この記事は ACCESS Advent Calendar 2018、10日目の記事です。
こんにちは! @diescake です。
突然ですが、私は MacBook + 1〜2 つのサブディスプレイを利用して開発することが多いです。
各々皆様こだわりあるかと思いますが、私の場合は手元の MacBook にはエディタ(VSCode)を Zen Mode
(フルスクリーン)で表示して、
その他ディスプレイに、ブラウザ、ドキュメント(Preview)、Slack、などなど、開発に必要なツールを表示しています。
そんな環境で、ちょっとストレスに感じていたことがありました。
TL;DR
凄い地味な hack だけど、MacBook とモニタを上下配置で利用している場合、境界を微妙にズラしておくことで、
— diescake (@phocaenidae) 2018年11月28日
フルスクリーンでコードを書いているときに、右上をタスクバーを表示するためのホットコーナーとして扱えるので割と便利である。 pic.twitter.com/MS1ldbqMjT
私の現場
さて…、TL;DR で既に完結してしまっているのですが、
これでは寂しいので水増ししていきますね。(╹◡╹)
実際に、会社ではこんな感じでディスプレイを配置しています。
(自宅の場合は、3枚ありますが位置関係は大体同じです)
MacBook をサブディスプレイと組み合わせて利用している人は、
物理的な制約上、これに近い前後型の配置を取る人は多いのではないでしょうか?
ともすると、直感的には下記のように MacBook のディスプレイとサブディスプレイを上下(vertical)に連結している人も多いものと推測します。
何が不便なのか?
コーディングをしているときに、
稀によくメニューバーや、システムトレイにアクセスしたくなると思います。
Zen Mode
の状態ではメニューバーは通常隠れている状態となりますが、
確認するだけ(例えば時間やネットワークとか)であれば、マルチディスプレイのメニューバーに視線をやれば十分です。
しかし、操作が必要な場合は、アナログにポインティングする必要があり、1
ディスプレイを上下で連結している場合は、ポインタが境界を通り過ぎてしまうため、
境界ギリギリの狭い領域をポインティングしないと、メニューバーがオープンになってくれないのです。
コードに集中している際に、突然繊細なアナログな操作を求められるというのは割と大きなストレスでした。
どう解決したか?
ディスプレイ境界をほんの少しずらして設定します。
わかりづらいと思いますが、右側の境界がほんの少しずれています。
こうすることで、 MacBook 側ディスプレイの右上隅をメニューバーを表示するためのホットコーナー のように扱えるようになります。
SS の通りほんの数px だけで十分なので、元々端を揃えている人にとっては、ほぼデメリットなく設定できると思われます。
また、左側をずらしても構いませんが、
メニューバーが表示された状態を維持しながらポインタを反対側へ移動するには、
決死の鉄骨渡りを成し遂げる必要がありますので、メニューの各種アイテム(左上)と、システムトレイ(右上)の利用頻度を考慮して決めると良いかもしれません。
終わりに
というわけで、ハックと呼ぶのもおこがましいくらいの 1 tip ですが、
身の回りで評判が良かった(気がする)ので紹介してみました。
追加インストールするツールや複雑な設定は一切ありませんので、
私と同様にちょっと煩わしく思った経験があれば、ぜひ試してみてください!
それでは、明日は @sylph01 さんです。お楽しみに!
参考文献
動作検証環境
- MacBook Pro (15-inch, 2016)
- macOS Mojave 10.14
- Visual Studio Code 1.29.1
- VX3276-2K-MHD-7 (31.5 inch)
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キー操作だとメニューバーは操作しづらい(要出典)ので、ポインタでの操作が快適になれば嬉しいな…、と。 ↩