除されなくなる
  • 同一ゾーン内に保存される
    • ゾーン間コピーしたい場合は利用者側でなんとかする

ディスクマイグレーション

  • さくら内のディスク移行パターン
    • ディスク -> ディスク
    • ディスク -> マイアーカイブ -> ディスク
  • ストレージの老朽化などでディスクを移行する必要が出てくる
    • ディスクの移行は利用者のタイミングで実行する

ウェブアクセラレータ(CDN)

  • 国内向け
    • 東京、大阪に設置
    • 自動で振り分けられ、指定することはできない
  • オリジンサーバにキャッシュ保持期間を設定する(Cache-Controlヘッダ)
    • Expiresヘッダは使わない
    • コントロールパネルでもキャッシュ期間を設定できる
    • オリジンとコントールパネル両方で設定されている場合は、オリジンが優先される
  • プランはなし
    • 転送量に対する従量課金
      • CDNからインターネットへのアウトバウンドが課金対象
  • オリジンをさくら以外で稼働するサイトを指定できる
  • サイト(ウェブアクセラレータの管理対象)
    • ドメイン種別
      • 独自ドメイン
        • DNSも必要
        • 利用者が管理するFQDN
        • SSL証明書を登録可能
      • サブドメイン
        • ウェブアクセラレータが生成するFQDN
    • オリジン種別
      • ウェブサーバ
      • オブジェクトストレージ
  • 専用のコントロールパネルで操作する
    • サーバ、ストレージとは違う
  • キャッシュの最大ファイルサイズは2GB

他サービスとの連携

  • VPSとの連携
    • ブリッジを使ってL2接続
  • 専用サーバPHYとの連携
    • ブリッジを使ってL2接続
  • ハウジングとの連携
    • ハイブリッド接続
      • プライベートネットワーク

セキュリティ

認証

  • 会員ID
    • アルファベット3文字と数字5文字
      • 会員ごとにユニーク
    • 管理者権限が付与されており、会員ID配下の全てのクラウドアカウントにアクセスできる
    • 通常は利用しない
      • 通常のリソース操作にはユーザーを使用する
  • クラウドアカウント
    • リソースの作業空間
    • リソースの管理と請求はアカウントごとに区分される
  • クラウドユーザー
    • リソースを操作する
    • ユーザーごとにアカウントに属するリソース対する権限を付与する
      • 4段階
        1. リソース閲覧
        2. 電源操作
        3. 設定編集
        4. 作成削除
  • 上記の権限とは別に、各コントロールパネルへのアクセス権限を個別に設定できる
    • 会員IDでログインした際に設定可能
  • リソースID
    • 各リソースにユニークな12桁の数字
  • アカウント分離
    • サービスや開発プロジェクトごとにアカウントを分けることで、利用できるリソースを制限できる
    • 異なるアカウントのリソース間で通信する場合は、ローカルルータを利用する
  • MFA
    • Google Authenticator使える
  • シングルサーバコントロールパネル
    • サーバ1台ごとの個別APIキーを発行し、そのキーでログインすると、1台のサーバーだけを操作できるコントロールパネルになる
    • リソース閲覧とサーバ操作のみ

ログ

  • 標準でイベントログが取得されている
    • コントロールパネル、API操作、ログイン履歴
    • 保持期間は1年
      • 永続化する場合はCSVでダウンロード
        • 最大で1000件
  • VPCルータのログ
    • VPN、FW、セッション統計情報
    • 最新の100件のみコントロールパネルで確認できる
    • 永続化するにはSyslog転送する

第三者機関による認証

  • さくらインターネット
    • プライバシーマーク
    • ISMS
  • さくらのクラウド
    • ISMSクラウドセキュリティ
    • ISMP
  • 石狩DC
    • SOC2 Type2
    • SOC3
    • PCIDSS V3.2 要件9/12

SSL

  • SSL証明書の配置先
    • Webサーバー
    • エンハンスドロードバランサー
      • Let's Encript証明書の登録、自動更新の設定可能
      • コントロールパネル上で一元管理
    • ウェブアクセラレータ
      • 同上

通信パケットのフィルタリング

  • パケットフィルタ機能とVPCルータのFW機能
パケットフィルタ機能 VPCルータのFW機能
機能 ステートレス
戻りパケットの自動許可なし
ステートフル
戻りパケットの自動許可あり
設定するところ サーバのNIC 仮想アプライアンスとしてNWの境界
ログ なし あり(デフォルト無効)
費用 無償 VPCルータの費用が必要
  • パケットフィルタ機能
    • コントロールパネルで設定
    • 複数のルールを設定可能
      • 特定の通信のみを許可したい場合は、最後にdenyルールを設定する
  • VPCルータのFW機能
    • 複数のルールを設定可能
      • 特定の通信のみを許可したい場合は、最後にdenyルールを設定する

