###はじめに
pythonではリストの作成などの繰り返し処理を1行で表現できます。
###実行環境
pycharm 2021.2(python3.10)
###コード1
加算した数値の乗算したリストを作成します。通常の書き方と内包表記の違いを見ていきます。
l = []
for i in range(1, 11):
l.append(i ** 2)
print(l)
実行結果>>>[1, 4, 9, 16, 25, 36, 49, 64, 81, 100]
内包表記の例
[i ** 2 for i in range(1, 11)]
#####一応解説
rangeメソッドを使用してリストを作成。
内包表記では操作対象のリストを表す変数、また、appendメソッドを書くことなく、繰り返し対象とリストに追加される内容を記述するだけでリストを作成することができます。
###コード2
リストを組み合わせて辞書を作成します。
pets = ['dog', 'cat', 'bird']
petList = {}
for pet in pets:
petList[pet] = len(pet)
print(petList)
実行結果 >>>{'bird': 4, 'dog': 3, 'cat': 3}
内包表記の例
pets = ['dog', 'cat', 'bird']
{p: len(p) for p in pets}
#####一応解説
リストpetsの各要素を辞書のキー、要素の文字列長を値とする辞書を作成しています。
今回はここまで。