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記事投稿キャンペーン 「エンジニア×非エンジニアのコミュニケーション」

スプレッドシートから、サイト上にポップアップを出すシンプルなサービスを、やべー勢いですげー作り上げた

Last updated at Posted at 2023-11-02

サイト上にポップアップを出すシンプルなサービスを作った

先日、ノーコードでサイト上にポップアップで動画を出せるシンプルなサービスをリリースしました。
サイト上に指定のタグを1行埋め込むだけで、TikTokやYoutubeの動画がポップアップするというもので、

・Googleのスプレッドシートを使って管理できる

というのが特徴で、新しいことを覚える必要がなくて担当者の負担が減るかもです。
非エンジニアでも楽勝だとおもいます。

HTMLのコーディングなどなく、YoutubeやTikTokの埋め込み動画をモーダル的に表示してくれます。
また、実装もバニラなJavascriptなのでJqueryのバージョンでぶつかることも無いかなと。

なんでつくった?

大掛かりな製品が多く、難解で維持費・導入・運用コストがバチクソに高い

この手の製品は、解析ツールや他の膨大な機能も込みで

  • 初期費用が数十万〜
  • 月額数十万〜

みたいなのが多く、導入・学習・運用コストがバカ高く、小規模な組織や案件には不向きです。
また、高い専門性を要求され、導入したところで持て余します。
かと言って、提供元と密にやるコストも割けないなど、つらいことが多いと思います。

大規模なツールを扱いきれない

昨今の解析ツールは進化が進み、いろんなことができるようになった反面、誰でも扱えるものではなくなりました。
様々な機能が提供されていますが、

  • 何を見ればよいのか
  • 言葉の意味がわからない
  • 数値の意味がわからない
  • どのようなロジックで計測されているのかわからない

など、いざ使おうとした際に知識がないと混迷を極めます。

ニーズがあるのでは

ってなわけで

  • シンプルに
  • 新しいことを覚えずに

使えるものがあれば、お手頃に提供できるし使ってもらえるのではないかと言うところで作りました。

やべー勢いですげー作り上げる

やべー勢いですげー盛り上がる・・・ではなく、かなり短期間で作り上げました。
余計なものを作らない(存在するものは自前で作らない)精神で、いろんなものをポンッと用意しました。

月曜に諸々始まって、金曜にはプレスリリースまでこぎつけました。
頑張ったので以下記事も見てほしい。

あと、特に次項で効率化出来たところを紹介するので、読んでくれた人の役に立つと嬉しいです。

特に効率化できたところなど

申込みはGoogle form

いまや法人が使う場合でもある程度市民権を得ていると思われるGoogle Formで申し込みを受け付けるようにしました。
自動返信の文面に、動的にURLを貼れるようにして、Stripeの決済URLを貼って送り返すようにしました。

決済はStripeのCheckout

Stripeの提供している決済用URLの発行を使い、自前でのUI構築を一切せずに決済を準備しました。
Stripeの管理画面で商品名や価格を設定するだけで、決済URLを発行できるのでとても便利です。

※本番用URLで決済テストをしてStripe側にやっちゃだめだよと言われたはナイショです。みんなは気をつけよう。

JSの実装をChatGPTで行った

こちらもかなり効率化出来た要因です。
主に動画サイトのURLの分解や、細かい挙動における関数群を7割位はChatGPT君にたのんで作ってもらいました。
もちろん送り込んではいけない情報は避けて。

  • 具体的なロジックや、入出力の指定を可能な限り明確に伝える
  • 間違ったコードを吐いたときは、具体的な不具合やエラーメッセージを伝える

を行えば概ね完成します。
あとは、書いてある内容を人間が見て理解することで完了。
「なんかしらんが動いてるから ヨシ!」では流石に怖い。
基本はChatGPTを人間だと思って扱うといいのかもと思いました。

本サービスの使い勝手について

とりあえずコード設置してスプレッドシートに書けば出てくる

タイトル通りですが、指定のJSを1行記載するだけで、あとはスプレッドシート管理となります。
実際のスプレッドシートはこんな感じで、掲載期間と動画のURLを貼り付けるだけで、調子良く動いてくれます。

スクリーンショット 2023-11-02 11.55.47.png

ね、かんたんでしょ。

Google Analyticsのクリックイベントに自動的に対応

Google Analyticsが導入されているサイトであれば、自動的にイベントトラッキングの情報を送るようにしています。
これにより、サイト上で動画が表示された回数がわかるようになっています🤘

ユーザーIDの認識もできるようにしてるので、既存サービスでも使いやすい

これはちょっと知識のいるパターンですが、任意にユーザーIDを指定して表示を管理することも出来ます。
既存のログインを伴うサービスで、そのユーザーIDを認識させるロジックも実は実装しています。

まとめ

  • 既存のサービスの組み合わせで、新しいサービスを1週間でリリースした
  • 「あった方がいい」は排除して、最低限の機能に絞ってシンプルなものを作った

特に導入のハードルが低く、ユーザーへのリーチを増やしやすいと考えています。
よろしければ使ってみてください。

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