Copilot 無料版用
この演習では、Microsoft.com/copilot の Business Chat (旧称 Bing の Microsoft Copilot) を使用して、発生している問題から課題を設定し、複数のフレームワークを用いた課題解決アプローチを生成してみます。
演習シナリオ
あなたは製造業で品質管理業務に従事しています。業務上、繰り返し発生する問題について解決策を模索している状態です。
- Microsoft Bing ホーム ページのページ上部に表示されるタブのリストで、[Copilot] を選択します。 これにより、Microsoft Copilot が開きます。
- これで、Copilot を使用する準備が整いました。 次のプロンプトを入力します。このプロンプトは、Copilot が Microsoft Copilot の Web コンテンツ プラグインを介してパブリック Web データにアクセスしてするように指示します。
- プロンプトは後日見直した際に内容がわかりやすいよう、4つの項目に分類して記載しています。
- 背景
- 命令
- 入力 """ """で囲む
- 出力
- プロンプト フィールドの下隅にある [送信] 矢印を選択します:
#背景
私は顧客に常駐しているITエンジニアです。
業務の課題解決を提案するコンサルタントを兼ねています。
顧客とのヒアリング結果から、業務問題を整理する必要があります。
#命令
発生している現象を整理してください。
その現象から推測できる潜在的な問題を示唆してください。
各項目に対し、その推測にいたった過程を3段落で記載してください。
#入力
"""
各種ノウハウが組織内共有にとどまり、全社に展開できていない。
"""
#出力
・現象の整理。
・潜在的な問題の推測を箇条書きで簡潔に記載、できるかぎりたくさん生成。
・推測にいたった過程を各項目あたり3ポイントで記載。
- 主な問題が出力に記載したとおりに生成されます。
- 問題は一覧化することが出来ましたが、課題整理のためロジカルシンキングのフレームワークを活用したいと考えました。
フレームワークを指定して課題解決へのアプローチ手法を生成してみます。
ロジカルシンキングフレームワークについては本演習では詳細な説明を実施しません。
次のプロンプトを実行します。
この分析結果すべてを、演繹法を用いて再分析してください。
出力形式は演繹法の解説に適したものを選択してください。
出力冒頭に、演繹法の説明を簡潔に、1行で記載してください。
別のフレームワークを試してみます。
この分析結果すべてを、帰納法を用いて再分析してください。
出力形式は帰納法の解説に適したものを選択してください。
出力冒頭に、帰納法の説明を簡潔に、1行で記載してください。
別のフレームワークを試してみます。
この分析結果すべてを、制約理論を用いて再分析してください。
出力形式は制約理論の解説に適したものを選択してください。
出力冒頭に、成約理論の説明を簡潔に、1行で記載してください。
- 制約理論の生成結果を用いて 次のステップに進みます。
- 問題を解決するための具体的な施策を生成してみます。
次のプロンプトを実行します。
分析結果を修正します。
改善策ごとに短期的施策(3か月以内に実行可能なもの)と
中期的施策(1年以内に実行可能なもの)を3ポイントで追加してください。
施策のアイデアが追加されました。
この生成結果をもとに、見えている問題の解決につなげる活動を始めてください。
この演習はこれで終了です。
みなさまの実業務にそって応用してみましょう。