WAF

  • ホスト型WAF(サーバ上でエージェントを稼働させる)を無料で利用可能
    • マケプレでより高機能なWAFも提供されている

可用性

SLA

  • 月間99.95%
    • SLAをみたさなかった場合の減額は申請が必要
      • サポートにメールで

サーバの冗長性

  • ホストサーバに異常が起きたら、仮想サーバは別ホストで再起動する
  • サーバとストレージは分離されてる
    • ストレージのコントローラーも冗長

障害、メンテナンス

  • サーバーとアプライアンスに障害が発生したら、ウェブとメールでアナウンス
    • それ以外はウェブのみ
  • サーバーとアプライアンスのメンテナンスは
    • 1ヶ月前に
    • ウェブ、メール、コントロールパネル
      でアナウンスされる
  • それ以外は2週間前にウェブでアナウンス
  • 緊急連絡用メールアドレス
    • 会員IDのメアドとは別のアドレスを任意で10個まで登録可能
    • 緊急連絡用メアドが登録されている場合、会員IDのメアドには通知されない
  • 専有ホストのメンテナンス時、代替となるホストが割り当てられる
    • 一時的に2台のホストが割り当てられる
      • ただし、使えるCPU/メモリは1台分を上限とする

リージョン間の冗長

  • 東京リージョンと石狩リージョンで
  • DBアプライアンスの冗長化オプションは同一ゾーン内なので、DR構成を取る場合は、利用者側で同期する仕組みが必要
  • エンハンスドLBでDR構成にする場合、エニーキャストを選択する

拡張性

リソースの上限

  • 上限を引き上げるにはさくらにメールする
    • メールテンプレートはマニュアルにある
    • 上限引き上げ後、申告した消費ペースと実際の消費に乖離があると、上限が引き下げられることがある

制限値

  • 共有セグメント
    • アウトバウンド:100Mbps
    • インバウンド:制限なし
  • さくらがトラフィック制限をかけることがある
    • 通常は緊急連絡用メアドに事前連絡されるが、緊急時はない場合もある

スケーリング

  • サーバ
    • オートスケール可能
    • スケールアップ、スケールアウト可能
      • スケールアップは停止が必要
    • トリガー
      • CPU Time or ルータ+スイッチのアクティビティのトラフィック
      • 10分間隔で監視
        • トリガーを変えたい場合は利用者側で作り込む
    • スケジュール実行可能
  • ルータ+スイッチ
    • トラフィックに応じてスケール
    • ルータのプラン変更
      • 無停止
  • ディスク
    • サーバの停止が必要
    • 元のディスクを増やすのではなく、サイズの大きいディスクを作成してコピーして入れ替え
      • OS側でファイルシステムの拡張が必要
  • DBアプライアンス
    • 停止が必要
    • クローン機能で入れ替える
    • 冗長化オプションを使用している場合は、クローン機能が使えないので、新規作成して移行
    • DBアプライアンスをスケールさせる前に、リードレプリカの活用を検討する
      • リードレプリカはDBアプライアンス作成後に有効化可能
        • 停止は必要
        • 課金はマスターと同等

コスト

料金体系

  • 従量課金
    • 大部分のクラウドリソースがこっち
    • ウェブアクセラレータ、オブジェクトストレージ以外はデータ転送量に課金なし
    • 基本的に、時間額、日額、月額
      • 一部時間額または日額がないリソースもある
        • シンプル監視、DNSアプライアンスなど
      • 最小1時間単位
        • 1時間未満は切り上げ
      • 10時間分の時間額=1日分の日額
      • 20日分の日額=1ヶ月分の月額
        • 利用時間に合わせて、一番安い料金が適用される
  • 月額料金
    • 時間額と日額の両方がない
    • 一部サービスはこれに加えて、初期費用がかかるものがある
      • ハイブリッド接続など
    • 作成するたびに月額料金が発生するので、作成・削除を繰り返すと、繰り返しただけ課金される

支払い

  • 基本的にクレカ、後払い
    • サポート窓口、営業に連絡すると、請求書払いや銀行振込に変更できる
  • 法人はプリペイド購入による前払いも可
    • 購入から12ヶ月利用できる「通常プリペイド」
    • その年度の3月末まで利用できる「単年度プリペイド」

割引パスポート

  • 利用権を購入することで、割引する制度
    • 作成済みのサーバも対象になる
  • 12ヶ月, 24ヶ月, 36ヶ月分の請求に対して割引
    • 長期利用を前提
  • 対象リソース
    • サーバ(通常プラン、専有ホスト)
      • コア専有プラン、ディスク、Windowsは対象外
    • VPCルータ
    • LB
  • 特定のリソースではなく、アカウント内のリソースで請求額上位から自動的に割引対象が決まる
  • コントロールパネルから購入

運用

  • 自動起動、停止のサービスはない
0
0
0

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