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目的
データ分析基盤開発において、エンドユーザーがデータを実際に連携させて使う製品を理解するため
BIとは
Business Inteligence
大量のデータを処理・分析して可視化し、組織の意思決定に役立つ知見を得るための手法
BIの利用背景
ビックデータの存在
- 組織が保有・蓄積するデータが急激に大型化している
- Webサイト、アプリ、SNS、POS、IoT行動データ、実店舗購買情報、CRMなどの連携
- 正確で精緻なデータを取得できる
業界問わずBIは利用されるがWebマーケティングにおいても相当する
BIの目的
大別すると2つ
抽象的でいうと「集計」と「発見」のため
具体的にいうと「レポーティング」と「データディスカバリー」のため
レポーティング
ステークホルダーに定期的にアップデートされる定型のレポートを共有すること
- 分類されたデータをまとめてレポート化すること
- 集計型分析
データディスカバリー
合目的性の高い対策を発見すること
- 事業活動における課題を解決すること
- 発見型分析
BIの対象
データに囲まれた業界の分析者
- 医学の研究者
- 社会学の研究者
- 生産技術の研究者
- Webマーケター
BIを利用するWebマーケターの業務
大きく3つ
- 日々のKPIやKGIに異常が起きていないかの確認
- マーケティング施策の考案、実施
- マーケティング施策結果に対する説明
BIのソリューション
「分析時間の短縮」と「質の高い分析」の両立
- Webマーケターの高いレベルの業務を行いたいが、かけられる時間には限りがあるというジレンマを解消する
- システム部門に依存せず、Webマーケター自身が準備可能なデータを利用可能にする
- 一度「ダッシュボード」を作成すれば、データの自動更新でレポートが完成する
ポイント
- 準備可能なデータはデータソースに接続して取得する
- 新たにデータを入力するのではなく、もともとあるデータに接続する
- 大きく分けると「ファイル」と「サーバー(DB)」
BI製品例
- Tableau
- Amazon QuickSight
- pacy
書籍情報
Tableau ビジュアルWeb分析
木田和廣 (著), できるシリーズ編集部 (著)
https://amzn.to/2HRHx4S
雑感
データ分析基盤の側面からみると、準備可能なデータを用意することが業務
BIを利用したい、作ってもらいたい側面からだけみると見えずら層