GitHub Flowってなに?
GitHub Flow(ギットハブ・フロー)は、
「安全に・素早く・みんなで」 プログラムを作るための、
とてもシンプルなルール(開発の流れ)です。
どんなときに使うの?
- 1人でも、チームでも使える
- Webアプリやサービスを「こまめに更新」したいときにピッタリ
- 失敗してもすぐ直せる、安心な仕組み
基本の流れ(6ステップ)
-
mainブランチを最新にしておく
→ main(メイン)ブランチは「本番に出しても大丈夫な状態」にしておく -
新しいブランチを作る
→ 何か新しい機能や修正をしたいときは、mainから分けて「自分専用の作業場所(ブランチ)」を作る
例:git checkout -b feature/hello-world
-
自分のブランチで作業する
→ コードを書いたり、直したりする -
GitHubにプッシュする
→ 作業が終わったら、GitHubにアップロードする
例:git push origin feature/hello-world
-
Pull Request(プルリクエスト)を作る
→ 「mainに自分の変更を入れてもいいですか?」とチームにお願いする- ここで他の人がレビュー(チェック)してくれる
- 自動でテストも動く
-
レビューOKならmainにマージ!
→ 問題なければmainに取り込む(マージ)- すぐに本番に反映されることも多い
イメージ図
main
└─ feature/hello-world(自分の作業ブランチ)
↓
Pull Request
↓
レビュー・テスト
↓
mainにマージ
よく使うコマンド
コマンド | 何をする? | 例 |
---|---|---|
git clone <URL> |
プロジェクトをコピー | git clone https://github.com/xxx/yyy.git |
git checkout -b ブランチ名 |
新しいブランチを作る | git checkout -b feature/hello-world |
git add . |
変更をまとめる | |
git commit -m "メッセージ" |
変更を記録 | git commit -m "add hello world" |
git push origin ブランチ名 |
GitHubにアップロード | git push origin feature/hello-world |
どうして安全なの?
- mainは「いつでも本番OK」な状態を守る
- みんなが自分のブランチで作業するから、他の人の作業とぶつかりにくい
- Pull Requestで「レビュー」や「自動テスト」ができるから、ミスに気づきやすい
まとめ
- GitHub Flowは「小さく作って、みんなでチェックして、すぐ本番に出す」ための流れ
- 失敗してもmainは安全だから、安心してチャレンジできる
- チーム開発でも、1人開発でも、とても役立つ仕組み